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食の安心・安全メール・第175号
やまぐち食の安心・安全メール第175号
寄生虫による食中毒
どんな食べ物に寄生虫がいるの?
- イカやサバ、サケには「アニサキス」という数センチ程度の白くて細長い生物が寄生することがあります
- ヒラメには「クドア・セプテンプンクタータ」という目には見えないほど小さな生物が寄生していることがあります
- 馬肉には、数ミリ程度の長さの「ザルコシスティス・フェアリー」が寄生していることがあります
- その他の生鮮魚介類や肉類、野菜などにも寄生虫がいることがあります
寄生虫が体に入るとどうなるの?
- 腹痛や下痢、吐き気などの症状が現れることがあります
- 令和元年は、寄生虫による食中毒が347件発生しており、そのうち328件はアニサキスによるものです
寄生虫による食中毒を防ぐポイントは?
- 魚介類、肉類は十分に冷凍又は加熱しましょう
- 生野菜等は、流水でよく洗いましょう
- イノシシ、クマ、は虫類等は、生では食べないようにしましょう
- 魚では、内臓の寄生虫が筋肉に移行することがあるので、内臓はなるべく早く取り除きましょう
- 魚を調理するときには、内臓や、内臓に近い筋肉に寄生虫がいることが多いので、よく見て寄生虫がいれば加熱調理しましょう
- タラ、サバ類や川魚のように寄生虫の多い魚や内臓は生食を避けましょう
- 特に川魚を調理する際、目に見えない寄生虫が手やまな板等の調理器具を介して感染することがあるので、調理後は手や調理器具をよく洗浄しましょう(調理器具は、洗浄後、さらに熱湯で消毒すると効果的です!)
食の豆知識:千歳飴
- 子どもの健やかな成長を願い、晴れ姿で神社にお参りする七五三は、昔、公家や武家で行われていた、髪を伸ばし始める「髪置き」、初めて袴を着ける「袴着」、結び帯を使い始める「帯解き」の儀式に由来しています
- 七五三で欠かせない紅白の長い飴「千歳飴」は、季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別の料理「行事食」のひとつです
- 千歳飴は、元々は、麦芽から作った細長い飴を、縁起のいい紅白の色に染めたものでした
- 千歳飴には、子どもの健やかな成長と長寿を願う意味が込められています
<参考:「自然への感謝と祈りを込めて家族を結び、未来へつなげる 和食」(農林水産省リーフレット)>
「自然への感謝と祈りを込めて家族を結び、未来へつなげる 和食」(農林水産省リーフレット) (PDF:11.99MB)
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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