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3次元レーザスキャナによる森林資源解析デモンストレーションを実施しました

ページ番号:0022675 更新日:2021年11月1日更新

趣旨

素材(原木)を安定的に生産・供給するには、より正確な原木生産計画を立てることが必要となり、そのためには、森林資源情報を効率的かつ高精度に把握することが重要となります。
3次元レーザスキャナは、林内に設置した測量器具から1秒間に最大100万回レーザーを発射し、その反射波を解析することで、立木1本1本の胸高直径や樹高、材積を高精度に把握することができる技術で、現在、全国で注目されています。
この最新技術である3次元レーザスキャナを活用し、森林情報を詳細に把握し、活用する手法について、県内の林業事業体等を対象に広く紹介し、次世代型林業へ向けた取組の周知・啓発を図るためのデモンストレーションを開催しました。

日時

平成28年1月26日(火曜日)、27日(水曜日) 13時~16時

場所

  • 美祢農林事務所 会議室(1月26日)
  • 山口県東部森林組合 会議室(1月27日)

講師

(株)woodinfo 中村裕幸、飯田富和子

参加者

森林組合等林業事業体職員、県農林事務所林業普及指導員等40名

内容

講師である(株)woodinfoの中村氏から、まず最初に講義を行い、3次元レーザスキャナの原理や使用機器、測量・解析の手順、その解析したデータから得られる詳細な立木情報や地形情報についての説明を受けました。
また、それらの情報を活用する手法として、どのような造材をすれば最も収益が上がるのか、どのような作業道を開設すればよいのかを、シミュレーションできる技術などについても紹介していただきました。
最後には実際に現地で、3次元レーザスキャナによる測量方法や解析結果の確認も行い、参加者の皆さんは、初めて見る最新技術に驚くとともに興味を深めた様子でした。
県では、森林・林業活力強化プロジェクトの推進と次世代型林業へ向けた取組として、今後も様々な技術について情報提供を行っていくこととしています。

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