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ローカル山だより/ローカル山だより・長門市立油谷小学校児童がシイタケの植菌作業を体験
油谷林業研究会が長門市立油谷小学校で森林体験学習を実施しました!
令和2年2月18日(火曜日)に長門市立油谷小学校において、4年生20名が「森林体験学習」でシイタケの植菌作業を体験しました。
これは、次代を担う子供たちに森林の大切さや林業の重要性を体感し、理解を深めてもらうために、林業研究グループ「油谷林業研究会」(会長:松田昭洋)が指導したものです。
はじめに、会員から「水の循環における森林の重要性」について説明があり、森林の大切さを学びました。さらに、スギ・ヒノキ・マツ・ケヤキ・シイノキの葉、シイタケ、どんぐり、松ぼっくりを実際に触ってみたり、匂いをかいでみたり、振って音を聞いたりし、子ども達は色々な感覚を使って森林を感じていました。シイタケ料理のレシピの紹介もあり、五感で森林の恵みを感じられる学習内容でした。
次にドリルの使い方、シイタケ菌の種駒の打ち方について説明を受け、会員の指導を受けながら、原木にドリルで穴をあけ、木槌でシイタケ菌の種駒を打ち込みました。さらに、自分で植菌した原木からシイタケを収穫できるよう、事前にかまぼこ板で製作した名札を付けました。
この日に駒打ちした原木からは、約2年後の6年生の秋にシイタケが収穫できる見込みです。参加した児童からは「森林の大切さが分かった」「2年後が楽しみ!」との感想があり、有意義な時間を過ごしたようでした。
森林の大切さや学校の思い出が、五感を通して子ども達の心に残ることを期待しています。
シイタケを初めて触る子も
シイタケの駒打ち