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食の安心・安全メール・第181号
やまぐち食の安心・安全メール第181号
今年の節分は2月2日です
- 節分には、炒った大豆をまいて、邪気を祓った後に、年齢の数だけ豆を食べて、1年間の幸せを祈ると言われています
- これは、主食原料のひとつであり特別な力が宿るとされる豆をまくことで、病や災いを祓い、更にその豆を食べることで力をいただけると考えられたからです
- この考え方が中国の古い鬼追いの行事「追儺(ついな)」と合わさり、広まったとされています
大豆の豆知識
大豆には、いろいろな種類があります
- 大豆には「黄大豆」「黒大豆」「青大豆」など、たくさんの品種があります
- おつまみでおなじみの「枝豆」は、枝豆という品種の豆があるわけではなく、大豆をまだ若い緑色のうちに収穫したものです
どんなものに使われているの?
- 大豆は、豆腐、納豆、煮豆、味噌、醤油のほか、枝豆、きな粉、豆乳、ゆばなど、日本型食生活には欠かせないたくさんの食品の原料となっています
- 最近では、脱脂大豆から食品用にタンパク質を分離した大豆タンパクを固形状、繊維状に加工した「大豆ミート」なども利用されています
大豆は生では食べられません
- 大豆は栄養豊富ですぐれた食材ですが、消化を邪魔する成分など有害な成分が含まれています
- この有害成分の主なものはタンパク質であり、タンパク質は加熱すれば消化不良を起こす作用がなくなります
- また、豆腐やおから、みそなど日本の伝統的な大豆加工食品は、どれも加工の過程で熱を加えています
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
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