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ローカル山だより/ローカル山だより・美川町優良材生産研究会が美和東小学校で森林体験学習を実施
美和東小学校児童が間伐作業等を体験
令和2年11月13日(金曜日)に岩国市美和町佐坂の山林において、岩国市立美和東小学校の5年生8名が間伐作業等を体験しました。
これは、次代を担う子どもたちに、森林の大切さやふるさとの林業の重要性を体感し、理解を深めてもらうために、林業研究グループ「美川町優良材生産研究会」(会長:升田清甫)が「森林体験学習」として行ったものです。
研究会のメンバーが講師となり、生徒は、森林の話や間伐の必要性等の説明を受け、スギやヒノキ、クリ、コウヨウザンの見分け方をクイズ形式で学びました。
コウヨウザンは、近年、木材強度があり、早生樹種として活用が注目されている中国・台湾原産のヒノキ科コウヨウザン属の常緑針葉樹です。
この度、升田会長が美川町で試験的に栽培しているものを持参されました。
次に、間伐作業体験に取り組みました。
伐倒技術として追口や受口の作り方を教わりつつ、生徒が交代で1時間程度手ノコをひきヒノキを伐倒しました。
本来は、もっと地際に追口や受口を設定しますが、今回は、児童が伐採しやすいように高めに設定し伐採しました。
伐倒後、枝払いをして枝葉の香りを楽しみました。
その他、「森のブランコ」、「森のロープワーク」、などに取り組みました。
森のブランコは、とても大きくて、迫力があり、生徒達は大変喜んでいました。
森のロープワークは、荷づくりにも役立ちます。
肌寒い季節ですが、林内作業中は体も暖かく充実した森林体験学習となりました。
伐木体験
森のブランコ