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ローカル山だより/ローカル山だより・R2阿武萩森林組合が“主伐-再造林に係る勉強会”を実施
現在、阿武萩森林組合では、木材生産量の拡大と循環型林業経営の確立に向け、“主伐-再造林”に取り組んでいます。
令和2年2月28日(金曜日)、“主伐-再造林に係る勉強会”を、阿武萩森林組合10名と萩市2名、萩農林水産事務所職員5名の計17名で実施しました。
今回は、次の内容について、報告や検討を行いました。
- 今年度の取組状況と来年度の取組について
今年度実施した“主伐―再造林”や萩市有林で実施している植栽試験などについての説明を行いました。 - 主伐生産団地の設定について
主伐生産団地の施業を実施していくためには、“路網整備”や“主伐―再造林や間伐”といった施業を計画的に実施していく必要があります。
今回は、参加者に4グループに分かれてもらい、団地化する場所の図面を見ながら、路網整備や主伐、再造林といった施業実施量の把握と実施スケジュール(案)を作成する研修を行いました。 - ドローンの活用について
ドローンで撮影した写真で得られる情報等の説明を実施した後、県森連の土場でドローンの自動飛行を実施しました。
その後、国や県のドローン活用の方針を説明しました。
阿武萩森林組合では、平成30年度から“主伐-再造林“に取り組み、今年度からは集約的な施業実施に取り組んでいます。
また、来年度からは、本格的に主伐生産団地での施業がスタートします。
引き続き、円滑な施業地確保や計画的な施業実施に向けた勉強会を開催するとともに、施業の省力化、生産性の向上に取り組んでいくこととしています。
勉強会の様子
ドローンの活用
主伐生産団地の設定を含む萩市の森林・林業に関する取組みについてはこちら
→ 次世代まで幸せになる林業を目指して(萩市農林水産部 林政課)(PDF:561KB)