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食の安心・安全メール・第182号
やまぐち食の安心・安全メール第182号
「ジビエ」について知ろう!
- 「ジビエ」とは、シカ、イノシシなど、狩猟の対象となり、食用とする野生鳥獣またはその肉のことです
- 近年、シカやイノシシ等の野生鳥獣が増えて、畑を荒らし、農作物を食べてしまうなど、深刻な被害をもたらすようになっています
- このような状況を踏まえ、平成20年に「鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための特別措置に関する法律」が施行され、野生鳥獣による被害防止のための取組が全国で行われており、その中で、捕獲した野生鳥獣を食肉として利活用することが進められています
「ジビエ」を安全に楽しむために
- 牧場で健康状態が管理され、肉になるまでに獣医師による検査がされている牛や豚の家畜とは異なり、野生のシカやイノシシ等は、どのような病気や病原体を持っているかわからないことが多いです
- 日本では、過去に、生や加熱不十分な野生のシカやイノシシの肉や内臓を食べたことが原因とみられる、E型肝炎や腸管出血性大腸菌O157感染症などの発生事例が報告されています
- ほとんどの有害微生物は、十分な加熱により死滅することが確認されています
- ジビエを安全に楽しむために、次のことに注意しましょう!
- 生で食べないようにする
- 肉類を加熱する際は、生焼けにならないように肉の中心部まで十分に火を通す
- 生の肉類と加熱済みの肉類は分けて取り扱い、箸や皿もしっかり区別する
詳しくはこちら(山口県ホームページ)
野生鳥獣肉の衛生管理対策について
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
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