本文
やまぐちスマート林業技術導入の手引きについて
策定の趣旨
本県では、森林施業の効率化や木材の安定供給体制の構築のため、平成30年度から令和2年度の3ヶ年でスマート林業技術の実証に取り組みました。
この取組では、森林資源の把握の効率化や高精度化のための各種レーザ計測技術の実証や、木材生産の効率化のためのICT(情報通信技術)対応型の高性能林業機械や日報管理システムの実証、原木サプライチェーンマネジメントシステムの構築など、様々な技術や製品の実証を行い、性能や導入効果等を確認しました。
また、令和3年度からは、林業事業体が、森林資源の把握から、主伐、再造林までの各作業段階において、スマート林業技術を実際の現場にワンパッケージで導入・試用して、操作技術の習得や導入効果の検証に取り組んでいます。
今後は、これまでの取組成果を踏まえ、林業事業体へのスマート林業技術の本格的な導入(実装)を進めていくことが重要であることから、県でこれまでに実証した各種スマート林業技術を紹介する手引きを策定することとしました。