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森林作業道研修を開催しました。(森林整備課)
平成29年度 森林作業道研修を開催(森林整備課)
山口県では、森林資源の成熟にともない、伐期を迎える人工林が増加する中、木材を効率的に供給していくための基盤づくりとして、森林作業道の整備を推進しています。
森林作業道の整備にあたっては、継続的に利用できるよう、適切な路線計画のもとで安全な箇所に効果的に開設する必要があります。
このため、森林作業道の開設に携わる市町や森林組合等の職員を対象に、開設に必要な知識の習得を目的とした森林作業道研修を平成30年2月13日(火曜日)から2月14日(水曜日)の2日間にわたり開催したところ、43名の参加がありました。
研修では、森林作業道開設の基準等を定めた「山口県森林作業道作設指針」及び「山口県森林作業道開設基準」に関する講義や、線形計画の演習のほか、平成28年度に宇部市で開設された森林作業道において現地検討を行いました。
演習では、参加者がグループに分かれ、曲線設計や森林資源の配置状況など、様々な視点を考慮した線形計画を検討し、グループごとに発表しました。
また、現地検討では、開設された作業道の良い点や改善点等について意見が活発に交わされました。
県では、引き続き、作設指針等に沿った指導を行うとともに、木材を効率的に供給していくための基盤づくりとして森林作業道の整備を推進してまいります。
山口県森林作業道作設指針及び開設基準の講義
既設作業道における現地研修