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食の安心・安全メール・第172号
やまぐち食の安心・安全メール第172号
栄養成分表示を活用しよう!
- 栄養成分表示とは、その食品にどのような栄養成分がどのくらい含まれているのかを表した食品表示です
- 原則として、すべての一般消費者向け加工食品において、表示することが義務付けられています(一部、表示が省略できる場合もあります)
- 健康や栄養を考えて食品を選ぶとき、目安として活用することができます
どんな項目が表示されるの?
- 栄養成分表示では、「エネルギー」「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「食塩相当量(ナトリウム)」の5項目は必ず表示されます
- その他、表示が推奨されている「飽和脂肪酸」「食物繊維」のほか、「n-3系脂肪酸」「コレステロール」「糖質」「ビタミン・ミネラル類」等の栄養成分も表示することができます
※表示単位は、「100g当たり」「1食分当たり」「1包装当たり」など、商品によって異なります。栄養成分値を参考にする時は要チェック!
活用方法は?
- たとえば、カップめんを食べるときに、製品の食塩相当量を確認してみましょう
- 食塩相当量は、18歳以上の場合、1日当たり男性で8.0g未満、女性で7.0g未満に抑えることが目標です
- めん、スープ、かやくも含めてすべて残さず食べると、塩分を多く摂りすぎてしまう場合は、スープは残すようにする等の活用方法があります
<こちらもご覧ください>
栄養強調表示って?
毎日の食生活で不足しがちな栄養成分や、とりすぎが気になる栄養成分について、「カルシウムたっぷり」「ゼロキロカロリー」など、含まれる量が多いことや少ないことなどを強調する場合の基準が定められています
「高い旨」「含む旨」の表示
- 食品100g(飲料100ml)当たりまたは100kcal当たりで規定された基準値以上の栄養成分を含有する食品に表示できます
- たとえば、ビタミンCについては、食品100g当たり30mg以上含有していれば「高い旨」を、100g当たり15mg以上含有していれば「含む旨」を表示できます
- 表示例:「○○豊富」、「○○入り」
「含まない旨」「低い旨」の表示
- 食品100g(飲料100ml)当たりで規定された基準値未満または以下の食品に表示できます
- たとえば、糖類については、食品100g当たり0.5mg未満であれば「含まない旨」を、100g当たり5mg以下であれば「低い旨」を表示できます
- 表示例:「〇〇ゼロ」、「低〇〇」
「うす塩味」は塩分が少ない!?
- 「うす塩味」「甘さひかえめ」など、味覚に関する表示については、味覚が主観的なものであることから、表示のルールは設定されていません
- これらの表示がされている食品について、栄養成分の含有量が気になるときは、商品パッケージだけではなく、栄養成分表示も確認するようにしましょう
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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