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ローカル山だより/ローカル山だより・三隅林業研究グループが森林体験交流学習を実施
長門市立明倫・浅田小学校が合同で森林体験交流学習を実施
令和元年10月10日(木曜日)長門市三隅中の竹林において、三隅林業研究グループ(山本英雄会長)が長門市立明倫小学校の5年生(26名)と、長門市立浅田小学校の5年生(13名)を対象に森林体験交流学習を実施しました。
これは、次代の担い手となる子どもたちに、森林の大切さやそれを支える林業の重要性などを理解してもらうために実施されたものです。
秋晴の当日、両校の児童が明倫小学校に集合し、開会式を行った後、現地会場である会員が所有する竹林まで、徒歩で移動しました。
会長のあいさつの後、農林水産事務所の職員がタケの種類や利用についての話を行い、その後各班に分かれて昼食に使う器や箸を作るタケの伐採を、林研会員の指導を受けながら行いました。切り出したタケを慣れない手つきでしたが、上手に食器と箸を作ることができました。
続いて、各班でのバームクーヘンを作りです。林研会員からタケに生地を付けてもらい、炭火の上でタケを回しながら根気よく繰り返し焼き、立派なバームクーヘンができました。
その他、林研会員によるポンポラ飯の実演や、焼き鳥とタケノコの煮しめが振舞われ、自分で作ったタケの食器と箸で、タケづくしの昼食を堪能しました。最後に、林研会員に感謝の言葉を伝えて現地会場を後にしました。
この行事は、体験学習に加え両校の交流が図れることから、先生方も毎年楽しみにされているようです。
タケの伐採
バームクーヘンづくり