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ローカル山だより/ローカル山だより・女性のための安全作業研修会の基礎編を開催
山口県林業研究グループ連絡協議会は、平成31年1月16日(水曜日)、女性のための安全作業研修会の基礎編を行いました。
林業女性の労働災害防止と安全意識の向上のため、チェーンソーの安全対策、基本的な点検・操作方法など林業機械の使用に関する技術習得を目的とし開催しました。
参加者は一般公募による13名です。
最初に、林業技士の熊井稔氏より、チェーンソーを使う際の安全な作業方法について、説明を行いました。
チェーンソーによる労働災害は主に(1)キックバック、(2)自傷、(3)騒音、(4)振動、(5)チェーンが切れることによるものが挙げられ、それぞれの労働災害に対する安全確保を指導されました。
その後、熊井稔氏と藤井幸夫氏の指導のもと、受講生が普段使用しているチェーンソーの日常点検を行いました。
チェーンソーが動く仕組み((1)混合油、(2)オイル、(3)電気、(3)空気)に基づき、点検整備項目のご指導をいただきました。
「所有林を手入れするため、チェーンソーの使い方を学びたい。」と、研修に参加した女性は熱心に受講しておりました。
本協議会では、今後もこの取り組みを継続することで、林業女性の労働災害防止と安全意識の向上を図ります。女性が林業技術を身に付けることで、森林・林業の分野が活性化されることを期待しています。