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おもしろ統計・137製造業が強い山口県

ページ番号:0191421 更新日:2023年1月19日更新

137製造業が強い山口県(令和5年1月19日掲載)

 今年も「知っちょる? 統計やまぐち」をよろしくお願いいたします。

 さて、山口県の製造業は、1事業所当たりや従業者1人当たりといった単位当たりの付加価値額が高いという特徴があります。付加価値額とは、売上額から原材料費や燃料費、減価償却費等の費用を差し引いた額のことです。2020年の1事業所当たりの付加価値額、従業者1人当たりの付加価値額は、山口県が全国1位です(表1)。

 もう少し詳しく県内の業種別に、単位当たり付加価値額を見てみますと、化学工業、ゴム製品製造業、輸送用機械器具製造業等で高いことが分かります(表2)。

 このように、統計データから山口県の製造業の強さが見て取れますが、解決しなければならない課題もいくつか抱えています。

 その一つは、脱炭素化です。2018年度の山口県のCo2排出量のうち、産業部門と工業プロセス部門の排出割合は約69%と、全国平均(約36%)の2倍弱となっています。県では本年度末までに、産業分野における事業者の脱炭素化の取り組みを促進していくための総合的な戦略を策定する予定です。

 もう一つは、女性の就業拡大です。山口県の製造業労働者に占める女性の割合は約25%と、全産業平均の約45%より低い状況です。県では製造業に限らず、女性が働きやすい職場環境の整備への支援などの取り組みを強化していきます。

 なお、今回紹介した山口県製造業の付加価値額等のデータは、「山口県の工業」として今年前半に公表予定です。

表1 都道府県別の製造業の単位当たり付加価値額トップ5 表2県内製造業の業種別の単位当たり付加価値額トップ5

 

137製造業が強い山口県(令和5年1月19日掲載) (PDF:436KB)

 

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