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ローカル山だより/ローカル山だより・R2「25世紀の森(カヤ林)」で保育作業を実施
令和2年11月26日(木曜日)、田床山(萩市大字椿東)のカヤ林「25世紀の森」(約0.1ha)において、萩地区の林業研究グループ「萩育林会」(会長:堀 忠行)の会員9名が下刈りや枝打ちなどの保育作業を実施しました。
この森は、平成13年に前身団体「萩みどり会」が、福栄地区の願行寺のカヤ(立木薬師如来像)の種から育てた苗を植えた造林地です。上木がスギとアカマツの複層林となっています。それを平成24年から萩育林会が引き継いで、作業を続けています。
当日は2班にわかれ、林内の下刈りとカヤの木の枝打ち作業を行いました。例年は夏に作業を行っていましたが、今年はコロナ禍の影響でこの時期の実施となりました。1時間という短い時間でしたが、林内は見違えるようにすっきり。
会員からは、「カヤ林が気がかりだったので、作業ができてよかった。これで年が越せる」「みんなの顔を見て安心した」といった声が聞かれ、来年もコロナに負けず、「25世紀の森」を守っていこうと、気持ちを新たにしていました。
カヤ林の下刈作業
作業後、記念碑前にて