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ローカル山だより/ローカル山だより・林業即戦力短期育成塾を開講しました
林業指導センターでは、令和元年5月9日(木曜日)に、やまぐち森林担い手財団の垣村理事長を来賓にお招きし、「林業即戦力短期育成塾」を開講しました。
この研修は、本県の成熟した森林資源の循環利用に向け、地域林業の中核である林業認定事業体等に林業の担い手を確保するため、木材生産に必要な知識と技能を兼ね備えた即戦力となる人材を育成することを目的としており、本年度は新規就業希望者等12名の研修生が集いました。
研修生は、これから10月までの間(延べ60日間)で、木材生産に必要な資格取得をはじめ高性能林業機械の基本操作の習得や、先進的な事業体での実践研修を集中的に受講し、木材生産に必要な知識と技能の習得を目指します。
研修初日は、開講式に続き県森林企画課及び森林整備課職員より本県林業の課題や対応、素材生産の基礎知識を学習したのち、木材生産現場を視察しました。
現場視察では、複数の高性能林業機械が同時に作業する様子の見学や、操作体験を行い、これらの機械を安全かつ効率的に運用することの重要性など、様々なアドバイスをいただき、研修生は熱心に耳を傾けていました。
本県林業の成長産業化に向けては、彼ら研修生の力が必要なことからも、この研修を通じ、即戦力となる現場技能者の育成が図られ、今後、各事業体において牽引役となることが大いに期待されます。
開講式
木材生産現場の視察