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スマート林業関係・第2回やまぐちスマート林業実装加速化協議会研修会を開催しました
林業の採算性の向上や労働安全対策に資するスマート林業技術の現場実装に向けて、令和3年12月22日に「第2回やまぐちスマート林業実装加速化協議会研修会」を開催し、林業事業体、行政機関の職員約70名が参加しました。
山口県西部森林組合と下関農林事務所の講演では、森林組合職員と林業普及指導員が連携してスマート林業を担う人材の育成や導入した機器を用いた現場実践を精力的に行っていることが紹介され、他の林業事業体での今後の実装に向けた取組の参考になりました。
また、株式会社森林環境リアライズの講演では、林業労働災害の発生要因と防止対策について、具体的な労働災害事例を交えた講演をいただき、労働安全対策の重要性を再認識することができました。
講演後には、労働安全対策に係る装備・機器を取り扱う企業5社による展示・体験会を開催し、研修会出席者がそれぞれのブースにおいて、防護装備、アシストスーツ、繊維ロープ等を実際に手に取って商品の性能を確かめたり、VRシミュレータによる労働災害発生状況の疑似体験等行いました。
県では、今後もスマート林業技術の現場実装の推進を図るため、様々な取り組みを進めてまいります。
研修会の様子(1) 研修会の様子(2)
VRシミュレーターの体験 アシストスーツの試着