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ローカル山だより/ローカル山だより・R2和木町里山研究会が和木小学校で森林体験学習を実施
令和2年2月13日(木曜日)に和木小学校の中庭で、和木町立和木小学校の4年生73名が原木への穿孔やシイタケ駒打ち作業等を体験しました。
これは、次代を担う子どもたちに、森林の大切さやふるさとの林業の重要性を体感し、理解を深めてもらうために実施しています。
はじめに、林業研究グループ「和木町里山研究会」の明本会長から里山・森林の働きとシイタケについてのお話を聞いた後、昨年の4年生が作成した原木を移動させました。
その後、会員から原木への穿孔作業の説明をした後、希望する児童が穿孔作業を体験しました。児童は慣れない手つきで両手でドリルを持ち、ある子は恐る恐る、ある子は勢いよく原木横一列に穴を空けていました。
次に種駒(成型駒)の打ち方の説明を受けた後、2人一組に分かれ原木を運び、成型駒を一つ一つ丁寧に手で押し込んでいきました。40本あった原木に空けられた穴はみるみるうちに種駒で埋められていきました。完成した原木は児童が伏せ込み場所まで運び、積んでいきました。
最後に会長から原木への水やり等の管理について、児童に説明がありました。
児童たちは、初めてのドリルを使った穿孔作業や友達と協力して駒打ちを進めていき、シイタケの原木を完成させました。自分たちで作った原木から収穫されるシイタケを楽しみに、森林体験学習を終えました。
見守られながら穿孔作業体験
友達と協力して駒打ち体験