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ローカル山だより/ローカル山だより・周南市立夜市小学校で森林体験学習を実施しました
令和3年1月14日(木曜日)、周南市立夜市小学校の5年生児童18名が丸太切りなどを体験しました。
これは、次世代を担う子どもたちに、ふるさとの森林の大切さやそれを支える林業の役割などについて理解を深めてもらうために、林業研究グループ「徳山西グリーンサークル」(村中眞一会長、会員数16名)が「森林体験学習」として行ったものです。
まず、教室で「森林の役割」や「林業の仕事」についての講義を行いました。予習バッチリの児童達からは、「国土の3分の2は森林」「森林は空気をきれいにしている」「たくさんの物に木が使われている」など、学習したことを口々に教えてくれました。
次に、屋外に出て、指導者から木の倒し方やチェーンソーの実演を見せてもらった後、スギやクリ、カキなど数種類の樹木について、輪切りを水槽に浮かべて比重実験を行いました。最初は「木は浮くよ!」と言っていた児童たちも、沈む木があるのを見ると「あぁー!!」。輪切りを手に持って比べてみると「こっちの木は、重い」との発見がありました。
最後は、好みの樹木の丸太を選んで、丸太切りを体験しました。「硬い!手や腕が痛い!」「年輪がある!」など、それぞれの木の特徴を実感しながら、たくさんの輪切りができました。
輪切りは、持ち帰ってお手製コースターになります。
カキの木って意外と硬い
年輪を発見。何歳でしょうか?