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キノコによる食中毒の発生について!
防府市内の家庭で、以下のとおりキノコを原因とする食中毒が発生しました。
例年、夏の終わりから秋にかけて、毒キノコを食用キノコと誤認して採取、喫食したことによる食中毒が全国各地で発生しています。
食用と確実に判断できないキノコは、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。
発生概要
発生日時
発生場所
患者宅(防府市)
喫食者(患者)の状況
家族2人で喫食し、1人が発症(40歳代女性)
嘔吐、腹痛、下痢、手のしびれにより入院加療中
原因食品(推定)
オオシロカラカサタケ
(1)分布 春から秋にかけて、芝生や草地などの地上に群生する。
(2)形態
(傘)中~大型。幼菌時は半球形、のちやや中央を高くして平らに開く。
表皮は帯褐色、中央部以外は成長につれて不規則に裂け、白い地肌の上に鱗片となって残る。
(柄)長さ10~25cm、汚れた白色から灰褐色の繊維状で、基部は膨らむ。
つばは厚く、柄の上部につき、動かすことができる。
(ひだ)やや密で柄に隔生し、幼時は白色、成熟にしたがい緑色からオリーブ色になる。
(肉)成熟すると汚れた白色の綿塊状になる。
(3)中毒症状 悪寒、頭痛、嘔吐、下痢など
以下のHPもご参考にされてください。
毒きのこに気を付けて!(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部)
https://www.nihs.go.jp/dsi/section_s3/toxins/mushroomA4.pdf<外部リンク>
○毒キノコによる食中毒(山口県)https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/39/19314.html
○報道発表(山口県)https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/278603.html
問い合わせ先
山口健康福祉センター防府保健部 食品衛生課
住所 防府市駅南町13-40
電話 0835-22-3740