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山口県のがんの現状
山口県のがんの現状
山口県で令和2年にがんと診断された人は約1万2千人で、大腸がんが16.6%ともっとも多く、次いで肺がんが13.4%、胃がんが11.9%の順となっています。
部位別罹患の状況をみると、男性は前立腺がん、大腸がん、肺がんの順に多く、女性は乳がん、大腸がん、肺がんの順に多くなっています。
日本の年間のがんによる死亡者数は、約38万人で、昭和56年以降、がんが死因の最上位となっています。
山口県のがんによる死亡者数は年間約5千人です。がんによる死亡割合は22.6%を占め、約4人に1人の方ががんで亡くなっています。
死因別死亡の状況をみると、男性は肺がん、大腸がん、胃がんの順に多く、女性は大腸がん、肺がん、膵臓がんの順に多くなっています。
山口県の令和5年の75歳未満年齢調整死亡率は65.5で、全国平均の65.7を下回っており、長期的にみると徐々に減少している状況です。
山口県のがん検診受診率(国民生活基礎調査の結果)は全国平均より低く、特に女性特有のがん(子宮がん、乳がん)は47位で最下位となっています。