本文
ローカル山だより/ローカル山だより・岩国工業高校へ森林・林業体験学習を実施
岩国工業高校の生徒が森林・林業について学びました
令和2年11月24日（火曜日）、岩国農林水産事務所と山口県東部森林組合は、岩国工業高校 都市工学科2年生35名を対象に森林・林業体験学習を行いました。これは本年度から事業化された林業就業促進チーム設置事業の一環で、普段、森林・林業に触れることのない工業高校の生徒に、森林の働きや林業の現状について知ってもらい、就業につながる一歩になることを目的としたものです。
コロナ禍のため、現場での林業体験や森林組合作業班員からの指導は難しく、出前授業という形で実施することとなりました。
最初に事務所職員から、山口県の森林の現況、林業の仕事や今後の林業について重要なスマート林業について講義を行いました。普段、なかなか耳にすることのない講義内容を興味深そうに聞いていました。
次に、グラウンドでチェーンソーを使った丸太切り体験を行いました。森林組合が用意した丸太を一人一人、自らエンジンをかけ、チェーンソーで恐る恐る切っていきました。
そして、学校に持ち込んだ高性能林業機械の動作のデモンストレーションを行った後、森林組合の指導のもと、代表数名に操縦を体験してもらいました。生徒は動作を確かめるように、慎重にブームを動かしていました。
その後、森林組合の業務について話を聞き、結びに生徒からお礼の言葉があり、滞りなく学習が終了しました。
今後も若い人達が林業に関心を持つ機会を作り、新規就業者の確保につながるよう、引き続き取り組んでいきたいと思います。
チェーンソー操作体験
高性能林業機械操作体験
