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ローカル山だより/ローカル山だより・みすみすみ体験!SDGsを体感!

ページ番号:0102120 更新日:2022年1月4日更新

みすみすみ体験!SDGsを体感!~「炭焼き」「焼き鳥」教室を開催~

 令和3年11月14日(日曜日)、滝坂公会堂(長門市三隅上)において、都市住民26名(大人17名、子ども9名)が炭焼き体験として出炭を行いました。
 これは、都市住民に森林の重要性等を体感してもらい理解を深めてもらうため、三隅林業研究グループ(会長:山本英雄)と長門やきとり横丁連絡協議会(会長:青村雅子)が協働で開催したものです。
 はじめに、三隅林業研究グループから「森林の多面的機能」について説明があり、森林整備の必要性を学びました。
 その後、炭焼きの工程が紹介され、参加者と出炭の作業を行いました。
 次に、地域おこし協力隊(焼き鳥担当)から「燃料も含めた地産・地消」について説明があり、食の安心・安全について学びました。
 参加者は三隅産の炭を使って、焼き鳥を体験しました。
 最後に、一連の流れで出る灰を活用する取り組みとして、肥料や藍染めが紹介されました。三隅の灰を活用し藍染めを行っている藍と愛の会より、藍染めの工程について説明があり、作品が紹介されました。藍染めには灰汁が必要ですが、昔は簡単に手に入っていた灰が入手困難とのことでした。
 また、カシの灰が一番適しているそうです。
 参加者からは「森林の大切さが分かった」、「次回は炭作りも体験したい」との感想があり、有意義な時間を過ごしたようでし。炭を起点とした循環利用について、「炭の手触りや音」、「焼き鳥の味や香り」、「藍染めの美しさ」など一通りの体験をすることにより、森林の大切さやSDGs(持続可能な開発目標)の必要性が五感を通して参加者の心に残りました。
 三隅林業研究グループは今後も都市住民との交流を図り、関係人口の創出に取り組みます。

炭窯前でチェンソー見学の画像
​炭窯前でチェンソー見学

御礼を込めて、山に灰をお返し
御礼を込めて、山に灰をお返し間伐体験