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森林・林業活力強化プロジェクトの概要
はじめに
県内のスギ・ヒノキ人工林面積は、県土面積の約1/4にあたる15万2千ヘクタールに及び、現在、その6割以上が、木材として本格利用可能な時期を迎えています。
また、国産材を専門とする製材工場や合板工場の大型化、全国各地に立地する森林バイオマス発電施設の本格稼働が進む中、需要に応じた原木の安定供給が求められています。
このような背景のもと、本県の林業は、造成主体から生産・利用型経営へと転換すべき段階に入ってきています。
県では、県産木材の生産・供給力の向上と森林資源の循環利用を促進するため、平成27年度から「森林・林業活力強化プロジェクト」に取り組んでいます。
※平成25年度、26年度は「森林整備倍増プロジェクト」として取り組んできましたが、平成27年3月、県の総合計画「元気創出やまぐち!未来開拓チャレンジプラン」の策定に伴い、内容を見直し、平成27年度から「森林・林業活力強化プロジェクト」として再スタートしました。