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山口県西部森林組合が主伐-再造林実践研修を実施しました
今年度、山口県西部森林組合が県の事業を活用して主伐-再造林実践研修を実施しました。
この研修は、大型の高性能林業機械の導入による「木材生産量の増大、生産性の向上」及び「労働強度の軽減」を目的に実施したものです。
主な研修内容は次のとおりです。
- 生産性、工程管理等に関する学習会
- 施業集約化、路網整備の検討
- 地上レーザ計測器OWL(注)による森林資源調査
- 先進事業体視察
- 大型機械(0.45立方メートルクラス)による主伐-再造林一貫作業実践
- 研修成果検討会
この研修の成果として、森林組合が大型機械の効率性・安全性を実感するとともに、従来作業システムより生産性を大幅に高めることができ、今後の主伐-再造林の取組へのはずみとなりました。
また、この研修の成果及び課題の分析や今後の取組についての成果検討会で、今後は施業集約化や路網整備等の課題に取り組み、さらに木材供給力を強化していくことを確認しました。
(注)レーザ光を使って複雑な地形、立木の状況を高速、高精度で立体的に計測する機器
主伐―再造林実践
研修会成果検討会
研修の詳細についてはこちら
→山口県西部森林組合による主伐―再造林実践研修について~木材生産力強化に向けて~(PDF:416KB)