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知事記者会見録・平成29年8月17日実施分

ページ番号:0013055 更新日:2017年8月21日更新

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日時 平成29年(2017年)8月17日(木曜日)
10時30分~11時22分
場所 県庁2階 記者会見室

発表項目

  • ブラジルおよびペルーの山口県人会創立90周年記念式典等への山口県代表訪問団の派遣について
  • 山口県と山口大学による「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム(文部科学省事業)」の事業開始について

知事

 皆さん、おはようございます。
 本日は、私から、2点報告をさせていただきます。
 まず、ブラジルおよびペルーの山口県人会創立90周年記念式典等への山口県代表訪問団の派遣についてであります。
 私は、この23日から31日までの日程で、南米のブラジルとペルーを訪問をいたします。
 このたび、山口県出身の移住者等で組織をされ、海外における本県の大切なパートナーで、貴重な交流拠点でもある両国の県人会が、創立90周年という節目の年を迎えます。
 このことから、ブラジル、ペルーにおいて、それぞれ26日および27日に開催をされる記念式典に、かねてよりお招きをいただいておりますので、これに参列をし、県を挙げて祝意を表すこととしております。
 また、この訪問に併せまして、県も支援を行いました、ブラジル山口県人会館の増改築に係ります竣工式ですとか、ペルーの区役所に寄贈する救急車の贈呈式にも出席をすることといたしております。
 私としては、今回の訪問を通じまして、「ふるさと山口」への強い思いを抱かれている県人会の皆さまとの絆を深めていくとともに、県の情報発信拠点として、両県人会との連携をさらに進めてまいりたいと考えております。
 なお、詳しくは、お手元の記者発表資料のとおりでありますので、ご覧いただければと思います。
 次に、山口県と山口大学による文部科学省事業「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」の事業開始についてです。
 県では、「未来開拓チャレンジプラン」の重点施策に「全国をリードする医療関連産業の育成・集積」を掲げております。本県の活力源である強い産業づくりに向けまして、医療関連産業クラスターの形成に向けた取り組みを積極的に進めているところでございます。
 その実現に向けまして、将来にわたる持続的な事業化を生み出す基盤となる、研究開発拠点機能の強化を図るため、本年4月に、山口大学と共同で、がん免疫細胞療法等の研究開発・事業化をテーマとして、5年間で最大約7億円規模の補助事業であります「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」への提案を行ったところであります。
 本提案に関しましては、私自らも、春の政府要望において、直接、プロジェクトの支援を国に要望するなど、採択に向けた取り組みを進めてきたところでありますが、このたび、先月7月31日付で採択をされまして、今後、県内中小企業も含む産学公連携による取り組みが開始をされることとなりましたので、ご報告いたします。
 採択に当たっては、本プロジェクトの主なテーマである、がん免疫細胞療法が、がんを特定し、効果的に攻撃することができる画期的な治療方法である点などが、高く評価されたものであります。
 なお、本事業については、全国から41件の提案が国に提出をされ、最終的には本県も含めた10件が採択をされたところです。
 このプロジェクトを推進することによって、今後成長が期待される再生医療産業において、関連する新たな製造拠点の県内立地や、県内企業の参入が促進をされ、地域経済の活性化や雇用の創出・拡大が大いに期待されるものと考えております。
 私からは以上です。

KRY(山口放送)

 ブラジルとペルーの訪問についてお伺いしたいんですが、県としても長い交流の歴史があると思うんですけれども、この地域との交流のですね、意義というのは改めてどのようにお考えかということと、知事、初めてご訪問されるということで、成果としてどのようなことを期待していらっしゃるかということをお伺いします。

知事

 このブラジル、ペルーへの移住者、全国的に移住を国策としても進めていく中で、山口県から大変多くの方が行かれているわけですね。そうした中で、ブラジルやペルーに行って、大変ご苦労された方も多くいらっしゃって、山口県人の絆というのが大変深くあるわけです。県人会が設立されて90周年という、大変節目の年を迎えるわけでありまして、その記念式典にお招きいただくということで大変光栄に思っております。
 私自身はですね、ブラジル、ペルーに行くのは初めてでありまして、そういった意味でも楽しみにしているんですが、2年前にアメリカで南加(なんか)県人会、こちらが創立の110周年ということで、その際は、アメリカにお招きをいただきましたけれども、そこは世界大会ということで、ブラジルやペルーからも県人会の方が参加をされていらっしゃいました。
 その際にですね、会長さんはじめ、その会の方々と大勢の皆さんとお会いすることができたわけですが、こうして、私をはじめ、県がこのようにわざわざ県人会の方に来て交流してもらえるということに対して、大変感謝をされました。ご高齢の方は泣いて喜ばれていらっしゃいまして、本当に山口との絆というか、それぞれルーツが山口にあるということを大変強い思いを持っていらっしゃる方ばかりでありますし、また、山口が今、どういうふうになっているのかということにも、大変高く関心をお持ちの方が大勢いらっしゃるということを強く感じました。そういった意味で今回お招きをいただいて、本当にうれしく思っておりますし、また、これを通じてさらに交流を、絆を強くしていきたいというふうに思っております。
 こういう周年事業だけじゃなくて、県は毎年、海外技術研修員等の受け入れも行っているわけであります。これについても、大変感謝をされておりまして、実際、ブラジル、ペルー等から県の方に、こういった研修等を受け入れるというのをやめてしまっている県もある中で、山口県がしっかり続けていることについて、大変感謝もされているところでありまして、そういう意味で、これもしっかりと続けていきたいと思いますし、また今回、県人会館の増改築もあります。これも、前回、二井元知事が行かれた時に、ある程度話もご要望も受けて、県としてもよく考えていきますという中で、私もそれを引き継いで、今回増改築についても、竣工式が行われて、県としても支援をさせていただくわけでありますけれども、そういったことを通じて、さらに山口県にルーツを持たれている方々のつながりが深くなればいいなと思いますし、また、県としてもそういった拠点で、さまざまな情報発信、山口県の発信もできればと思っております。
 重ねてになりますけれども、山口に対して、大変温かい、熱い思いを持っていらっしゃる方々ばかりでいらっしゃいますので、さらに交流を深めて、良好ないい関係をさらに発展をさせていきたいと思っております。

TYS(テレビ山口)

 関連して。ブラジル、ペルーの訪問についてなんですが、まず、先ほどいくつか技術研修とか県人会館の支援とか、というお話がありましたけれど、そういった支援というのは、今後も、少なくとも今のレベルで続けていくというお考えということでよろしいでしょうか。

知事

 そうですね。県人会館の関係は、この1回のものといいますか、今回の建て替えをすれば、またすぐに何かということではないと思いますけれども、さまざまいろんなご要望があって、今回は山口市の方も協力してくれて、救急車を贈呈したりとか、ということもありますけれども、いろいろとつながりがある中で、県人会の取り組みなりをサポートしていければと思っておりますし、また、ぜひ山口の方にもお越しをいただきたいというふうに思っております。
 こういう海外の県人会との交流というのは、定期的に続けておりますし、次、山口に来てもらうこともあると思いますので、また、ふるさとに帰ってもらって、今の山口県を、知って楽しんでもらえればなということも思っているところでございます。
 そういった技術研修員の関係は、これからもしっかりと継続をしていきたいと思っております。帰られた方々が、それぞれネットワークを強くして、帰られた方々の会もまたあって、この間アメリカに行った時も大変その方々がイベントを大きく盛り上げてくれたりとか、非常に山口に対してもすごい熱い思いを持って、応援していこうという思いを強く持っていただいておりますので、そういった意味で、われわれもこの事業を継続することによる効果もしっかりと出ているなというふうに感じているところでありますから、これはしっかりと続けていきたいと思っております。

YAB(山口朝日放送)

 今のに関連して、ご質問させていただきます。救急車を贈呈されるということですが、なぜ救急車を。それは、ありがたがられるんですか。どういう背景があって、救急車を贈呈されるんですか。

知事

 これはですね、相手方の方から要請があったものだと思います。やっぱり、いろいろとそういうものが整ってなくて、足りないという状況がある中で、こちらの方でも使わなくなったもの、これをハンドルを左に換えなくてはいけないとか、そういったものをやった上でお届けするということをやるようにしています。これは、大変ニーズが強いということでありまして、であれば応じていきましょうということで、そういう必要な改修もしながら、贈呈をすることにしています。大変これ、感謝をされるということと思います。

YAB(山口朝日放送)

 新車で1台。

知事

 新車じゃなくて、既に使っている中古のやつを、また向こうの仕様に合うようにハンドルを右左換えたりとかいうことをやって、届けるということですね。

TYS(テレビ山口)

 明日、北朝鮮のミサイルに関連して、Jアラートの訓練があるということで。

知事

 訓練ですか。説明会かな。

TYS(テレビ山口)

 伝達訓練も明日ですね。

知事

 そうですね。

TYS(テレビ山口)

 こういった言ってみれば、振り回されているようにも見える状況について、どのように受け止められてますか。

知事

 振り回されているのは、北朝鮮に。

TYS(テレビ山口)

 まあまあ、そういうことです。

知事

 やはり、ここに至るまでミサイルの発射が続いておりまして、不安を県民の皆さん、国民全体も感じてます。私自身も当然感じているところであります。
 そういう中で、国に対しては、しっかりとこうした危機的な事態が起きないように、万全の対処をしていただきたいということで、これは重ねて要望、要請をしているところでございます。
 中国知事会でも、国民の不安を払拭(ふっしょく)していくことですとか、あるいは飛来に備えて落下時の避難行動、あるいはその救助活動等について、より具体的、詳細な情報提供を行っていただきたい、また、国民の理解を深めていく、その取り組みもしっかりとやってほしいということは、これは単県じゃなくて、中国知事会としても要請を、緊急アピールという形で求めてきたところであります。そういった形で、とにかく不安を取り除くための対応も併せてしっかりしていかなければいけません。そういう意味で、われわれも訓練も行ったわけでありますし、これも他の市町にも展開を広げていきたいということで取り組んでいるところでございます。
 また、明日[本日]、国の方からの説明なり、訓練もあるわけでありますけれども、これでまた、どういった内容の話があるのか、しっかりと聞いてきたいと思いますし、それを受けて、市町また庁内の周知もしっかりしていかなければいけないと思っておりますので、明日[本日]国の方で説明会がありますが、明後日[明日]、市町の国民保護担当者とか、県の中の関係各部局の主管課を集めて、説明会を行うことにしております。そういう中で、国の方からの説明もしっかりと伝えていかなければいけませんし、われわれもできる対応は、しっかりと備えていかなければいけないというふうに思っております。
 いずれにしても、今、心配しているようなことが起きないように、国に対してしっかりとした対処をしていただきたいというふうに強く思っております。

中国新聞

 関連してなんですけど、そもそも北朝鮮が島根、広島、高知の上空を通過してグアムを狙うぞという発表をしているわけですけれど、その周辺に山口県もあるわけで、その北朝鮮に対しては、どういう思いを知事としては思っていらっしゃいます。

知事

 もちろん国として、これはしっかりと対処してもらわなければいけないことでありますけれども、われわれは県民を守る立場で住民の不安やその生命、財産の安全をしっかりと確保しなければいけないと、そういった意味では、大変それは脅威にさらされているわけですね。そうしたことを繰り返している北朝鮮に対しては、強い憤りを感じております。
 ですので、そういった意味で国の方に対しては、そうしたことが実際に実現しないように、しっかりと関係国と連携して、対処していただきたいというふうに強く思っているところでございます。

中国新聞

 関連して。北朝鮮のミサイルが、ちゃんと飛ぶとおかしいですが、言ったように飛ぶ、飛んじゃいけないと思いますが、ちょっとずれれば、少しずれれば、山口県の上を通りかねないと思うんですね。近県ですから。そういう意味では、例えば、PAC3を山口県内にも配備してほしいとか、そういった思いとか、要望とか、そういったお考えはお持ちでしょうか。

知事

 今、現実に、山口県ということを言われているわけではないですし、また、PAC3が配備をされて、国としては万全の対応をしているということだろうと思います。そしてまた、北朝鮮の動きはまた、これは国のことですから、一自治体が判断できるものではありませんけれども、北朝鮮の動き、また、アメリカの方のいろんな発言等をですね、これ、揺れ動いているところもありますので、そういった状況もよく注視をしなければいけないんだろうというふうに思っております。いずれにしても、われわれは、本当に危険なこと、あるいは不安に思うことについては、国として万全の対応をしていただきたいというふうに思っておりますので、そういったことについては、引き続き国に対して働き掛けをしていきたいというふうに思っております。具体的なオペレーションというか、そういったことについては、国の方で責任を持ってやっていただきたいというふうに思っておりますので、われわれとしては、まずはその危機が、実際に起きないように、そしてまた、不安が払拭されるように、万全の対応をしていただきたいということを、引き続き訴えていきたいと思います。

共同通信

 空母艦載機の移駐に関してなんですが、2月にですね、E-2Dが、配備前訓練の形で、岩国基地の方に来たと思うんですが、これに関してですね、国は、あくまで、配備前訓練だというふうに説明をしているんですが、米海軍の方は、これをもって移駐だというふうな認識を示しているようでして、国と米軍の方で、こう見解の違いみたいなものが見られるんですが、これに関しては県の方は、どのように考えていらっしゃいますか。

知事

 それについては、配備という形では、国の方からわれわれは聞いておりませんので、そういった受け止めをしているところであります。実際に訓練が終わった後は、いったん離れるということも実行されたわけでありますので、現実にわれわれ、その時には、実際に事前にもう来ているんじゃないかという話はありましたけれども、そこは実際に訓練が終わったら直ちに離れてほしいという要請もし、またそれもしっかりと実行されましたので、そこについて何か、それが実際は先行移駐だったということは、事実として何か起きているわけではないというふうに思っています。

共同通信

 ただ、米軍としては、その2月の配備前訓練をもって移駐という認識らしいんですけど。

知事

 認識は、私は、米軍の方の発表は、直接存じておりませんでしたので、そこについては、なかなかコメントしづらいところはありますけれども。われわれ、それをどういうふうに受け止めるかというのは、それぞれ世の中、違うものがあるかもしれませんが、われわれとして懸念したのは、実際にそれがなし崩し的にずっと配備されることは、それはまさに先行配備なので、それはわれわれの求めているものと全く違う、実際に容認をしてというステップがあって、それから移駐がされるという段階を踏むべきであって、その段階で、訓練という名目で、実際にずっと居続ければ、事実上、先行移駐じゃないかと。しかし、その時の説明では、必要な訓練をして、終われば離れますよ、ということでありましたので、そういったものだと、その運用の一種だというふうに理解をして、それが確実に実施されれば、それは先行配備ではなくて、当初の説明のとおりの内容であったというふうに理解をしているわけですね。ですので、そういう中で、われわれが求めたとおりに、実際に必要な訓練等が終われば、離れていったわけでありますので、そこについて、今改めて、あれが先行移駐だったとかいうことを申し上げるようなこともないですし、求めていたとおりのことが履行されましたので、特にそれを問題視する考えはございません。

共同通信

 今月の9日に、E-2Dが厚木の方からこちらに来ましたけれども、それを受けて、知事として、どういうふうに受け止めていらっしゃいますか。

知事

 これについては、空母艦載機の移駐について、県議会なり、この会見の場でもお話をしたとおりでありますけれども、この移駐について、10年来、県も地元の市町も、また、それぞれの議会も、そして住民の皆さんもしっかりと、空母艦載機の課題というのは、大変長きにわたって続いた問題なわけですね。そういった中で、われわれとしての、求めていたさまざまな条件、安心・安全対策や地域振興策ですね、これは地元の市町が求めていたこと、われわれはそれに対して、補足をしっかりと国の方にあわせて一緒になって要望し、また、県としては、地元の意向を尊重するという立場で、地元の判断を踏まえて受け入れということを表明したわけであります。今回、各自治体、そしてまた、県としても大変重い判断をしたわけでありますが、これがいよいよ実行段階に入ってきたというところであります。ですので、また改めて、国の方に対しては、安心・安全対策ですとか、あるいは騒音の問題等、しっかりと対処していただきたいということも、お願いもしているわけでありますが、そういったことが確実に実行されながら、円滑に運用がされるように、引き続き注視をしていきたいというふうに思っております。

毎日新聞

 先ほどの北朝鮮の問題に少し戻りますけれども、ここに来て、米朝間で、やや交渉再開に向けた、歩み寄りとも受け止めることができるような見解が出始めているかと思うんですけれども、その辺を今どういうふうに見ていらっしゃるのかというのが1点。
 それから、もう1点は、ミサイルが発射された場合に備えた訓練というのは、明日されますけれども、仮にその先の朝鮮半島有事というふうな事態に万が一なった場合、県として、確認方法というか、県民保護という観点で、どういう行動をするのかというふうな整理というのは、やっているのか、どの程度やっていらっしゃるのか、例えばでございますけれども、図上演習ですとか、いわゆる住民の方が、ではなくて、県庁内部でご検討ということで結構なんですが、どの程度やってらっしゃるかというのを確認をしたいと思います。

知事

 北朝鮮の情勢について、大変心配をしておりまして、今報道がされているとおり、少しそれが緩和されたことなのかもしれません。当然、われわれが交渉当事者ではないので、それ以上の情報はないですから、それについての評価というのはなかなか難しい面がありますけれども、いずれにしても、この最悪の事態というのは避けられるように願っております。そういう中で、いざ何か起きたときにはということでありますが、県としては、常に24時間の危機管理体制によって、不測の事態に備えて、常に情報収集はするようにしているわけですね。また、仮にミサイルが、日本に飛来する場合に備えまして、市町に対して、国からの緊急情報伝達としまして、Jアラート、これの機器の点検ですとか、緊急時の情報伝達体制の徹底も要請をしているところであります。県民の安心・安全をしっかりと確保していく、そのことを最優先にして、庁内の関係課、それから市町、また、消防本部、そういったところとの緊密な連携を図りながら、突如の発射にも直ちに対応できるように体制をしっかり整えていきたいと思っております。
 また、今日、国の方から、また、ミサイル発射に係る対応ですとか、Jアラートに関する説明があるということでありますので、その内容も速やかに協議をして、万全の対応をしていきたい、そのように思っております。

毎日新聞

 追加で。お尋ねしたかったのは、もちろん、今のミサイル発射に対する対応というのは、非常に重要なことなんですけれども。想定として、つまり、起きるべきではないとは思っているんですが、想定として、仮にその先の、半島有事というような事態になった場合というのは、ミサイル対応だけではなく、海上でありますですとか、地上でありますですとか、そういう所での対応も当然求められてくると思うんですよね。それが私の記憶では、10年ちょっと前に、中国、朝鮮半島での駆け引きがあった時に、島根でしたっけ、鳥取でしたかね、とか、あとは福岡県とかでは図上演習等もやったと思うんですけれども、それは、別に住民の方を直接巻き込んでということではなくて、あくまでも県であるですとか、市町であるですとか、関連の自衛隊であったり、警察であったり、そういう機関で内部的にやっているという意味での訓練、演習だったと思うんですけれども、そういうものも山口県として、現段階で内部的にどの程度やっていらっしゃるのかという点をお聞きしたい。

知事

 有事の際には、国民保護計画というのを作って、今もそれも県としても、計画を作って、対処についての、どういう対処をするかというのをそこで決めているわけですね。これも改めて庁内、当然関係部局、関係がそれぞれありますので、改めて、その周知もしているところであります。また、実際にそのオペレーション等について、必要であればそういったことも、やっていかなければいけないと思っておりますが、今日また、国の方から説明会もありますので、そういったことを踏まえて、庁内にどういう対応をしていくのかというのを、しっかり検討していきたいと思います。

中国新聞

 すいません。ちょっと前の質問に戻りまして、岩国基地の関連で、米軍機の飛行運用についてなんですけど、このお盆期間中に艦載機を含む複数の米軍機が、飛行が確認されたようなんですけど、岩国日米協議会の確認事項に反する運用かと思うんですけど、その点について、知事の受け止めをお聞かせください。

知事

 14日の日にスーパーホーネットが飛来しているという話があったようでありますが、県としては、これは外来機の岩国基地への飛来ということであろうと思うんですが、そのことそのものについては、特段その対応なり、行っているわけではありません。岩国市の方では、市が飛行自粛を求めている時間帯、8月14日の11時15分(岩国駅周辺空襲の日の黙とうの時間)ね。ここに飛来したものじゃなくて、市としては特に対応しないということでありまして、県としても特に対応する考えはございません。
 確認事項との関係で、8月13日から16日までは飛行を自粛するということになっているということでありますが、この件について、岩国市の方からは市民生活に影響がないことから、現時点、特段対応をしないというふうに聞いておりますので、県としても岩国市の考え方、意向を踏まえまして、対応は必要というふうには考えておりません。

朝日新聞

 艦載機移駐の絡みでお伺いしたいんですけれども、8月6日に艦載機移駐が始まるという発表があった後、実際8月9日に移駐が開始されたということなんですけれども、これについては、それぞれ原爆投下の日に合わせてと、かなり批判も強いというふうに思うんですけれど、それについての一連の米側の行動についてどのように受け止めていらっしゃるのかということと、併せて、予期せぬ、これオスプレイも要望があったにも関わらず、運用を再開したということで、こうした米側のここ最近の行動について、どのように受け止めていらっしゃるか、お聞かせいただけますでしょうか。

知事

 この8月9日の日に移駐が行われたということであります。これは米軍の運用に関わることではありますけれども、関係者の方々の心情を考えると、8月9日という日は、控えてほしかったというふうに思っております。
 それから、オスプレイの関係です。事故がまた、海外で発生したものとはいえ、基地周辺の住民には大きな不安を与えるものでありますから、大変遺憾であるというふうに思っております。そういったことで、先日7日の日に国に対しましては、事故に関する詳細な情報提供、そして原因究明と早期公表、外来機を含め岩国基地で運用される全ての航空機の今後の一層の安全管理の徹底および飛行の安全確保に努めるように、米側に求めることを口頭要請をしたところでございます。米側の方で、事故の概要について、事故の受けた米側の対応として、飛行を48時間停止をしたり、あるいは全隊員に飛行の基準、あるいは安全手順を遵守をするということをしている、そしてまた、このオスプレイの飛行を妨げるような機械的、構造的、システム上の欠陥はないと認識をしている、そういった説明だったようであります。これを受けて防衛省の方で、同じように米軍が事実関係等を確認し、MV-22の飛行は、安全であると結論付けている、また、その飛行を妨げるような機械的、構造的、システム上の欠陥はないと認識している、また、部隊の全隊員に対し、安全および運用の手順を再度徹底させた、ということを踏まえると、防衛省の知見に照らして、合理的な措置が取られているとみられるということで、米軍の説明は理解でき、引き続き安全に最大限の配慮をした飛行を求めていくことが妥当と考える、ということでありました。そうしたことで、国の方で、事故が発生した後、米軍に飛行自粛をまずは求めて、そういった米側の措置に対しまして、国において、国の責任で、飛行再開に同意されたものというふうに承知をしております。先ほど言いましたように、県としては今回の事故を受けまして、情報提供、原因究明、安全管理の徹底等を求めたところでございますので、引き続き、国と米側の対応を注視をしていきたいと思っておりますし、基地周辺住民への影響等も踏まえながら、岩国市と連携して、さまざまな課題に対しては、引き続き対処していきたいと思っています。

朝日新聞

 すいません、重ねて。そうするとですね、村岡知事本人としてはですね、山口県民の代表者として、これまでに一連の報道を鑑みて、米側は信頼に値する相手であるのかと、自治体の思いを本当にくみ取ろうとしている姿勢が見えるのかどうかということについて、お聞かせください。

知事

 われわれですね、岩国基地の関係では、今回のこの件に限らず、さまざまその飛行の安全性や騒音の問題ですね、いろいろその前にも事故も起きたわけであります。その都度、安全対策の徹底ですとか、騒音の問題とかですね、国あるいは米側に対して求めてきているわけであります。
 その中で、さまざま対応もされてきていると思いますが、しかし、これは継続して言い続けなければいけない問題であると思っております。われわれとしては、やはり県民の、住民の皆さんの安心・安全、これをしっかり確保するということが最優先でございますから、そうした観点で、継続して言い続けなければいけない問題だろうというふうに思っております。一つ言えば、それでもうずっと安心で誰も言わなくていいということではきっとなくて、やっぱりわれわれは、継続してそういった強い意識を持って、関係市町と連携して、訴え続けていかなければいけないというふうに思っています。

朝日新聞

 すいません、最後に。かねて県が要請しているFCLP(空母艦載機着陸訓練)あるいはNLP(夜間着陸訓練)の自粛ですとか、安心・安全対策に関して、結局のところ、米軍との信頼関係の醸成というのが第一になってくると思うんですけれども、その点において、米側というのは信頼に足る相手であるのかどうかということに対して、どういうふうに考えていらっしゃるのかだけお聞かせください。

知事

 そういった問題について、われわれは全般的にどうかということではなくて、個々の問題について、やっぱりわれわれは、問題があればしっかりと強く訴えていかなければいけませんし、その中で改善も図られるものもありますし、思うようにならない部分ももちろんあるわけでありますけれども、それはとにかく継続して、そういった話なり、われわれとしての主張を伝えていくということが重要でありまして、そうした場自体は防衛省なりを通じてしっかりとあるわけでありますから、そういったことを繰り返しやっていくということに尽きると思います。

防府日報

 今月に入って、防府市内でセアカゴケグモとかアカカミアリとか、そういう特定外来種が結構発見されるような事例があって、全国的にはヒアリの発見ということもあって、そういう有害な特定外来生物を水際で防ぐ対策について、今後どういうふうに取り組んでいかれるのかというのを、お聞かせください。

知事

 ヒアリの問題と、おっしゃられたように、防府市においてアカカミアリの生息が確認されたということでありますけれども、まず、県としての対処についてお話をします。コンテナないしコンテナヤードで発見をされたアカカミアリと、アカカミアリと推定されるアリについては、事業者または県によって、殺虫剤等で全て駆除済みであります。既に、コンテナが置かれた場所・周辺を調査して、殺虫餌を設置しているところでありますけれども、新たに疑わしいアリは、今確認をされていないところであります。引き続き、環境省とも連携をして、調査をして、発見された場合には、速やかに駆除等を行っていきたいと思っております。
 そしてまた、特にコンテナターミナル利用者に対して、このアカカミアリが発見されたことを伝えて、コンテナの移動に当たっての点検の強化等、より一層の注意喚起を図るように要請をしておりますし、また、外国からのコンテナの取り扱いがある、県管理の他の港湾、徳山下松港とか岩国港とか宇部港につきましても、引き続き注視をするように要請をしたところでございます。
 これについては、国の方から、ヒアリのことも含めて、さまざまな助言なり等があるわけでありますけれども、それをしっかり踏まえて、適切に対処していきたいというふうに思っております。
 また、県民の方々に対しましては、ヒアリとかアカカミアリに関する生態の特徴、駆除方法、刺されたときの対処方法をホームページに掲載をして、また、市町そして県の健康福祉センターで県民からの相談を受ける体制を取っております。そういった意味で、しっかりと防ぐということと県民への周知ですね、これに万全を期して取り組んでいきたいと思っています。

時事通信

 東京一極集中の是正の取り組みについてお尋ねします。文科省は先日、東京23区内の私大の定員増を認めない告示の改正案を出しましたけれども、この定員について、どのように受け止められているかお聞きします。

知事

 これはかねて、われわれ主張していて、知事会としても決議をして求めてきたところです。人口の東京一極集中で大きな要素は、大学の進学時に、みんな東京に集中するということでありますし、それを受け入れるだけの定員の増というのが、ずっと繰り返されてきているということですね。そこを何とかしていかなければ、この傾向自体は止まらないだろうというふうに思っておりますので、それに対して、私も有識者会議等にも出席をして強く訴えていく中で、今回文科省の方で、その定員増を来年度以降認めない方向で進めていく、そのパブリックコメントが実施をされているということであります。
 これは、23区の私立大学の定員増を認めない方針での手続きが、そういった形で進められているわけでありまして、われわれが求めていることに対しては、一歩前進だということで思っておりますけれども、しかし、これを1年、2年のものじゃなくて、しっかりと立法措置等によりまして、制度化をしていくことが必要であるというふうに思っておりますので、そういったことを強く期待をしておりますし、また併せて、地方大学の振興策についても、これはしっかりとした対処を、われわれは今、「大学リーグやまぐち」をつくっておりますけれども、さまざま特色、魅力ある大学、高等教育機関づくりに向けて取り組みをしていく中で、その支援もしっかりとやっていただきたい。東京の方を抑えていく部分と地方大学の活性化と、この両方をそれぞれしっかりとやっていかなければ、この流れは止まらないと思いますので、その制度化等に向けた取り組みを強く期待しています。

NHK

 以前に、一度会見の中でお答えになった件なんですが、改めて確認なんですけれども、今月、原爆の日を迎えて、知事これまで、ヒバクシャ国際署名の方には協力しないという意向は先月示されているんですが、いろいろなところで、核兵器の廃絶が叫ばれていたりしますが、改めて、ヒバクシャ署名に対する知事としての協力についてどういうふうに考えられるのか、核兵器廃絶についてどのように考えられるのかお聞かせください。

知事

 そこは、前回お答えしたことと同じであります。私自身は世界の恒久平和、そしてまた、核兵器の廃絶に向けて、世界は向かっていかなければいけないと思っているわけでありますが、それに向けた道のりといいますか、どういうふうに進めるかということは、これはまさに国において、しっかりと検討して進めていただきたいと思っているところでございます。
 今お話のあった署名については、それについて国の方の見解とも異なる点もある、それを求める内容でもありますので、そういったことを踏まえて、それについては署名をしないということで対処しておりますけれども、目指すべき方向としては核兵器の廃絶、そして世界恒久平和の実現ということ、これは世界が共通して目指すべき目標であるというふうに思っています。

NHK

 全国の中でも、被爆者の数は非常に山口県は多いという中でですね、知事の署名に期待をする声もあると思うんですけれども、そこに対してはどのように応えられますか。

知事

 言いましたように、核兵器の廃絶自体は、私もそれを強く願っているものでありますが、それに向かっていくための手法といいますか、道のりについては、もちろん国の方もそれを目指してやっているわけであります。そうした中で、国の方の取り組みを尊重する、そういう立場で今回署名をしないということを言っている、そういう立場でいるということでございます。

TYS(テレビ山口)

 こちらも前回の会見でも出たと思うんですが、来年の知事選挙まで半年を切った状態だと思うんですが、前回の会見では、「考える」とされていたと思うんですが、現時点では、どのように考えられてますでしょうか。

知事

 今、知事になって3年半ぐらいがたったところだと思います。今、チャレンジプランの取り組みを進めて、これを着実に成果を上げていかなければいけないということで、今年度が最終年度ですから、これに向けて今、全力を挙げているところでございます。ただ任期がですね、もう終わりが近づいてきましたので、今後どうするかについては、また改めて自分の考え方をよく整理をした上で、しかるべき時期にお示しをしたいというふうに思います。

TYS(テレビ山口)

 そのしかるべき時期というのは、どの辺りをめどに、目指していらっしゃいますでしょうか。

知事

 それはまた、よく考えていきたいと思います。しかるべき時期に、お話をしたいと思います。

中国新聞

 すみません。先ほどの米軍機の運用の確認事項の関連なんですけど。これまでも、お正月とかお盆とかの飛行自粛を求める確認事項に、たびたび違反するケースがあったかと思うんですけど、そもそも、この岩国日米協議会、県も構成メンバーだと思うんですが、この協議会自体が四半世紀ほど、ずっと開かれていない状態で、飛行の確認事項も、若干その古くなっている部分、実態に即していない部分もあるかと思うんですが、今回、いよいよ艦載機移駐が始まったということで、これを機に、改めて基地側とですね、協議会の開催を、開くことの必要性について、知事はいかがお考えでしょうか。

知事

 そうですね。今お話があったとおり、岩国日米協議会では、岩国基地の運用等について、確認事項としてですね、取り扱いを決めている、取り決めをしているわけでありますけれども、協議会そのものは、今あったように、長年開催をされてはおりませんが、これまでもさまざまな機会を通じてですね、関係機関の間で、運用等の確認をはじめ、必要な情報交換を行ってきておりますので、その会がないから何も何一つできていないというのではなくて、また別の形でいろいろできているということではあります。ただ、また今後、新たに米海軍が入ってきたりとかですね、そういう状況の変化はありますので、県としては、開催が必要かどうか、また、事務局であります岩国市の方にも、意見も聞いてみたいというふうには思っております。

中国新聞

 知事としては、協議会の開催を検討してもいいというお考え。

知事

 そこは、岩国市の方でそういう思いがあれば、それに対して尊重していきたいと思っておりますが、ただ一方で、いろいろな話も、実際に協議会がないからできていないというわけでもないところもありますから、その辺をやっぱり一番地元の岩国市の方がどのように考えられるかということをですね、まずは、考えを確認したいなというふうには思っております。

中国新聞

 1点だけ。先日、渉外知事会がありまして、その中で、災害時の特別協定の検討というのも試案という形で提案されたかと思うんですけど、山口県も構成員として参加されていますので伺いたいんですけど、具体的にはこれからだと思いますけども、日米間での災害時の協力体制の提案だったと思うんですけれども、その点についての知事のお考えをお聞かせください。

知事

 そうですね。今回、会長、神奈川県知事の方から、たたき台ということで、協力体制の整備も含めました具体的な相互協力の内容について、これから議論が開始をされるものというふうに理解をしております。そういった議論自体はしていくべきだと思っております。有意義な議論となるようにですね、協力していきたいというふうに思っておりますが、ただ、災害時等の協力、相互協力につきましてはですね、今回、会長から提案がされる前から、岩国市の方では米側と話し合いをされているというふうに伺っておりますので、そういったことも踏まえていきますと、今後の議論におかれましては、そういった地域レベルの協議体制の必要性も含めて、岩国市の方の意見も聞いてみたいと思っておりますし、そういったことを聞きながら、また県としてもどのように、その中で議論するかということを考えていきたいと思っております。

中国新聞

 地域レベルの協議体制というのは、岩国日米協議会とはまた別の協議体制ですか。

知事

 そこは形がどうなるかというのは、いろんなやり方があると思います。それよりもまず、実質的に災害等の相互協力等についてですね、どういった形でやっていくのかということについて考えていくという中で、岩国市の方でこれまで話してきたものも踏まえて、どういった考えを持っているかということは聞いてみたいということであります。

NHK

 知事選の関連で。自民党に入党したとの情報も出ていると思うんですけれども、再選を目指すかどうかというところで、非常にご自身の意気込みが注目される中で、自民党に入党されたということについては、どういうふうなお考えがあるのかということと、出馬される際には、そういった意味では、自民党側の推薦等を取られていくのかということをですね。

知事

 まだ、どうするか言ってないので、出馬する場合のと言われてもなかなか難しいんですけれども。自民党の入党の話が、今ありましたけれども、私としては、最初の知事選挙の時から、また今の県政の推進をしていく上でも、自民党から、いろいろな形でご協力、ご支援をいただいているところでありますし、また、党としての考え方についても共感するところが多くございますので、今回お話もあって、受けて入党したということであります。直接、その知事選挙どうこうということではありません。

時事通信

 今、入党の話で、自民党の党としての考え方に共感するところがある、とおっしゃいましたけど、どの点があるんでしょうか。

知事

 それは個々の政策ということではなくてですね、全体的な方向性として、共感をしているということであります。

NHK

 全く話題が変わって恐縮なんですけど、いよいよ明日、スターバックスが山口市にオープンするということで、鳥取県でも非常に経済効果が上がって、コーヒーの消費量が上がっただけでなくて、経済効果も実際あったということで、大変話題になったところなんですけれども、話題性としてはあるかとは思うんですけれども、地域活性化とかですね、そういった意味で、知事として期待とかあれば。

知事

 そうですね。話題にもなっていますから、やっぱり効果は大きいんだろうというふうに思います。私もよく通りますよ。今朝も通りました、あそこ走って、スタバをね。準備もだいぶできていますよね。NHKの隣で、場所も非常にいいんじゃないでしょうか。あそこ、場所自体は公園で、いろんな世代の方がですね、楽しめる場所でありますし、くつろげる場所として非常にいい場所にあるなというふうに思っております。また人が、別にスタバに限らずですね、いろんな所で人が動くことによってですね、地域が活性化されて元気になっていくと思いますので、そうした効果が生まれていけばいいなというふうに思っております。

NHK

 若い人の定住効果までは言い過ぎかもしれないけれども、活性化するとか、そういったところに、やっぱり期待を持てるんじゃないかなとかありますでしょうか。

知事

 そうですね。やっぱり地域が元気になるというのは、やっぱり人が出て動いてというところがですね、大きくなればなるほど元気になる、というふうに思います。だから、そういった意味では、地域に、みんながこう、足を運びたくなるような場所があってですね、そこでまた、いろんな経済効果や交流が生まれればいいなというふうに思っておりますので、そういったものは多くあればあるほどいいかなというふうに思っております。

NHK

 できたら行かれたいですか。

知事

 そうですね。子どもを連れて行きたいなと思います。

中国新聞

 すみません。また知事選関連に戻りますが。9月に5回ほど、パーティーを県内5カ所でされるということですけども、ちょっと、この時期に聞くのもなんですが、その狙いとか意図を、ちょっと伺いたい。

知事

 各地域の中で、私のいろんな応援をしてくれる方もいらっしゃいますが、そういった中で、ぜひそういった場を設けてですね、知事のこれまでの取り組みですとか、どういったことを考えて、今県政をやっているのかとか、そういった話を聞こうということで企画をされたものでありまして、私としては大変ありがたいので、喜んでその諸所に行かせてもらってですね、これまでの取り組み等をしっかりと話をしていきたいと思っております。

中国新聞

 こういうパーティーってのは、大体ちょっとこう、資金がいろいろご入り用なときに大体、開催されるようなところ、向きもあるんですが、そこら辺はどうですか。

知事

 そこについて、私はまだ開催の具体的なこともよく承知をしておりませんけれども、そういった形で応援していただけるというのはありがたいことで、しっかりと行って、自分として考えていること、取り組んできたことを話をしてきたいと思います。

※広報広聴課編集
[ ]の箇所は、当課で修正しています。

作成:山口県総合企画部広報広聴課

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