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知事記者会見録・令和3年10月20日実施分

ページ番号:0100558 更新日:2021年10月22日更新

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日時 令和3年(2021年)10月20日(水曜日)
14時30分~15時13分
場所 県庁2階 記者会見室

発表項目

やまぐちDX推進拠点の開設について (PDF : 2MB)

知事

 私の方から報告をさせていただきます。やまぐちDX推進拠点の開設についてです。
 県では、今年3月に策定しました「やまぐちデジタル改革基本方針」に基づきまして、市町、そして企業、団体等、多様な主体と連携、また協働しながら、本県ならではのDX、「やまぐちDX」を進めていく、その創出に向けた取り組みを始めているところです。こうした本県のDXをさらに強力に進めるための核となる「やまぐちDX推進拠点」を、11月1日の月曜日に開設することとして、当日の10時から開所式を行います。
 この拠点の愛称は、「Y-BASE(ワイベース)」としています。そして、そのロゴデザインでは、デジタルトランスフォーメーション、「DX」を、本県のシンボルカラーでもあるオレンジ色のベクトルで表しまして、この拠点から本県のDXを力強く、スピード感をもって進めていく、そうしたことによって未来に向けて前進をしていく、そういうイメージを表現しています。
 拠点の設置場所ですけれども、山口市のニューメディアプラザ山口です。開館日は、日曜、月曜そして祝日を除く火曜日から土曜日、開館時間は10時から17時までで、事前の予約があれば20時まで対応します。また、全県のDXを進めるための施設となることから、来館による対応はもちろんのこと、県下各地域からのオンラインによる相談等に対しても、しっかりと対応することにしています。
 施設内は、五つのスペースで構成されております。中央は、全国初のシステムで複数の拠点をリモートでつないだワークショップ等が実施できる「ワークスペース」と、9面マルチモニターを備えて、セミナー等が行える「パブリックスペース」、専門スタッフが相談対応を行う「コンサルティングルーム」、官民協働フォーラムの会員が利用できる「ミーティングルーム」と「プライベートスペース」を備えています。さらに、施設内では、最先端のデジタル技術を紹介するデモ展示も行っています。
 この拠点は、本県のDX推進のための重要な役割を担うことになりますが、その機能を大きく4点に整理しています。まず1点目が、最新技術の紹介機能でありまして、ここでさまざまなデジタル技術を体感したり、情報収集することができます。2点目が、DXコンサルティング・技術支援機能で、最新の知見・ノウハウを有する専門スタッフが相談に乗り、DXの実現をサポートします。3点目が、ICT(情報通信技術)環境・技術サポート機能でして、拠点が備えるクラウド環境を生かし、課題解決に向けた技術やアイデアを試行する実証実験等をここで行うことができます。4点目が、DXイベント・勉強会を行う機能で、この拠点をDXについて共に学んで考える場とし、本県のデジタル人材の育成を図ってまいります。
 県としては、この「やまぐちDX推進拠点 Y-BASE」を核に、各分野、各地域のDXの取り組みをしっかりと支援し、ここから、地域課題の解決、また新たな価値の創造、そうしたことに向けたソリューション等を生み出していけるように取り組んでいきたいと考えています。
 なお、開設に当たりまして、この施設の持つ機能等を多くの皆さまに知っていただくために、11月1日の開設日以降に、イベントや見学会等を行う予定としております。詳細については、後日、改めてご案内いたしますが、ぜひ、多くの皆さまに積極的に、この拠点をご活用いただきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは以上です。

中国新聞

 先ほどの全国初という「ワークスペース」ですね、どういうところが初なんですか。

知事

 ここでですね、同時にいろんな会議ですとか、同じ画面を見ながらですね、同時に意見を交わしたり、そこでの作業をしたりすることができるというスペースになっています。これは行ってもらったら分かるんですけれども、そういう、その場にいてやる部分もそうですけれども、そこから他ともつないでですね、同じ画面を共有したり、その中で画面をみんなで触って動かしながらですね、議論を深めていくことができるようなスペースが一つそこにはあります。

中国新聞

 それは異業種の方とかが一緒にやられる。

知事

 そうですね。もちろん異業種の方もそうですし、一つの会議をやるのにですね、複数のところから参加をして、この議論を積み上げていく。その上では、同じ場にいればいろんな作業ができるんだけれども、いなくても、同じものを、あるいはそこを変更したりとか、書き加えたりですとか、修正したりとか、指示をして、ここをこうしようとかということを、離れていても同時にできるというふうになっています。かなり大きな画面を使いですね、それを共有しながらできるというふうになっておりますので、いろんな形の会議ですとか、ディスカッションとか、何かプロジェクトする上で、そうした使い方ができるものがあります。

中国新聞

 あと、別件なんですけれども、長らく衆議院議員を務められてきた河村(建夫)先生、引退されるということなんですけど、それについて受け止めはどうですか。

知事

 そうですね。河村先生は、31年間の長きにわたってですね、国政の場でご活躍をいただいたところであります。私、(知事に)就任してからも、特に地方創生の関係では、(自民)党の地方創生実行統合本部長ということで、安倍内閣でも大きな柱でもありました地方創生、またわれわれとしてもですね、地域の活性化を図っていく上でとても重要な国の施策の柱でありました。そうした中で、山口県としてもそうですし、全国知事会としてもですね、さまざまな形で施策の充実等についてお願いもさせてもらいましたし、党の方からですね、地方創生を進める取り組みを大きく前に進めていただいたというふうに思っております。
 その他、さまざま地元の事業についてもですね、いろいろとご尽力をいただいて、さまざまなものが形作られてきているというふうに思っておりますので、これまでの取り組みに対して、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。

中国新聞

 何か思い出に残るエピソードとかあったりしますか。

知事

 そうですね。やはり地方創生についての思いというのが、これはご自身で自分のライフワークという言い方として使っていたかと思いますけれども、これをしっかりとやらなければいけないというところの思いは大変強く思っていらっしゃったのと、それを大変心強く思っておりましたし、いろんな話もですね、聞いていただきました。
 それから、個別の事業では、例えば、山口東京理科大学とか、薬学部の設置、あるいはその公立化についてもですね、これは国の方なり、大学の方との調整というのが大変なところでありましたが、そうした点ですとか、あるいはJAXAですね。国の機関の地方移転というのを、東京一極集中から人の流れを地方にという大きな柱の中で、国の政府機関の地方移転というのがありました。その中で、例えば、先日は岩国の方にも艦艇装備研究所(防衛装備庁艦艇装備研究所岩国海洋環境試験評価サテライト)ができましたけれども、その一環でJAXAの山口でのセンターをですね、設けていただいたこともですね、これもいろいろとお願いをする中で実現をしたものでありまして、そういうふうに個別にもですね、さまざま山口県のためにもご尽力をいただき、具体的な成果にも結び付いてきたというふうに思っておりますし、感謝を申し上げたいと思います。

中国新聞

 あと、知事の任期がもうわずかになってきていますけれど、進退の方はいつ明言されるんでしょうか。

知事

 そうですね。具体的な時期について、まだ検討しているわけではありませんけれども、今はまだワクチンの接種等も進めなければいけませんし、これからさらに第6波に向けての備えですとか、そうしたことに全力を上げているところです。時期が来れば、きちんとお示しをしたいと思います。

中国新聞

 よく議会の方で報告されるというのが一般的だと思うんですけど、そうなると、もう時期的に11月の議会しかないと思うんですけど、そこまでには、その場でやられると考えていいんですか。

知事

 そこは、まだ考えていないですね、これからの話ですので。現時点で、この時期に、こういう形でということは申し上げられるものはないです。

中国新聞

 分かりました。ありがとうございます。

朝日新聞

 まず、「Y-BASE」についてなんですけども、こちらですね、主なターゲットとして考えているのは、どういったところになるんでしょうか。

知事

 そうですね。これは県内の幅広い方々にぜひ活用していただきたいと思います。ターゲットというのも、これも本当に幅広いというか、そもそもどういったことができるんだろうかというところを知りたい方だったり、そういったところから、よりその技術的に、ある程度やりたいことが、課題なり、解決したいものがあって、それを解決するための試行的な実証実験を行ったりとか、そうしたこともできます。
 ですので、この拠点は、われわれ県としては、こういった形で、デジタル推進局もつくり、さまざまな取り組みを進めていますけれども、特に市町ですとか民間の方々、自分たちの、例えば、行政なら行政の課題、あるいは民間なら新しい事業展開等を考える上で、デジタルというのが大いな可能性がありますけれども、それをどのように使ったらいいのか分からないというところに対して、こんな解決方法があるとか、こんなアプローチがあるということをしっかりとお伝えをしたり、そういった情報収集ができたり、あるいは技術的な相談ができるような人も配置をしてますので、そうしたことを行ってもらう。あるいは、そこからさらに進んで、取り組みを具体的に始めようというときに、これはトライアンドエラー、いろいろと試行錯誤しなければいけませんから、そうしたことができる環境、「Y-Cloud」というのを作ってまして、そこでさまざまなデータですとか、機能をその中に入れることにしておりますので、そうしたものを使いながら、またはここは5G(第5世代移動通信システム)の環境も整備していますので、そうしたものを使いながらですね、実証実験がしっかりできるということを整えています。
 あとはもう一つは人材が足りないので、人材育成するための、そういったデジタル人材を育成することも、この中でさまざまやっていきたいと思っています。
 そうした幅広い方が使えるようにしていきたいということが一つあるのと、あとは、今、官民協働でシビックテックですとか、そうしたものも進めていこうとしておりますけれども、そういう例えば行政の課題についても、行政が提示をして民間の知見、ノウハウを持ってる方々が一緒になってそれを解決しようということを、議論をしながら作り上げていくという、そういうことも進めることにしてるんですが、そういうその官民協働フォーラムが使えるような「ミーティングルーム」だったり、「プライベートスペース」ですとか、そうしたものをつくり、具体的な個別の課題の解決に向けた作業なり、議論なり、そうしたこともしっかりと行えるようにしていく、そういう場所として活用していただきたいと思ってます。

朝日新聞

 民間がターゲットに一つになるとおっしゃいましたけれども、県内のそういった民間企業とかというところへのDX推進に向けて、何らかのその役割を果たしていくというようなビジョンというのはおありですか。

知事

 そうですね。もちろん、県内、特に、昨日も商工会の大会にも行きましたけれど、やはりDXというものを、地域の企業っていうのは、しっかり取り入れていかなければいけないと、そのことに向けて、団体としてもいろんなサポートをしていくという話もありましたが、みんな今は大企業も中小企業も、デジタル化、DXというところについて、事業を新しく展開していくなり、いい方向にさらに拡大をしていくということの方向性、そうした可能性を感じているんだけれども、具体に何をしたらいいか、これから考えなきゃいけないっていう段階にある企業がほとんどだと思うんですね。そうしたところにしっかりとサポートができるようにしていきたいと思います。課題意識をしっかりと具体化するところから、技術的にはこんなことができますよというところをちゃんとお伝えをしていく。それから具体的に事業として行っていくために、さまざまな実証ですとか、そうしたことまでこの場として提供し、サポートをしていくということを考えてます。

朝日新聞

 そのサポートですけれども、基本的に、この「Y-BASE」っていうのは来館していただいたり、あとはオンラインを含めてですけど、相談をそちらのターゲット側の方からしてこないといけないのか、それとも、そちらの「Y-BASE」の方から、市町とかを通じて何らかの働き掛けっていうのを、そちらがして、そういった双方向のやりとりとかが進んでいくっていう可能性もあるのか。

知事

 そうですね。もちろんこれから先の展開として、積極的なアプローチというものも考えていくことも重要だろうと思います。ちょっとこれは、まず最初に立ち上げて、また改めてご案内もしようと思いますけれども、しばらくの間は、皆さんに見てもらうというか、行ってもらって、どういったことができるのかというのが分かってもらうために、広く多くの方に見てもらう期間をしっかり設けていきたいと思います。その後、具体に予約を取ったりとか、活用してもらうということにつなげていきたいと思いますので、まずどういった施設であるのかということを多くの方に知ってもらって、そちらから、じゃあちょっとこんなことを相談したいなとか、こういったことを実証してみたいなですとか、そうしたものが出て来るんだろうと思いますので、それをやりながら、この機能としてどういったところをより伸ばしていくべきなのかということを考えていきたいと思いますし、そうした中で、もちろん、積極的にアプローチをしていくとか、そうしたことも選択肢としてはあると思いますが、まず立ち上げて、多くの方に見てもらってから、その次の展開だと思います。

朝日新聞

 あと、キーワードして、官民協働での地域課題の解決とかっていうことをおっしゃってましたけれども、これは、具体的なターゲットっていうのは、県内の、例えば民間の企業なり、団体とかっていうところが考えられるんでしょうか。

知事

 まず行政課題としては、われわれ県なり、市町が持ってる課題ですよね。で、解決すべき課題は、県内の課題ということですけれども、参加してもらう企業、もちろんこれは県内にあって、そうしたところにすごくノウハウがあり、解決してもらえれば一番望むところなんですけれども、なかなか技術的に難しいところもあるかもしれませんので、そこは必ずしも県内ということに限定せずに、参加をいただける方は、ぜひ参加をしていただきたいという形で進めることにしています。
 要するに、このデジタルの関係というのは、こちらからあらかじめこういうふうな解決方法をしてほしいということで、発注をして成果品を得るということではなくて、もう少し手前の段階で、こういった課題を何とかしたいというところから相談をし、それに対してはこんなアプローチができるんじゃないとか、これでいいんじゃないかとか、いろんなことを言いながら、最適な形というのを考えていくと。ですから、こちらが求めるのが全部最初からできていてというのは、なかなかデジタルの世界では難しいんですよね。課題はあるけれども、どう解決するのかというアプローチの仕方は多分いろんなやり方があるんです。だからそれを出してもらいながら、だんだん形作っていくという手法が、このDXで地域の課題を解決していく上では、非常に貴重なプロセスというか、そういったことがゴールに近づいていくための必要な手順だというのが、今、CIO補佐官とかとの意見を聞いても、そういうことが世の中では、今、行われつつあるわけですね。それをぜひしっかりと、この場も使って進めていきたいと思います。

朝日新聞

 先ほど、その事例の中で、「シビックテックYAMAGUCHI」(「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」)ですか、県内のいろんな市町と県とかが全部で七つの課題に対して協力する企業を募集してっていうような事業で、今回、先月ですか、それで選ばれたのが、全て県外の企業だったんですけれども、IT関連でベンチャーさんですとか、他の業種の企業もあったようですけれども、そういうまずは、県外のそういうノウハウを持った企業と連携して、何か課題を解決してその実績を作って、それをまだDXのノウハウとかがあまりないっていう先ほどおっしゃってました県内の企業さんとかに一つ形として見せようっていう、このようなビジョンでよろしかったでしょうか。

知事

 そうですね。DXはさまざまな可能性がありますけれども、まず具体的な、それによって課題解決していくという事例を、小さいものでもどんどん作っていくということが重要だと思います。そうしたことを作ることにより、市町の方もこうやってやれば、こんなことが解決、今までできなかったけれども、こんな形で解決できるんだということになりますし、実際に利用される方にとっても、DXによって、このように住民サービスが向上するですとか、便利になるですとか、そうしたことを感じてもらえるだろうと思います。そうした大きなことをしようと思うと時間がかかりますけれども、まずそういう身近なところ、小さいところからDXで具体的な成果を上げていくということが、多くの方にその重要性ですとか、これから向かうべき方向性というのを感じてもらう上では、とても重要なポイントじゃないかなと思っています。

朝日新聞

 あとは、県は今年度に入ってから、今回「Y-BASE」もそうですけれども、県庁内、「YY!SQUARE」(ワイワイ!スクエア)ですとか、山口宇部空港に「YY!GATEWAY」(ワイワイ!ゲートウェイ)ですとか、そういったいろいろな県独自の施設というのを立ち上げて、それで実証実験なり、いろいろやって行こうというような話だったかと思うんですけれども。これちょっとまあコロナの関係で感染拡大の時に利用停止とかをしていたので、一概に言い切れないと思うんですけれども、これ「YY!GATEWAY」と「YY!SQUARE」の現在の利用状況とかはいかがなんでしょうか。

知事

 これはすぐに何か言えるものはありますか。

政策企画課長

 「YY!SQUARE」は、7月27日にオープンいたしまして、それから1カ月ほど運用いたしまして、その後は休止しておりましたが、その後、再開しました。最新の数字を持っておりませんけれども、運用1カ月間は、1日当たり平均20人ほど利用いただいたということでございます。

朝日新聞

 1日当たり20人ですけれども、この数字、知事、お聞きになって、多いのか少ないのかどのようにお感じになりますでしょうか。

知事

 その使う中身もよく分析をしていきたいと思いますし、われわれもさらにですね、今、ようやく感染も少し収まってきて、活動も徐々に徐々に再開しつつあるところですので、重要なのは、来てもらった方に、これは非常に便利なところだなと感じてもらって、また利用してもらうなり、あるいはそこからさらに他の方の利用につながっていくということだと思いますので、そういう努力を重ねていきたいと思います。

朝日新聞

 そうですね。作っただけで終わりということですと、予算の無駄遣いというような意見も後々出てくる可能性もあると思います。まだ、始まってから間もないと思うのですけれども、例えば、今年度中に、こうしたオープンした施設でこのような成果を上げたいというようなビジョンがもしあればお聞かせください。

知事

 県庁の中のものにつきましては、多くの方に、働く場所問わずに、いろんな所で仕事ができる、それによって自分が自由なライフスタイルを選べるという、そういった社会を目指していきたいと思っています。
 これは、要は東京一極集中の是正という中で、地方においての暮らしということがもっともっとしやすくなるんだということを分かってもらう、そうしたことを示していくということが重要だというふうに思います。東京から地方への人の流れというのが、コロナ禍の中で、徐々に増えてきているわけですね。しかし、地方の方では、例えば、仕事は東京でなければいけないということだったのが、今ではリモートでも、地方でも暮らしができる。1カ月間リモートワークしても大丈夫だという会社もたくさんあるわけなんですよね。そういう中で、地方の暮らしを楽しみながら、仕事もできるという環境を整えていかなければいけませんし、あるいは、県内でも、わざわざ仕事で出張に行っても、また本社に帰ってそこで何か整理するのではなくて、その行った先の場所で、何らか仕事については整理をして、そのまま自宅に帰るとか、そういったことで、自分の人生が、仕事と家庭と両立しながらより豊かにできるというわけですよね。そうしたことをどんどん増やしていくということを目指しているわけです。そうした形での利用を増やすということを、われわれは目指していますので、これは、メディアでも紹介していただいていますけれども、多くの方にこの施設について知ってもらってぜひ利用していただきたい。そうした狙いでということです。

朝日新聞

 今後の進捗や成果について、また継続的にお伺いしていこうと思います。
 話が変わりまして、先ほどの知事選に関連する質問で、来年の1月下旬に告示されるので、もう、あまり準備とかというところを含めるともう時間もないというような感じもするんですけれども、スケジュール感について、まだ、焦りとか、そういったものはまだないのですか。今、まだ、あくまでもコロナでの対策とかというところに尽力していくと考えておられる。

知事

 特段、今、直ちに、近いうちに申し上げるということは考えていないですし、何らかの準備をしているとかそういったこともしてないです。

朝日新聞

 その準備の一つとして考えられるのが、前回の知事選でも、自民党の全面的なバックアップを受けて、知事も票を伸ばされたわけですけれども、そうした意味で、自民党の県連ですとか、県議会の会派ですとか、そういったところへ相談なりっていうのも、前もってしていかなければいけないのかなと思うのですけれども、その点については、何かされていることはあるのですか。

知事

 具体的に今、そういった作業をしているわけではないです。

朝日新聞

 今後、そういったことをしていくというようなおつもりも今のところはないのですか。

知事

 そもそも、出馬するかどうか言ってないので。まあ、それはこれからの話です。いずれにしても。

朝日新聞

 あと最後にお伺いしますけれども、先日、8日の日に、来年度の当初予算の編成方針が総務部の方から出されたと思いますけれども、これ、ちょっと、出された時期というところで、少し早かったかなと思って、去年のを見てみたら10月27日だったんですね。昨年度に比べて3週間弱も早いタイミングで来年度の予算編成方針が出された意図についてお伺いしたいと思います。

知事

 そうですね。例年の年であれば、知事査定というのを1月下旬に行いますけれども、今年はその時期が知事選挙の期間中に当たりますので、日程の制約上、政策判断を要しないもの、定型的ものとかですね、継続的な事業ですとか、そうしたものは年内には事前に報告を受けたいと思っておりますので、そういった意味で例年より早めに編成作業に着手しているということです。

朝日新聞

 知事選挙で忙しくなるから早めにやっているということですか。

知事

 どうしても選挙期間中はですね、選挙のことが、誰がなるにしてもありますし、その終わった後に、選挙に当選した人が政策的なことをやらなければいけませんので、その前の作業はいずれにせよやっておかなければ、間に合わないと思いますので、前回もそうでしたけれども、そのようにして、スケジュール上そうせざるを得ないということですね。

朝日新聞

 分かりました。ありがとうございました。

防府日報

 今のに関連してなんですけれども、確かに4年前の時もですね、知事選があるということで、約1カ月前倒しで予算編成を始めたと思いますけれども、8日に出された方針を拝見しますと、当初予算案は年間総合予算として編成するということで、すなわち、いわゆる本予算を組むということだと思います。通例、選挙を控える場合はですね、骨格予算を組むというのがあるべき姿だとされておりますけれども、これに関して、知事も4年前も同じように年間総合予算を組んでおられます。4年前に関しましては、9月議会で出馬を表明されておりますので、その時点で、当然次を担う意思があったということでされていたと思うのですが、このたびもそういった年間総合予算という形で組むという中で、知事が、表には出馬の意思というのを表明されていませんけれども、いわゆる本予算を組むということは、知事自身引き続き、知事の職を担いたいという意思表示の表れではないかと思うのですけれども、その点についてのお考えはいかがでしょうか。

知事

 そういうわけではなくて、来年度は維新プラン(やまぐち維新プラン)が最終年度でありますから、そうしたものもあります。それからコロナ対策もですし、さらなる感染拡大に備えた柔軟な対応、また万全な対策、それから県内経済についても段階的な引き上げ、こうしたことを重点的に取り組んでいかなければいけないと思っておりますので、そうした意味で、それに向けての準備というのはしておく必要があるだろうと思います。特段のことがなければ、要するに骨格(予算)とすると、次、当初予算ではだめで、その次の6月議会となるわけですね。そこで肉付けをしてということになるわけですけれども、その間、政策的なものというか、まさにこの重要な課題に対して、知事としての判断を要するものはできなくなるということになりますので、それはしっかりと準備自体はしておく必要はあるだろうというふうに思います。
 その作業をしておいた上で、当選した方が見て、一応事務方的に用意しているようなこんなものというのを考えたものをどう扱うかというのは、その時の判断だと思います。これは全然こんなんじゃないと、もっと違う形にするんだと言えば、その時点で骨格予算にもできると思います。それで肉付けはまた別途と。ただ、その作業的にはやっておかないと、そのまま進めたいという時にできなくなりますので、それはしておく必要があるだろうと思います。

防府日報

 今の話で言いますと、当然コロナ対策とかですね、その先の、その経済再生に関する策というのは、仮にどなたが知事になられたとしても、やらなければいけないことだと思いますけれども、今言いました維新プランですね、知事が引き続き担われるのであれば、まさしく最終年度を迎えるということで、本当に総仕上げをしていかなきゃいけないという段階にあると思いますけれども、仮に別の方が知事になられたという時に、このプランをゼロベースで見直すってなった時には、そういった予算を、要は計上していたとしても、いったん例えば執行停止にして、6月以降に予算を組み替える作業とかをしてほしいと、そういうような意思ということなんでしょうか。

知事

 する必要があると思えばそうする、されるだろうと思いますね。

防府日報

 改めてですね、今年度の予算編成方針についてなんですね、具体的な中身ですね、知事のお考えをお伺いしたいのと、それから、今年度もコロナ対策等で基金を取り崩しておられますけれども、それ財政課にちょっと確認しましたが、決算の剰余金の繰り入れ等で、年度末には、また127億円ぐらいの基金が今のところ回復する見込みというふうに聞いております。こういった中で、中長期的な財政の見通しと、一時停止しております行財政構造改革ですね、こちらの再開等の方針についての今のお考えをお聞かせください。

知事

 そうですね。まず財政状況は、いずれにしても厳しい状況が続くだろうというふうには思っております。これは国の方で、これから新年度の予算編成に向けて、地方財政対策という大きな山があるんですけれども、こうしたところが、どのように地方に示されるのかというのが、まず大きいです。地方交付税の総額ですとか、そうしたところは、安定的に前年度同水準ぐらいは確保してほしいという思いがありますけれども、そうなるかどうかはよく分からない、年末にならないと分からないところがありますので、そこは常に国の方の状況をウォッチをしていかなければならないところだというふうに思います。
 それで財政調整基金もですね、ちょっとこれは、ある程度、今補正(予算)とかも執行をしながらですね、また追加のものもあるかも、この11月議会の予算の議論はこれからですけれども、そこでどのような事業をやるのかというところとの兼ね合いもありますので、今時点で、額的なことについて、確定的に申し上げられませんけれども、いずれにしても、コロナのためにですね、これまでもかなりの財源を使っていますから、臨時交付金だけじゃなくて、財調基金も崩しながら、今コロナ対策をしていますので、ここは全国知事会もそうですけれども、臨時交付金の大幅な増額というのを、今回の経済対策の中で求めています。2兆円という、全国的には、知事会としてその規模を求めているわけですけれども、これができるかどうかというのも、全くこれによって財政状況も変わってきますので、ここは最大限訴えていかなければ、かなり厳しい状況だろうと思います。
 それと財源的な面で、今、財政健全化の計画をいったん凍結をしている形でありますけれども、これも解除の時期については、やはりコロナの状況を見ていかなければいけないと思います。今第5波が収まって、かなりびっくりするぐらい、本当に感染が減っている状況ではありますけれども、やっぱり冬場に向けて、ワクチン接種が進んだとはいえ、第6波を懸念する声もありますし、国の方からも、これまでよりも感染力が2倍強いことも想定した体制を整えなければいけないということも来ていますので、そうした準備も今進めているところです。それから経済の方の影響も、そうしたことがあるかどうかによっても大きく変わってくると思いますので、その辺を見ながら、再開の時期については判断をしていかなければいけないと思いますが、現時点では、この今の収まっている状況から直ちにそれで終わったとは言える状況ではないんだろうと、もうちょっと状況を見ていかなければいけないと思います。

防府日報

 はい、分かりました。ありがとうございます。

TYS(テレビ山口)

 去年もお伺いしたんですが、このたび、全国都道府県魅力度ランキングというのが、一般の調査会社による調査ですけれども、発表されました。前回は32位と好調だったんですけれども、今回、何と大きく落としてですね、42位という結果になってしまいました。下げ幅としては全国トップ、そして中四国でも残念ながら最下位という結果が出てしまいました。まずは、この知事の受け止めからお願いします。

知事

 そうですね。去年もインタビューを受けて、去年は気分よく答えさせてもらったと思うんですけれども、今年は残念ながら10番ですかね、落ちたということで、ちょっとショックを受けていますけれども。1年1年で大きく、それほど評価が変わるかどうかというのはあると思いますけれども、いずれにしても、県の魅力を、ちょっと今コロナの中で、なかなか大勢の人に来てくださいというアピールも難しかったわけです。しかし、今、コロナ禍の中で、観光の需要としては、体験型というか、自然を楽しんだり、アクティビティですとか、そうしたところの嗜好というのは非常に高まっています。そういった意味では、山口県は本当に海、三方を海に開かれていて、自然豊かな所ですので、その可能性を伸ばす余地というのは、とても大きくあると思うんですね。そうしたところを、今、市町とか事業者とかと一緒になって、具体的に観光を呼び込めるようなアクティビティですとか、そうしたものをどんどん伸ばしていこうということを始めておりますので、今、観光はV字回復プランというのを、このコロナの中で作りましたけれども、それに沿って、その新しい、今のコロナ禍の中での皆さんの嗜好に合った山口県の魅力作りっていうのをしっかりやって、それをしっかりと、また発信をしていかなければいけないと思っています。

TYS(テレビ山口)

 コロナで苦しむのは全国同じだと思うんですけど、何かこう理由が考えられるとしたら、これだけ順位が下がってしまった、知事が思うところはどういったところがありますか。

知事

 ちょっと難しいですね。徐々に上がっていったり徐々に下がってくるんだったら分かるんですけれども、一気に、こう上がってきたのが10番下がるっていうのはなかなか分析も難しいなと正直思っています。そんなに山口県が評判を落とすことは、この1年で突出したとかというわけではないと思いますので、データの取り方というところもあるのかもしれないですね。いくつかの県の知事が言ってますけど、そもそも母集団が少ないとか、実際千人が一つの県を評価するというふうに聞いてますけど、そうすると一人の評価によって、ポイント数が0.1ポイントくらい変わりうるんですね。山口県が15.6ポイントだったのか、だけど一人で0.1ポイント変えられるんですよ。調査結果によって。後半の方はだいたいドングリの背比べなんで、ちょっと数人が変われば、もう順位が変わってしまうというところではありますので、1番1番変わったことをそんなに一喜一憂することでもないのかなと思いますが、長期的には、これはぜひ上げていきたいと思いますので、このコロナ禍の中で、今、人の動きも、この順調にコロナが終わればもっともっとこう活発化していくと思いますので、そうした中で山口の魅力を今まで以上にしっかりと発信をしていかなければいけませんし、市町とか関係の事業者の皆さんと一緒になってブラッシュアップをしていきたいと思います。

TYS(テレビ山口)

 今のお話を聞いて、率直に知事すごくお詳しいなというふうに思ったんですね。結構気にされてるんですか。

知事

 いや、TYS(テレビ山口)さんに聞かれるだろうなと思ったんで勉強しました。

TYS(テレビ山口)

 準備をしていただいてたんですね。

知事

 はい、そうですね。

TYS(テレビ山口)

 ちょっと、嫌な聞き方になるかもしれないんですけど、昨年度は、村岡知事も笑顔で、就任されてから順位が上がっているので、とてもいい調査だと思いますというふうにお話をされてました。その見解は変わらないのか、あるいは変わればどういった思いなのか教えてください。

知事

 そうですね。そうなんです。だから就任前、就任直後か、43位だったんですね。だんだん上がって32位までいって、今回42位で、また振り出しに戻ったような感じになってるんで、また一からやらなきゃいけないなっていう、そういう気持ちでやらなきゃいけないと思っています。調査そのものは、さっき言いましたように、ちょっと母数、もともと(去年は)500人[600人]、全体では1万3千人[3万1千人]くらいの調査なんですけれども、その聞く項目がそれぞれ違ってて、今回、一つの県についての評価は千人くらいでやるらしいんですね。それが去年は五、六百人だったのがちょっと増やしたってことではあるんですけれども、いずれにしても、さっき言ったように、一人の評価で、0.1(ポイント)くらい動くということではありますので、あまりこの順位について、一喜一憂するというのは、やめにしようかなと思っています。長期的に山口の魅力をしっかりと発信をしていきたいと思います。

TYS(テレビ山口)

 すみません。最後に一つだけ。そういった、ちょっとシンプルな非常に簡単な調査だという意見もありますし、他の県の知事ですと、群馬の山本知事なんかは法的措置も検討したいという話をされていました。そこまでいかなくても、この調査について、村岡知事として、一言申したいことなどあれば。あるいは対応など考えていらっしゃることがあれば教えてください。

知事

 法的措置というとちょっと大袈裟だと思いますから、そういうことは考えませんけれども。要は魅力を感じるかどうかというところだけで、3段階なのか、全部で5段階の評価なんだけれども、一番「とても感じる」と「まあまあ感じる」「どちらでもない」「あまり感じない」「全然感じない」みたいな、残り三つは全部0点で、後の上の二つが50点、100点という、そういう配分らしいんですね。要は、もっと参考になるものとしてこうあればいいなというのは、指標が複数あると、何をもって魅力というのか、魅力的かどうかというところだけなので、それについてのある、ないといっても、どこをどうすればいいのかというのが分かりにくいですから、対策に生かしづらいなというところはありますよね。例えば、非常に、景色がすばらしいとか、食べ物がおいしいとか、いろんなのがあって、その点が付いてると、この辺が弱いんだなと分かるんですけど、魅力的かどうかということだけの評価なので、それを見たときに何に生かせるかというのが、なかなか難しいところがありますね。今回も言われたように、上がった下がった要因と言われても、そこの評価はそれ以上の分析は難しいところがありますので、できればもうちょっと詳細な分析できるようなものだと、われわれもウイークポイント見つけたり、こんなことにこれからは課題があるなと、こういう方向をもっと強くしなきゃいけないなとかですね、伸ばさなきゃいけないところとか、弱点対策ですとか、そうしたことができるのかなと思いますね。

TYS(テレビ山口)

 分かりました。私も地元民として、ちょっと悔しい思いをしたので、番組の方でも頑張っていきたいと思います。

知事

 ぜひ、山口の魅力を、発信もご協力をよろしくお願いします。

TYS(テレビ山口)

 はい。すいません、お時間取りました。ありがとうございました。

知事

 はい。どうも。

読売新聞

 ワクチン接種なんですけど、予定していた10月末までの希望者のワクチン接種、これが間もなく期限となりますけど、現在の接種状況と、また、まだ未接種の方がいらっしゃると思うので、その方への呼び掛けも、まだあれば教えていただきたい。

知事

 そうですね。接種を希望される方が接種ができるようにということで、環境を整えてまいりまして、順調に進んできております。直近で、一昨日の10月18日時点、1回目が83.92%、2回目が79.06%ということです。だいたい県内で、各市町の積み上げ、想定の接種率を考えると84.5(%)という数字があがっておりますので、1回目は、もうほぼほぼそこに近づいてきたのだろうと、あとは、2回目を予定通り受けてもらえば、そこにたどりつくのかなと思いますので、だいたい予定通り進んでいるだろうと思います。ただ、ぜひワクチンの接種に悩まれている方も、多くの方がワクチン接種を受けてもらうことによって、これは県全体の免疫も上がってまいりますし、第6波というのが懸念されていますけれども、それに対する備えとしても、県全体が免疫力を持つということにもつながってまいりますので、いろんな情報提供、県の方でもやっていますし、医師会とかの方でもやっていますので、よく確認をしていただいて、ぜひ接種を受けていただきたいと思います。

読売新聞

 予定通り10月末で接種を完了する見込みであるということでいいですか。

知事

 そうですね。その方向で変わらないですね。はい。

読売新聞

 ありがとうございました。

※広報広聴課編集
[ ]の箇所は当課で修正しています。

 作成:山口県総合企画部広報広聴課

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