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ローカル山だより/ローカル山だより・「林業女性のためのチェーンソーワーク研修会」を開催しました
山口県林業研究グループ連絡協議会は、林業の担い手の育成確保を目的に、令和3年1月26日(火曜日)、「林業女性のためのチェーンソーワーク研修会」を行いました。
林業女性の労働災害防止と安全意識の向上のため、チェーンソーの安全対策、基本的な点検・操作方法など林業機械の使用に関する技術を習得するため開催しました。
当日は、未経験者を含む15名の参加がありました。
始めに、講師の山口県中央森林組合の河津賢二氏から、チェーンソーを使う際の安全に作業する方法について講義が行われました。その後、チェーンソーの目立てについて実技を通して学びました。
午後からは、あいにくの雨天のため機械棟の室内でチェーンソーの使い方や点検整備の講義と、持参したチェーンソーの目立ての実技を行いました。
また、丸太の玉切り体験では伐木の姿勢などについて練習を行い、自身で目立てをしたチェーンソーで丸太の輪切りを行いました。
研修に参加した女性からは、「基礎から教えてもらえたので今後は使ってみたい」「やっぱり目立ては大切ですね」との感想がありました。
本協議会では、今後もこの取り組みを継続することで、労働災害防止と安全意識の向上を図るとともに、林業女性が技術を身に付けることで、女性ならではの感性・視点による取組みにより、森林・林業の分野が活性化されることを期待しています。
チェーンソーの目立て
丸太の輪切り体験