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ローカル山だより/ローカル山だより・R1徳佐小学校で森林体験学習を実施
阿東林業振興会が徳佐小学校で森林体験学習を実施しました
阿東林業振興会では森林の大切さやそれを支える林業の必要性を知ってもらうことを目的に、山口市立徳佐小学校の3年生児童10名を対象にした森林体験学習を令和元年10月10日(木曜日)と10月17日(木曜日)の2回にわたり実施しました。
1回目は、実際に山林に入っての間伐体験です。まずはじめに、振興会員によるチェーンソーを使った伐採を見学しました。その後、伐った木の長さを測り、全員で伐採木を抱えて重さを実感しました。また、切り株の年輪を数えたり、手で触ってみたりと熱心に観察しました。
次は、児童自らがノコギリを使って木を伐ります。子ども達には大変な作業ですが、振興会員の指導を受け、交代しながら切り倒すことができました。
また、山口北部木材センターの見学を行い、大型チッパーで大きな丸太がチップ化される様子を見学し、児童はその速さに驚いていました。
2回目は阿東地域の木材を使ったペン立ての作成です。ノコギリを使って長い棒を伐るのに少し苦労しましたが、その後はどの児童も木工ボンドを上手に使い、予想以上に早く組み立てることができました。ペン立てに思い思いにビーズや毛糸を貼り付けるなどして個性あふれるオリジナルの作品ができあがりました。
学校の周りや家の近くにある森林の大切さや木で遊ぶ楽しさをあらためて感じてくれたことと思います。
大型チッパーのチップ化にびっくり
ペン立て 完成!