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ローカル山だより/ローカル山だより・周南市立櫛浜小学校で森林体験学習を実施
徳山グリーンサークルが周南市立櫛浜小学校で森林体験学習を実施!
令和元年12月12日(木曜日)に周南市立櫛浜小学校において、5年生の児童62名が丸太切りや椎茸の駒打ちを体験しました。
これは、次世代を担う子どもたちに、ふるさとの森林の大切さやそれを支える林業の役割などについて理解を深めてもらうために、林業研究グループ「徳山グリーンサークル」(松原近志会長、会員数14名)が「森林体験学習」として行ったものです。
まずは、体育館で指導者から「森林の役割」や「原木椎茸の栽培方法」についての説明を受けると、児童達からは「1本のクヌギからどのくらい椎茸が生えるの?」など、熱心な質問がありました。
次に、屋外に出て、用意された10種類の樹木から好みの樹種を選んで丸太切りを体験しました。続いて、自分たちで輪切りにした木片を水槽に浮かべて、木の比重の違いを観察しました。浮かぶ樹種もあれば、底まで沈みそうで沈まない・・・木片を水槽に入れるたびに児童達から大きな歓声があがりました。
最後は、クヌギの原木にドリルで穴を開けて、椎茸の駒打ちを体験しました。
ドリルで勢いよくクヌギに穴が開く様子に驚いた様子の児童達でしたが、かなづちを使って空いた穴にコンコンとリズム良く種駒を打ち込んでいました。
種駒を打った「ほだ木」は、校内の木陰に全員で運びました。運んだ場所の側には、先輩達が2年前に種駒を打った「ほだ木」から、たくさんの椎茸が発生していました。
みんなが育てた原木椎茸は調理実習などで味わうそうです。
「みんな見てて~、浮かべるよ~」
椎茸ドリルの音と勢いにびっくり!