洪水浸水想定区域の指定・公表状況について（「洪水予報河川及び水位周知河川」以外の河川）

　令和元年の東日本台風等により、「洪水予報河川及び水位周知河川」以外の一級・二級河川において、河川氾濫による人的被害が発生したことから、令和3年に水防法（昭和24年法律第193号）が改正されました。

　この改正の中で、「洪水予報河川及び水位周知河川」以外の河川のうち、周辺に住宅等の防護対象のあるものについて、洪水浸水想定区域の指定対象に追加し、水害リスク情報の空白地帯の解消を目指すこととされました。

　これを受け、追加で指定対象となった県管理河川450河川のうち、217河川について、想定最大規模の降雨により浸水が想定される区域を「洪水浸水想定区域」として指定するとともにその範囲等を示した「洪水浸水想定区域図」を公表します。

　なお、残りの233河川については令和8年3月に指定・公表する予定です。

　「洪水予報河川及び水位周知河川」の洪水浸水想定区域図については、こちらをご確認ください。

　洪水浸水想定区域の指定・公表状況について（「洪水予報河川及び水位周知河川」）

指定・公表する内容

• 想定最大規模降雨により当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域、浸水した場合に想定される水深（図1）

  ※複数河川の浸水想定区域が重複する場合、最大の水深としています。

　各河川の水系名をクリックすると、各水系の洪水浸水想定区域図のページにジャンプします。

　なお、洪水浸水想定区域図は、県庁河川課及び各管内土木建築事務所において閲覧することができます。

　また、洪水浸水想定区域指定の前提となる降雨（想定最大規模）については、こちらをご確認ください。

　指定の前提となる降雨 （PDF：374KB）

GISデータのダウンロード

　「想定最大規模の降雨による洪水浸水想定区域」のGISデータについては、「山口県オープンデータカタログサイト」からダウンロードできます​。

＜外部リンク＞

地点別浸水シミュレーション検索システム（浸水ナビ）

　国土交通省が公開している「地点別浸水シミュレーション検索システム（浸水ナビ）」を使って、お住まいの地域や事業所、学校、通勤、通学経路などの浸水リスクを調べることができます。

任意地点での最大浸水深の調べ方 （PDF：647KB）

＜外部リンク＞

浸水ナビから分かること

　浸水範囲や浸水深の変化、氾濫水到達時間、浸水継続時間　など

洪水ハザードマップの公表状況について

　県が作成した洪水浸水想定区域図の公表を受け、市町において洪水ハザードマップを作成します。

　各市町が作成した洪水ハザードマップは、以下のリンク集から確認できます。

ハザードマップポータルサイト

　国土交通省では、防災に役立つ様々なリスク情報や全国の市町村が作成したハザードマップを、より便利により簡単に活用できるようにするため、「ハザードマップポータルサイト」を公開しています。

＜外部リンク＞

重ねるハザードマップ

　洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示できます。

わがまちハザードマップ

　各市町村が作成したハザードマップへリンクします。地域ごとの様々な種類のハザードマップを閲覧できます。