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知事記者会見録・平成30年8月22日実施分

ページ番号:0013077 更新日:2018年8月24日更新

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日時 平成30年(2018年)8月22日(水曜日)
11時00分~11時35分
場所 県庁2階 記者会見室

発表項目

  • 山口ゆめ花博について

知事

 皆さん、おはようございます。
 本日はですね、私の方からは、開幕を間近に控えました、山口ゆめ花博の準備状況と今後の予定等につきまして、ご報告をさせていただきます。

 山口ゆめ花博につきましては、開幕までですね、いよいよあと23日となりました。県民の皆さんの期待、開催に向けました機運も日増しに高まっていると、そのように感じています。
 そうした中で、まず、会場の整備につきましては、日本一高い木のブランコや日本一長い竹のコースターなど、大半の遊具類がほぼ完成をし、その施設の整備も最終段階を迎えております。現在、急ピッチで工事を進めています。
 そして、会場を彩る花々も、7月末から始めた植え付けがですね、おおむね完了をし、先週末には開幕時に花が咲き誇るよう、ほぼ全ての花の剪定(せんてい)を行いました。今年はですね、例年にない酷暑が続きまして、特に花に関しましては厳しい管理を強いられていますけれども、きめ細やかに管理を行っており、最高の状態で皆さんをお迎えできるものと考えています。
 前売り入場券につきましては、7月末現在の販売状況を発表しましたが、実券ベースで約36万枚、パスポート券で3回お越しいただけるというふうに考えると約45万枚となり、こちらの方も順調に推移していると考えています。
 また、今月14日からは、JR西日本にご協力をいただき、ゆめ花博の入場券と新山口駅までの新幹線の往復自由席がセットになった「山口ゆめ花博きっぷ」の販売も開始をしました。大変お得な割引もあり、重点地域であります広島県、福岡県からの誘客にもつながるものと期待していますし、両県におきましては、先週からテレビCMも集中的に放映をしておりまして、多くのお客さまにご来場いただけるのではないかと考えています。
 会期中のイベントにつきましては、これまでAKB48 Team 8(エーケービーフォーティーエイト チーム エイト)や一青窈(ひととよう)さんのスペシャルライブなどを発表してまいりましたが、今月末には、全てのイベント・体験プログラムについて発表する予定であります。52日間の会期中、ご来場いただいた皆さんに、いつ来ても、何度来ても、さまざまなイベントを楽しんでいただけるものと思っています。
 今月6日には現地事務所も立ち上げました。山口ゆめ花博が、県内外からご来場いただいた多くの皆さんに、これまでにない驚きと感動を体験していただき、山口県の未来に向かうエネルギーを感じていただけるものとなるよう、開幕に向けてラストスパートをかけていきたいと思っています。
 私からは以上です。

TYS(テレビ山口)

 広島県の方では、結局、知事の方はPR活動というのができなかったと思うんですが、その辺はどのように捉えていらっしゃるんでしょうか。

知事

 そうですね。広島でのPRを予定しておりましたけれども、残念ながら西日本の豪雨災害のですね、ちょうどそれがまさに来ていた時期でありましたので、それは控えたわけでありますけれども。いろんな働き掛け、あるいは今申しましたようにテレビCM等はですね、しっかりとやっているところでありまして、そうした対応をしっかり行いながらですね、広島でのPRと誘客の拡大につなげていきたいと思っております。
 それから、7月25日からですね、広島もそうですが、福岡県でもテレビCMの放映を開始をしております。8月下旬なので、もう間もなくですけれども、会場を上空からドローンで撮影したバージョンも放映予定であります。
 また9月からはですね、準備が整った会場のリアルな映像を使った新しいバージョンも放送予定でありますので、そういった県外へのPRもですね、いろいろと工夫しながらやっていきたいと思っております。

KRY(山口放送)

 イージス・アショアについてですが、一昨日、再照会への回答がされたわけですが、知事のコメントも出ておりまして、「必ずしも十分とは言えないものの、前回に比べれば詳しい内容」ということです。知事、若干目は通されてるかと思うんですが、もう少し具体的に、どの辺りが詳しくなっているというふうに評価されていて、どの辺りが不十分だというふうに、現段階で、精査前だとは思うんですが、思われていらっしゃいますか。

知事

 そうですね。今回の回答が出て75ページというですね、大変ボリュームとしてもありますので、一通り目は通して、今精読をしているというか、そういったところでありますけれども。
 例えば、むつみの演習場を候補地に選んだ部分についてですね。候補地についても例えばですけれども、北の方でいいますと秋田県付近だけじゃなくて、北海道の西(南)部付近、あるいは新潟県付近についても選択肢として考えていた、それから九州北部付近、山口県付近、島根県東部付近、西側についてはそういった場合についての組み合わせをしてですね、その防護の範囲を調べると、そうした中で最も広範囲、そして広く防護できる組み合わせとして、秋田県付近、山口県付近の組み合わせだということが今回初めて示されて、これまでになかったところで、国の方の検討の経緯、進め方について説明がされました。
 その一方で、具体的な検討となってきますと、いろいろと数理的な分析をしているということでありましたけれども、それについてはミサイルの性能とかですね、そういったものについてのさまざまなシミュレーションをして行ったということで、これは特別防衛秘密等に当たるということで、そこについては示すことはできないということでありましたので、全てが明らかになっているわけではありませんし、そういったおのずと国の防衛に関することですので、一定の制約はあるだろうというふうには思いますけれども、今回の回答について、これまでになかった部分、一定の説明がなされてきたなというふうに感じております。
 それからあと、細かいいろんな数値等についても、この中ではいろいろと新たに示されたものもありますし、あとはご懸念の多い、特に電磁波の部分についても、これは説明会等においても第三者の専門家についても呼んでですね、説明をしてもらうことも、今、検討をしているということでありましたので、いろいろとわれわれの問題意識というか、そういったものを踏まえてですね、回答はなされているのではないかというふうに思っております。
 これをですね、よく精査をした上で、また説明会もこれから開かれてまいりますので、そういった中で、どのような説明がなされるのか、また、市や町の方とも、よく話をしながら、今後の対応について検討していきたいと思います。

KRY(山口放送)

 今の話でいいますと、知事、なぜ山口なのかというところに少しこだわっていらっしゃったかと思うんですが、今のご説明で、特別防衛秘密の部分で明らかにされない部分もあるけど一定の説明というお話でしたが、その辺り、知事としては、なぜ山口なのかということは、今回の回答で、ある程度理解できたということでしょうか。

知事

 そうですね。一定の説明はされたというふうに受け止めております。検討をどのように進めてきたのか、どういう視点でやったのかについて、具体的な説明がなされております。決定に至るですね、具体的な数値的なさまざまな分析については、これはミサイルの性能とかですね、そういったものを前提にしているので、特別防衛秘密等に当たるから、それを示すことは難しいということであります。そこは、事の性質上難しいのかなと、おのずと制約があるのかなと思いますけれども、そういった中では検討のプロセス等については、説明をされているのかなというふうには、今、受け止めておりますけれども。また、これもよく精査をしていきたいと思います。

KRY(山口放送)

 その精査の部分なんですが。特にレーダーの話とかいうのは、かなり専門的な内容にどんどん踏み込んでいっているのかなと思うんですが、県として精査するに当たって、どういう知見を得ながら、県の職員の中だけで精査していくのか、はたまた、第三者なり、専門家の意見も聞きながら、国の方は第三者の説明をするような機会を設けるというふうに回答してますけど、県として、この回答を精査するに当たって、どういう体制で、どう精査されていくかということについて。

知事

 そうですね。もちろんわれわれの方でも知見がない部分がありますので、そういった部分が重要な要素となってくればですね、なんらかの形でわれわれも、そこについて、よく知るための工夫がいるだろうと思います。国の方で、これからまた、説明会等で専門家を呼んでということがある、検討しているということでありますので、そういった中で、もっと話がより専門的にどんどんなってくればですね、われわれもそこについて、まず、われわれ自身も理解をしたり、確認をするために必要な対応をしていかなければいけないと思いますけれども、現時点で、今、想定しているものはありません。話がますます具体的になってくれば、いろんな形でわれわれも説明されている内容なりですね、それについてどのように評価するかということについて、必要な知識を得ながらやっていかなければいけないだろうと思っております。

NHK

 災害の関連で2点お伺いします。1点、今、台風接近してますけれども、前回台風接近してから災害対策本部が設置されました。今回はどういう対応をされますでしょうか。
 あともう1点ですが、先月の豪雨に関連してですね、他の自治体さんでは、避難情報の伝達について課題があったということで、内部の方でいろんな会議を設置されたり、検証されるということだったんですけれども、山口県さんの方では、今どのようなことを検討されているか、あるいは今後どのようなことで考えていらっしゃるか、ちょっと知事のご意見をお聞かせいただきたいと。

知事

 そうですね。まず、今、台風19号は九州の方、西の方に行ってますけれども、次の20号も発生して、日本列島に向かっているという状況ですので、その情報については、逐次把握をして、必要な体制を取っていかなければいけないと思っておりますけれども。災害対策本部ということに限っていいますと、これは台風については、台風が県内に上陸をする、あるいは上陸をすることが明らかである、そういった場合に設置をするという基準になっております。災害、それに限ったわけではありませんけれど、その他のそれに類するようないろんな深刻な事態が想定されれば、当然立ち上げていくということになりますので、客観的な基準としては、台風が上陸するかどうか、ということでありますけれども、その他の情報も含めてですね、体制については、よく考えていかなければいけないと思っております。
 それから、特に今回の7月豪雨を踏まえまして、われわれとしては、特に内部での情報の共有や市町等への伝達、必要な情報の伝達の仕方、それから住民の皆さんへの避難情報を届けるんですけれども、しっかりとこれがまた避難、行政発だけじゃなくて、これが具体の避難行動に結び付くようにどのように工夫する、すべきなのかということをですね、よく検討しなければいけないと思っております。これは山口県だけじゃなくて、広島、岡山、今回の災害が起きたところみんなそうですけれども、必要な情報を出していても、それが必ずしも住民の避難行動に結び付いていないということが起きております。ですので、そうしたことをわれわれ自身も検証をして、対策として、これから生かしていきたいというふうに思っております。
 そのために、いろんな現状と、それから課題、それから効果的な対策について考えていかなければいけないわけでありますけれども、これはさまざまな知見も活用してやっていかなければいけませんので、県の防災会議に専門部会というのを置いていますけれども、その活用も含めてですね、どのように検討を進めるか、効果的な対策を打ち立てていくために検討していくかということを、今、検討しているところであります。

山口新聞

 豪雨に関連してなんですけど、先月の定例会見で島田川の決壊に関して、周南市さんの方との情報伝達の見直しがあったと思うんですけど、その件について、その後の検討状況等あれば教えてください。

知事

 はい、そうですね。それにつきましては、個別の、今回起きた課題として、先ほどお話のあった島田川のところですね、堤防の決壊について情報把握をした部分がしっかりと市の方に伝わっていなかったというところ、これを深刻な課題としてわれわれ受け止めてですね、こうしたことが起きないように、また、災害時において、どのような情報が、本当に緊急で重要なのかということを、よく区分をして、それがしっかりと伝わるようにするという体制を組み立てていかなければいけないと。そういう中で、前にも申し上げましたけれども、周南市も含め、われわれと周南の土木(周南土木建築事務所)の方でですね、それから県の河川課の方と、協議を今重ねているところであります。情報伝達の課題ですとか、再発防止についての検証結果をですね、取りまとめをしていこうということで、今、検討しておりまして、今後、この検討結果、もう既に、この検討会を何回か開催をしております。これから、その検証結果を取りまとめて、その上で他の市町等にも、これをしっかりと共有をしてですね、いい形でつくり上げられるように意見も聞きながらですね、最終的に対策として、まとめていきたいと思っております。今まさに、現時点では、今回関わった周南市と、それから周南土木、河川課、この3者で検証と、それから、対策を取りまとめをしているという段階です。
 繰り返しになりますけれども、これからまとめた上で、他の市町とかですね、あるいは他の土木事務所、気象台等について意見も聞きながら、最終的な形としてつくっていきたいと、これからそれをするということです。

山口新聞

 すいません。現時点では、いつまでに取りまとめて、いつまでに他の市町との共有するというところまでは。

知事

 そうですね。もちろん、これは早くやるべきだと思っておりますけれども、一方でしっかりとですね、実効あるものにしていくために検討していかなければいけませんので、期限ということを今の段階で決めているわけではありませんが、決してゆっくりやっているわけではなくてですね、できるだけ速やかにやっていくべきものだと思っております。

山口新聞

 分かりました。

共同通信

 ちょっと先週になるんですけれども。周防大島町で2歳の男の子が行方不明になっているんですけども、これは大分の尾畠春夫さんというボランティアの方が発見されたんですけど、大分県の方、これまあ、知事が表彰されるという意向があるんですけど、山口県ではどうなんでしょうか。

知事

 そうですね。大分の方で、尾畠さんご自身が、今回の事ということじゃなくて、いろいろと全国の被災地に行ってですね、ボランティア活動をしているという、その長年の功績に対して表彰するかどうかという検討されているということは、お聞きをしております。県としてはですね、今回の事例、特に捜索活動ということでありますので、これは所管としては、県とすれば県警察ということになります。県警察の方から、既に、発見日にですね、柳井警察署から捜索ボランティアである尾畠さんに対して感謝状を贈っているということでありますので、そうした形で感謝の意を表しているということであります。

共同通信

 すいません。話題変わるんですけれども、障害者の雇用の関連なんですけれども、今、中央省庁の方で、いわゆる水増しというもので発覚しているわけですけれども。都道府県の方でも、幾つかそういった自治体があったと。本県においては、担当部局から、本県においてはないというような回答をいただいておりますけど、知事のご認識をお願いいたします。

知事

 そうですね。われわれとしては、数値の水増し等はしておりません。雇用率について、私の知事部局、企業局を含めて、昨年6月1日時点で2.94%ということで、地方公共団体の法定雇用率2.3%でありますけれども、これを上回る措置を講じておりますけれども、重ねて、当然のことながらですね、数値についての水増しはしておりません。

NHK

 昨日、下関の病院の方で、点滴に穴が空いていて、山口県医務保険課さんの方でも県内の医療機関の方に安全管理の徹底を呼びかける文書を、昨日通知されていると思うんですけども、県民の安全を考える立場からしてですね、今回の事件の受け止めについてお聞かせ願えますか。

知事

 そうですね。今回のような事件、特に人の命に関わることですので、大変懸念をしております。直接、病院自体、病院の方でも、しっかりと、当然確認といいますか、内部で調べてもらわなければいけませんけれども。直接的には、これは下関市の方の対応ということに、制度的にはなるんですけれども。県としても問題意識を持っておりまして、こうしたことがないようにですね、運用についてしっかりと行うように周知をしているところですが。これ、担当課はいるんですかね。何か通知を出してますよね。

医務保険課長

 昨日付で、県内の全医療機関に注意喚起の文書を発出しています。

知事

 昨日付で、注意喚起の文書を出しているということであります。

TYS(テレビ山口)

 すいません。ゆめ花博なんですけど、1カ月を切ったということで、改めて成功へ向けた意気込みをですね、もう一度お願いできますでしょうか。

知事

 そうですね。現地事務所も開設をして、職員みんなやる気を持って、本番に向けて、今、準備、最終段階で力を入れてやっています。会場の設営も、だいぶ最終段階にきましたし、花の方は随分苦労もしましたけれども、本番開幕の時には、最高の状態で皆さんをお迎えできるというふうに思っています。
 いろんな苦労もしながら、ぜひ最高の形で開幕を迎えたい。それに向けて、今、全力を挙げているところです。
 いろんなイベントについてもですね、また、全体はこうだということは、今月の末には、お示しをできると思いますので、ぜひメディアの皆さんにも、広く県民の皆さんに周知をいただいて、子どもさんからシニアまで、多くの方がいろんな楽しみ方ができる、そうしたイベントが多数あります。昼も夜も楽しめる、ナイトプログラムも、参加型のイベントを用意をしております。ぜひお子さんからお年寄り、どの世代の皆さんも、いつ来ても楽しんでもらえるイベントがたくさんありますので、ぜひ会場に足を運んでいただきたいと思います。
 また、そういうさまざまな催し・イベント、これはいろんな県民の皆さんの参加もいただいて、本当に多くの方が、ぜひ花博でこういった活動がしたい、こういった活動を発表したい、ということがあります。
 そうしたものを全体として、山口の元気を皆さん感じていただけると思いますし、また、会場でも8つのゾーンに分けていますけれども、いろいろと「子どもの育ちを支える公園」とか、大学と連携したり、「健康の庭」、歩いて回って、健康をですね、自然と健康になれるような庭とか、こういったものを行政と大学、また、さまざまな関係団体、一緒になってつくり上げていっています。これからの未来の公園とか、未来の庭とかそういったものが見えるような、感じられるような、そういったものも、いろんなところに用意をしていますので、ぜひ会場にですね、来てもらって、いろんなゾーンで楽しんで、いろんなことを感じてもらって、疲れたら山口市が足湯をちゃんと整備をしてくれていますので、足湯で足の疲れをとってもらって、また歩いてもらって、そういったふうに、一日楽しんでいただけると思っています。何度でも、ぜひ会場にお越しをいただきたいなと思います。

中国新聞

 改めて、その目標、来場者数も変更なしで、お花の方も1,000万でお出迎えするということに変わりなく、順調に。

知事

 はい。

中国新聞

 台風どうなるか分かりませんが、目標は変えずにいかれるということでよろしいですか。

知事

 何にいかれる。順調に。

中国新聞

 順調に。目標の数値は変えることなく。

知事

 そうですね。それは、目標の数値は変えることはなく、順調にそれを達成していきたいと思います。

中国新聞

 あともう1点。ちょっと話は変わりますけれども。自民党の総裁選ですかね、日程が正式に9月7日告示、20日投開票ですかね。ということなんですけど、知事も党員でいらっしゃるし、この間、8月11日の決起大会じゃなくて、囲む会ですか。囲む会では、みんなで拳を突き上げてというところがありましたけれども。この総裁選に関して、投票権、一党員として、多分投票されるんだろうと思いますけど、まず投票されるかどうかと、どなたに入れようと思われているのかと。改めて。

知事

 ここは知事として来ているので、私としては、安倍総理がまだ表明されていらっしゃらないですから、何ともコメントも難しいんですけれどもね。これまでもですね、山口県選出の安倍総理の下で、いろんな取り組みが進められてきていて、とりわけ、地域の活性化、地方創生について、力を入れた取り組みを進めていただいています。
 そうした中で、われわれもさまざまな地方創生の支援を活用しながら、取り組みを進めてきましたし、政府機関の移転も実現をしました。また、観光の方も、過去最高の3,300万人というところまで山口県の観光も伸びてきましたし、インバウンドも、非常に増えています。県産品のいろんな海外への展開や輸出の強化も進んでいますけれども、そうした形で、地方の状況も厳しいですけれども、いろんなチャンスは生まれてきているのかなと思っています。
 ぜひこうした取り組みをさらに前に進めていただきたいなと思っておりますので、ぜひ安倍総理の3期目を期待をしているわけでありますけれども。情勢がまだ正式に言われていないので、何ともコメントは難しいですけれども、ぜひ続投していただけるといいなというふうに思っております。

読売新聞

 改めて、花博に関してなんですけど、チケットの売り上げが36万枚ということですけれども、販売ルートがですね、県と市町、実行委員会がほとんどを占めて、販売管理センターが全体の4%程度にとどまっているという状況なんですけれども、この結果についてはどういうふうに受け止めていらっしゃるんですか。

知事

 そうですね。もちろん、市町とか県庁としてもそうですけれども、協賛してもらっている企業とかですね、そういったところを通じて買われているという部分が多いと思いますし、それは企業の方も、ぜひこれを盛り上げたいという中で、力を貸していただいていますので、そうしたルートでどんどん増えていくというのは、いいことだというふうに思います。
 入場券の販売管理センタールートについてですけれども、これはですね、主なセンタールートの中で主なものというのは、旅行代理店の分なんですけれども、これはですね、販売した旅行代理店がクーポンを発行して、クーポンを会場のチケット売り場で入場券に換えると。来るときに換えるということなので、販売の実績というのが開幕後の集計になります。だから今はそこが0(ゼロ)になっているので、見えてきていない部分ということです。ですので、それがまた数字で出てくると思いますので、必ずしもそのセンターの分が今の数字を見て低調だということではない、そういったちょっと数字の取り方がそういった形になっているので、後にならないと分からない部分がありますので、そういったところで受け止めてもらえればなと思います。

読売新聞

 それとあと、豪雨の関係なんですけれども、他県では、災害復旧費ですけれども、臨時議会で補正予算を出したりとかですね、専決処分でやったりとかしている部分がありますけれども、山口県の場合はどのように対応をされるのでしょうか。

知事

 そうですね。もちろん災害対応というのはですね、本当に速やかにやっていかなければいけませんので、予算の制約があってこれが進まないということがあってはいけないと思っていますので、予算については、しっかりと対応していかなければいけないと思っております。
 今はですね、当初予算の中で、災害に備えて災害復旧事業ですとか、災害関連事業と、そういった予算の、いわば枠のような形でとっているものがありますので、緊急を要する今の対応については、その中でそれを活用して、速やかに対応しているということであります。
 その上でですね、今後、災害対策に係る予算については、必要に応じまして、補正予算での措置を検討したいというふうに思っております。これから先に起こる災害についての枠というものを、また別に確保も必要ですし、その辺りも含めて検討していかなければいけないだろうと思っております。いずれにしても、予算がないから事業が進められないということはないように、そこはしっかりとやっていかなければいけない、そういった意識で取り組んでまいります。

YAB(山口朝日放送)

 イージス・アショアの話に戻るんですけれども、ちょっと確認で、今回、質問を出されたのは県と萩市の連名だったと思うんですけれども、やはり回答について精査するのは阿武町も一緒に協議という形でよろしかったでしょうか。

知事

 そうですね。届いたものについては、阿武町の方にも届けておりますので、阿武町の方でも、それを見てですね、また精査もされると思います。

YAB(山口朝日放送)

 必要があれば再照会も検討ということですけれども、そのタイミングとしては、これから次にある3度目の説明会の内容を踏まえた上で、ということになるんでしょうか。

知事

 そうですね。今回、回答があって、また直近、すぐに説明会がありますのでね、そこでまた新たな説明があるかもしれませんし、新しい疑問等が生じることがあるかもしれませんので、そういったことを踏まえて、また関係市町の方とも話をしながら、これからの対応、追加照会するのか、するとしたらどのようにするのか等を含めて、考えていきたいと思います。

YAB(山口朝日放送)

 今回の住民説明会は、もう3度目になるわけですけれども、あとどんな説明があれば住民の理解が得られる、懸念が払拭(ふっしょく)されるというふうに知事はお考えですか。

知事

 そうですね。やっぱり、いろんな配備についてのさまざまな生活とか、暮らしとかについての影響とかですね、そういったことについての懸念が多いんだろうというふうに思います。
 今回の照会に対する回答の中でも、また一定の具体的な数値を示した説明等もありましたけれども、先ほど言いましたように、また、第三者というか、専門家も呼んで、説明もしてもらうようなことも考えているということでありますので、防衛省の側としても、実際に説明会を重ねていく中で、どういったところに住民の皆さんが関心を持っているのか、不安を持っているのかというのを、徐々には分かってきていると思いますので、それに寄り添って答えてもらうということが重要だろうというふうに思いますので、そうした説明がしっかりとされることを期待しています。

YAB(山口朝日放送)

 これまでの説明会は、地元の自治体主催で行われていると思うんですけれども、これまでの説明会に地元以外の方も来られて、県民に、広く対象にした説明会を開いてほしいという声も一部あったんですけど、例えば今後、県が主催で、全県民を対象にした説明会の開催を求めるとかですね、そういったお考えは。

知事

 そうですね。現時点では、特に配備周辺地域であります、萩と阿武町の方の皆さんの関心が高いという中で、説明会を開いているので。説明会、住民に限定した部分というのはむつみでしたかね。ありますけれども、むつみはそうやってやるということで、これはまた、地域の方の意見も踏まえて、対象者をどうするかという中で、市の方で判断されたということだろうというふうに思いますけれども。そういった形で、むつみはそうやってやって、他の地域はそうじゃないんだろうと思いますけれども。
 そういった中で、特に、また、他の地域でもという声があれば、われわれそのことは踏まえなければいけませんけれども、現時点において、そういった声があるわけではないので、今の段階で考えているわけではありません。また今後、そういった話があれば、受け止めていかなければいけないと思います。

山口新聞

 自民党総裁選の一応確認で、村岡知事は投票される予定ということで間違いはないかというのを。

知事

 そこは、今まだ、具体的に、そこについては、今考えているわけではないんですけれども。

山口新聞

 投票するかの想定というのは。

知事

 するかどうかは今、考えていないです。やらないという意味ではなくて、考えていないということです。今、そこまで考えていない。

作成:山口県総合企画部広報広聴課

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