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ローカル山だより/ローカル山だより・山口農業高等学校の1年生が森林・林業インターンシップに取り組みました!
山口県林業研究グループ連絡協議会は、県立山口農業高等学校環境科学科の1年生を対象に、森林の役割や林業の重要性に対する理解を深め、林業・木材産業分野への就業を促進するため、令和元年6月25日(火曜日)にインターンシップに取り組みました。
環境科学科の生徒は、秋ごろにコース分けを控えており、自身の進路を考えた上で「森林資源」と「農業土木」のいずれかのコースを選択します。
このため、今回は、生徒たちのコース選択に際しての参考にと、森林企画課職員が山口農高を訪れ、林業の就業についての講義を行いました。
講義では、森林組合や林業事業体の仕事の内容、山口県の森林資源の現状など様々な内容について説明しました。
森林企画課職員からは、本県の森林の多くが伐採期に達し、森林・林業が大きな転換期を迎えていること、林業活性化には若者の力を必要をしていることなどを呼びかけ、生徒は熱心に耳を傾けていました。
講義の後の質疑では、生徒たちから「高性能林業機械の操作は難しいのか」、「体力が必要か」等、多くの質問があり、林業への就業に関心を持ってもらえたようです。
山口県林業研究グループ連絡協議会では、県と協力し、今後もこの取り組みを継続することで、本県の森林・林業への理解が進むとともに、生徒たちが、将来の森林・林業の担い手として活躍してくれることを期待しています。
講義:林業の就業先について