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ローカル山だより/ローカル山だより・女性のための安全作業研修会の実践編を開催

ページ番号:0022922 更新日:2021年11月1日更新

 山口県林業研究グループ連絡協議会は、林業の担い手の育成確保を目的に、平成31年1月23日(水曜日)、女性のための安全作業研修会の実践編を行いました。
 林業女性の労働災害防止と安全意識の向上のため、チェーンソーの安全対策、基本的な点検・操作方法など林業機械の使用に関する技術習得を目的とし開催しました。
 参加者は一般公募による15名です。

 実習では、林業技士の熊井稔氏、藤井幸夫氏を講師に、まずチェーンソーの目立てについて、説明が行われました。
 主な指導内容としては、(1)目立てに使用するヤスリは3回までとする。(2)目立ては4点(角度、長さ、高さ、正しくヤスリを当てる)に注意する。(3)全ての刃の長さと角度を揃える。
 特に右側と左側の刃で差が出やすいので注意する(内側は力が入るため、外側は親指を使う)。
 作業効率や安全性に影響があるとの説明があったため、受講生は集中して普段使用しているチェーンソーの目立てを行っていました。

 その後、安全な作業方法(服装等)やチェーンソーの使い方や3種類の丸太の伐り方((1)背伐、(2)腹伐、(3)突っ込み伐)をご指導いただきました。
 受講生は、チェーンソーの刃の動かし方、力の入れ方を反復練習しました。

 本協議会では、今後もこの取り組みを継続することで、林業女性の労働災害防止と安全意識の向上を図るとともに、女性が林業技術を身に付けることで、女性ならではの感性・視点による提案がなされ、森林・林業の分野が活性化されることを期待しています。

チェーンソーの目立てチェーンソーの使い方