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特定外来生物・ツマアカスズメバチに対する継続調査の結果ついて

ページ番号:0020677 更新日:2021年11月1日更新

ツマアカスズメバチに対する継続調査の結果について

外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 平成16年6月2日法律第78号)に基づき、特定外来生物に指定されている「ツマアカスズメバチ」が、令和元年11月に防府市で初めて確認されたことを受け、環境省による継続調査が、発見直後の侵入状況等緊急調査に引き続き、ツマアカスズメバチの活動が高まる春期(令和2年3月)に実施されました。
継続調査においても、ツマアカスズメバチの新たな巣や個体は確認されませんでしたので、お知らせします。

ツマアカスズメバチの画像
​ツマアカスズメバチ

ツマアカスズメバチの特徴

  • 原産地は、中国、台湾、東南アジア、南アジアです。
  • 体は全体的に黒っぽく、腹部は鮮やかなオレンジで、アゴのあたりと脚の先は黄色です。
  • 大きさは20mm~30mm程度です。
  • 主に昆虫類(ミツバチを含む)を捕食します。
  • 樹木の高い位置に営巣することが多いです。
  • 在来のスズメバチよりも大きな巣をつくると言われており、直径1mに達することもあります。​

経緯

  • 令和元年11月18日 防府市新田の道路沿いで見つかったスズメバチの巣を駆除業者が駆除
  • 駆除業者が、駆除した個体が見慣れないスズメバチであるとして環境省中国四国地方環境事務所へ連絡
  • 環境省中国四国地方環境事務所が、駆除業者へ駆除個体を同事務所へ送付するよう指示
  • 令和元年11月20日 環境省中国四国地方環境事務所が専門家に駆除個体を送付し、同定を依頼
  • 令和元年11月21日 専門家による種の同定の結果、同スズメバチがツマアカスズメバチであることを確認
  • 令和元年11月26日~令和元年12月10日 環境省による侵入状況等緊急調査が実施され、新たな巣や個体の確認なし
  • 令和2年 3月 3日~令和2年 3月15日 環境省による継続調査が実施され、新たな巣や個体の確認なし

継続調査の概要

令和2年3月3日から3月15日にかけ、営巣確認地点の周辺(半径8kmの範囲)において、トラップを271個設置し、誘引捕獲を試みるとともに、同様の範囲において巣の探索調査を実施しました。
調査の結果、新たな巣や個体は確認されませんでした。

今後の対応

令和2年度も、環境省において、トラップを用いた分布調査や巣の探索調査を実施することとしており、県も、これに協力して対応します。

参考リンク