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食の安心・安全メール・第180号
やまぐち食の安心・安全メール第180号
ふぐ毒について知ろう!
ふぐ毒は猛毒です
- ふぐの毒は「テトロドトキシン」という名前で、毒の強さは青酸カリの約1,000倍です
- ふぐ毒による食中毒の主な症状は麻痺で、食後20分~3時間で唇、舌先のしびれから始まり、呼吸困難などが起こります
- 特効薬はなく、致死率が極めて高い上、食べてから死亡までの時間は4~6時間程度と、経過が非常に速いことも特徴です
ふぐ毒には個体差があります
- ふぐの毒性は、ふぐの種類や部位(臓器等)、漁獲海域により大きく異なるほか、季節によって変化することもあります
- また、個体差があり、同じ種類、同時期、同海域で獲れたふぐでも、毒の強さは一様ではなく、有毒のものと無毒のものが存在したり、毒の力にも大きな差があります
- このことから、「一度食べて大丈夫だったから」という考えは、死亡事故につながります
ふぐの自家調理はやめましょう!
- 例年、釣ったふぐや知人から譲り受けたふぐを自ら調理して食べたことによる食中毒が発生しており、令和元年には死亡事例が報告されています
<発生件数(全国:過去10年)> 事件数:195件 死亡者数:4名
- 山口県では、フグの処理(有毒部位の除去)は「ふぐ処理師」という資格者又はその立会いの下で適正に行うよう条例で規制しています
- 「ふぐ処理師」とは、学科試験と、鑑別・処理の実技試験に合格し、免許を受けた資格者のことです
- 釣ったふぐや、知人から譲り受けたふぐを、資格を持たない方が調理し、食べることは非常に危険です!
- 素人調理は絶対に行わず、適正に処理された、安全なフグを食べましょう
<詳しくはこちら(山口県ホームページ)>
食の安心総合情報ホームページ・フグ中毒の防止について|山口県
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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