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ローカル山だより/ローカル山だより・三隅林業研究グループが森林体験学習を実施
平成31年2月15日(金曜日)、三隅林業研究グループ(山本英雄会長)が、長門市立明倫小学校の4年生(26名)と長門市立浅田小学校の4年生(13名)を対象に森林体験学習を実施しました。
これは、次代の担い手となる子供たちに、ふるさとの森林の大切さやそれを支える林業の重要性などを理解してもらうために実施されたものです。
当日は、グループの会員9名が両校を訪れ、会員が前もって準備していた原木を用いて椎茸の駒打ち(植菌)体験を指導しました。
児童たちは、山本会長から椎茸の栽培や管理の方法などの説明を受けた後に、会員の指導を受けながら、ドリルで原木に穴開け、その穴に椎茸の種駒を置き、木槌で叩いて植菌作業を行いました。
植菌が済んだ原木には、児童が手作りの名札を取り付け、校内の木陰に運んで伏せ込みました。
伏せ込んだ原木は、椎茸の発生が始まる6年生の時に、各自が持ち帰って自宅で管理することにしています。
体験を終えた児童からは、「初めて駒打ちをして、ちゃんとできたのでうれしかった。」、「駒に白いものが付いていて、それが椎茸の菌だと教わった。」などの感想が聞かれました。
山本会長の説明(浅田小)
会員の指導で植菌作業(明倫小)