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ローカル山だより/ローカル山だより・「少花粉スギのコンテナ苗の植栽研修」を実施

ページ番号:0022943 更新日:2021年11月1日更新

 萩市川上字碁盤ヶ嶽麓で、平成31年3月12日(火曜日)に林業普及職員及び萩市地域おこし協力隊で林業に関する取組を行っている平田氏の7名で、少花粉スギのコンテナ苗を120本植栽しました。
 林道から植栽場所の約80mにコンテナ苗や竹の支柱、クワや植栽器(ディブル)等を人力で運搬しましたが、傾斜のある場所なので大変でした。
 やはり、主伐-再造林一貫システムで林業機械を使って、苗木やその他の資材を運ぶのが一番効率が良いことを、改めて認識できました。
 そして、植栽の際に、植栽器による植栽と、クワによる植栽と、どちらが植えやすいか検証しました。
 植栽器は石等の障害物がある場所では、上手に刺さらず苦戦しますが、それ以外の場所では、簡単に植栽する穴を開けることが出来、1本を植えるのに30秒程度で植えることができました。
 クワの場合は、ひとクワ植えとはならず、複数回植え穴を掘って1本植えるのに約2分かかりました。
 平らな場所では、植栽器、傾斜のある場所では、クワが使い易いように感じ、条件次第で、植える手間が異なり貴重な体験をしました。
 なお、今回植栽した場所では、コンテナ苗の成育状況や下刈の省力化について試験することとしています。

植栽器での植樹状況の画像
​植栽器での植樹状況

植栽状況の画像
植栽状況