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山口県庁林業職員の紹介(2005年度採用)
職種紹介(林業職)
林業
2005年度採用 木村 主任
(森林企画課 事業体支援班)
異動状況
- 2005年4月~2008年3月 山口農林事務所
- 2008年4月~2012年3月 森林整備課
- 2012年4月~2015年3月 農林水産政策課
- 2015年4月~2020年3月 山口農林水産事務所
- 2020年4月~ 森林企画課
産休・育休取得
- 2013年5月~2014年8月(第1子)
- 2017年5月~2019年3月(第2子)
- 2021年5月~2022年7月(第3子)
現在の職務内容とこれまでの経歴をお尋ねします。
森林ボランティアの活動支援や、椎茸などの特用林産物の生産振興に関する業務に携わっており、主にデスクワークをしています。
これまで、森林病害虫の防除事業や、豪雨災害で崩れた山林の復旧、農林漁業の女性起業家の活動支援など、森林・林業に関する多岐に渡る業務に従事してきました。
これまでの仕事で印象に残っている仕事はありますか?
第1子の育休から復帰後、最初の異動はこれまで担当したことのない森林土木の部署でした。
保育園の送迎や子どもの病気対応等、自分でコントロールすることが難しい時間制限がある中で、経験のない工事の設計・現場監督等はとても大変でした。
また、林業の現場は携帯電話が圏外であったり、職場から車で1時間以上かかるところがあったりするため、遠い現場に行く日は子どもが熱を出しやしないか冷や冷やしたものでした。
しかし、土木系部署では主任監督員、総括監督員と複数の体制をとっているため、チーム行動や現場の進捗の共有等が日常であり、どうしても休まないといけない時に上司が現場対応してくれ、チームで働くことのありがたさを実感しました。
仕事をする上で心掛けていることは何ですか?
私はまだ子どもが小さく、突発的に仕事を休まないといけない状況になることがあります。そういった時のために、常に仕事の進捗や、業務上重要な情報はシェアするようにしています。
また、前任から引き継いだ業務をそのまま後任へ渡すのではなく、随時改善点などをデータで整理し、「担当が変わったからできない」という状況が発生するのを防ぐように努めています。
「山口県職員(林業職)」という仕事の魅力
学生時代の専攻を活かしたいと思いながら、就職ではそれが叶わなかった人はたくさんいます。
「山の入り口」が県名の由来とも言われるほど、山に恵まれた山口県で、学生時代に培った知識や人脈も活かしながら「林業」に関わり続けられることは幸運だと思います。
また、山口県には様々な職種の採用枠があり、林業だけでなく行政や農業、土木等、色々な職種の人と意見交換・交流ができることは大きな魅力です。