本文
離島・大島
若さと活気にあふれる島 - 萩諸島 - 萩市
大島(おおしま)
1 プロフィール
- 面積 3.01平方キロメートル
- 人口 564人
- 世帯数 261世帯
- 本土からの距離 8.0キロメートル
- 学校 大島小中学校
- 病院・診療所 大島診療所
※人口、世帯数は令和6年4月1日現在の住民基本台帳による。
問い合わせ先 萩市おいでませ、豊かな暮らし応援課 0838-25-3356
萩市浜崎萩商港の北約8キロメートルの日本海に浮かぶ島で、北長門海岸国定公園の区域に指定されています。
壇ノ浦の戦いに敗れた平家方の落人7人がこの島に流れ着いて島を開いたという伝説がある島です。
昭和30年萩市と合併する前までは、相島、羽島、櫃島、尾島、肥島とともに明治17年には六島村を形成し、村役場がこの大島に置かれていました。
まき網漁を主体とした漁業が盛んで、県内離島中ではトップの漁獲高を誇っています。
また、葉たばこ、ブロッコリーの生産も盛んで、農業の島としても注目を集めています。
集落がある漁港の周辺を除き、海岸には断崖絶壁が続き、奇岩も多く、島の見どころの一つとなっています。
平家七名の伝説 |
壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人7人が大島に流れ住み着いたとされる「七名伝説」が語り継がれており、その子孫「長岡、刀禰、池部、国光、吉光、豊田、貞光」の7姓で島の大半を占めています。 |
---|
2 大島に行く
本土との間には1日4往復で定期船が運航されています。
本土側定期船乗り場 萩港(萩市浜崎)
フェリー「はぎおおしま」
- トン数:323トン
- 航海速力:14ノット
- 旅客定員:150人
- 所要時間:25分
フェリーによる自動車航送は、事前に予約をお願いします。
詳細は、下記へお問い合わせください。
問合せ先 萩海運有限会社<外部リンク>(萩市東浜崎町) (0838-25-2040)
3 大島を見る
海岸
北長門海岸国定公園の区域に指定されている海岸線は日本海の荒波に削られた奇岩が多く、松の緑、海の青と調和して美しい景観をつくり出しています。
北海岸周辺には、突き立った岩の上に点々と松が生えている松島のほか、近くには海食洞がいくつかある島一番の景勝地です。
西海岸周辺には、その奇妙な形からカマドと呼ばれている海食洞があります。
七名塚とチンチキ堂
疫神社の近くには五輪塔、宝篋印塔などが残されている場所があります。1440年頃の寺と墓地の跡ではないかとみられています。
夜に鐘が鳴るという言い伝えから、この場所を「チンチキ堂」と呼ぶようになったといわれています。
向干支
島内には、門の上に動物の干支をかたどった彫り物を掲げている家があります。これは、その家の主人の「向こう干支」(6年違いの干支)といい、災いをなすものからその家を守ってくれるというものです。大変珍しい風習です。
大島八幡宮
建立は文正元年(1446年)といわれ、安永9年(1780年)の大火により一度焼失したものを翌年再建し、現在に至っている大変由緒ある八幡宮です。
御神体は、元永27年(1420年)の銘が入った木彫りの八幡尊像です。
山口県離島の旅
4 大島を体験する
星祭り
「歳祝い」ともいい、その年に満31歳に達する者の厄払いを目的として、毎年大島八幡宮の春祭り(4月)に合わせて行われる祭りです。
祭りの前日に、該当者が長男である者のうち、島の最も東側に家がある家庭で紅白の餅をつき、翌日の祭りの神事の後、餅まきをして祝います。祭りの日には、男性は紋付羽織で、女性は留袖で正装し、行列を作って神社へ参拝します。
大島まるまる体験ツアー
毎年夏と冬に催されます。大島の自然や歴史、食などの地域資源を活用した交流活動をしています。
問合せは、萩市役所大島公民館(0838-28-0595)へ
5 大島で買う、食べる
島内には、食堂、食料品店、雑貨屋などがあります。
郷土料理
角ずし |
寿司酢をつくるときにブリのあらをだしにします。 |
---|---|
まぶりめし |
イカと野菜を煮込み、炊きたてご飯と混ぜ合わせて作ります。 |
酢味噌うどん |
うどんに酢味噌がかかったものです。 |
いももち |
いも粉ともち米を蒸し、油で揚げたものです。 |
ブロッコリーの漬物 | ブロッコリーの茎の部分を漬物にしたものです。 |
おみやげ
いももち(マリンスーパー(漁協)で購入できます。)
お食事処
五月庵 |
0838-28-0538 |
---|
6 大島に泊まる
- 民宿よしみつ (0838-28-0680)
- 五月乃宿 (0838-28-0538) ※送迎あり
7 大島に住む
萩暮らし応援サイトのページ<外部リンク>