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食の安心・安全メール・第165号

ページ番号:0020137 更新日:2021年11月1日更新

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やまぐち食の安心・安全メール第165号

動物用医薬品を知ろう

動物用医薬品って?

  • 牛、豚、鶏などの家畜も、人間と同じように、病気になることがあります
  • 病気の予防や治療ができないと、健康な家畜などが生産されず、肉や乳、卵などの安定した供給ができなくなります
  • このような事態を避けるために、細菌による感染症を治療する薬(抗菌性物質)や、感染症を予防するためのワクチンなど、動物用医薬品が必要になります

動物用医薬品を使用した家畜の肉や卵、乳などは安全?

  • 動物用医薬品の用法・用量などは、動物の病気への効果、動物に対する安全性を確認して、国が承認しています
  • この使用法などは、動物用医薬品が使用された家畜の肉などを人が食べたときの安全性も考えて決められています

動物用医薬品の安全を確認するしくみ

  • 家畜などに使われた動物用医薬品が、食品を通じて、人の健康に影響を及ぼすことがないように、薬剤を投与するとどのような毒性があるのか(毒性学的リスク)、人の腸内細菌に影響を及ぼさない量はどれくらいか(微生物学的リスク)、アレルギーを起こさない量はどれくらいか(アレルギーリスク)などについて、食品安全委員会で専門の科学者が評価(リスク評価)を行います
  • また、薬剤耐性菌リスクについても確認します

<薬剤耐性とは?>

  • 抗菌性物質を使い続けると、それに負けずに生き残った細菌(薬剤耐性菌)が増えるリスクが高くなります
  • そこで、薬剤耐性菌が増える可能性、食品を通じて人が薬剤耐性菌を摂取する可能性、そして薬剤耐性菌を摂取した人が病気になった場合の治療への影響を評価します
  • これらのリスク評価の結果を元に、厚生労働省が食品中の残留基準を決め、農林水産省が家畜などへの用法・用量や、使用後に家畜を出荷できない期間(使用禁止期間)を定めます
  • また、県では、動物用医薬品販売業者や畜産農家、獣医師に対し、動物用医薬品の適正な管理・使用を行うよう指導を行っています
  • このようなしくみによって、安全な肉や卵、乳などの食べ物がつくられています

やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
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