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やまぐち森林づくり推進協議会・平成19年度開催状況
平成19年度やまぐち森林づくり推進協議会の開催
山口県では、荒廃が深刻化している森林を適正に維持・管理し、県民共有の財産として次世代に引き継いでいくため、森林の整備を目的とした「やまぐち森林づくり県民税」を平成17年度に導入しました。
この森林づくり県民税関連事業の実施などに当たっては、県民の皆様のご意見を反映するため、学識経験者や公募委員などで構成される「やまぐち森林づくり推進協議会」のご意見をお聞きしながら進めています。
第1回協議会の開催内容
1 日時
平成19年5月31日(木曜日) 午前10時から午前11時40分まで
2 場所
山口県庁4階 共用第4会議室
3 概要
(1)やまぐち森林づくり県民税の概要とこれまでの取組みについて
やまぐち森林づくり県民税の概要と平成18年度までの2年間の取組みについて報告を行いました。
(2)平成19年度事業実施計画について
各事業の平成19年度実施計画について説明し、計画どおり進めることで了解を得ました。
(委員の主な意見)
- 周知率が34.3%とお聞きしたが、都市部と郡部の格差があるということで、差しさわりのない範囲でどれくらい差があるのか具体的に教えていただきたい。
- 森林づくりの活動についても企業を何らかの形で取り込んでいく必要があると思っているが、その点に関して検討されているものはあるのか。
- この場にいる委員とあるいは周辺の方々と力を出し合いながらやっていくと、非常に良い周知活動になるのではないのかと思う。
平成19年度やまぐち森林づくり推進協議会第1回資料 (PDF:2.12MB)
第2回協議会の開催内容
1 日時
平成19年9月13日(木曜日) 午前10時から午前11時35分まで
2 場所
山口県庁4階 共用第4会議室
3 概要
(1)平成18年度やまぐち森林づくり県民税関連事業実績報告について
平成18年度事業実績及び税収額を報告し、剰余金12,639千円について、平成20年度事業で対応することで了承を得ました。
(2)やまぐち森林づくり県民税関連事業評価システムについて
学識経験者で構成する「事業評価システム検討委員会」を設置し、具体的な評価項目や評価方法の検討を行うことについて、了解を得ました。
(委員の主な意見)
- 竹繁茂対策については、地域の要望も多く、県民の目にも触れやすく理解されているので、今後とも継続して実施していく必要があるのではないか。
- 既に県民税を導入しているところは、税の導入期間をどのように設定されているのか。また、期間の満了を迎えているところはあるのか。
- 税関連事業の評価システムを作られたところはあるのか。事業の評価は大変だと思うが、是非、評価システムを作ってほしい。
- 事業の効果を県民にわかりやすく示すため、評価システムを検討されるとしているが、この見せ方が大切である。この点はどのように考えるのか。
平成19年度やまぐち森林づくり推進協議会第2回資料 (PDF:9.43MB)
第3回協議会の開催内容
1 日時
平成20年2月21日(木曜日) 午前10時から午前11時50分まで
2 場所
山口県庁4階 共用第2会議室
3 概要
(1) 平成20年度事業計画について
平成20年度事業計画の説明を行い、計画どおりに進めることで了解を得ました。また、平成18年度事業費剰余金13,047千円については、竹繁茂防止緊急対策事業に全て充当し、繁茂竹林の整備を行うことで了解を得ました。
(2) やまぐち森林づくり県民税関連事業評価システムについて
税関連事業の効果を検証するための「やまぐち森林づくり県民税関連事業評価システム」について説明し、この評価システムにより、次年度、現地調査・分析を行い、税関連事業の効果をとりまとめることで了解を得ました。
(委員の主な意見)
- 平成17年度に竹の全伐を行った箇所はどのような状況なのか。
- レポートなど目に見えるものも重要であるが、参加型の周知活動を行ってみてはどうか。
- システムで評価したものを、県民に解りやすくどのように周知していくのか。
- 魚つき保安林等海岸林整備事業などは、海や川をきれいにしていることを評価するべきではないのか。
- 森林所有者は、40%の間伐率に躊躇しているが、これまでの実績からも40%の間伐は問題ないことをもっと周知すべきである。