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地方独立行政法人山口県立病院機構の地方独立行政法人化について
地方独立行政法人山口県立病院機構について
山口県では、平成21年3月に策定した「県立病院改革プラン」において、本県の県立病院(総合医療センター及びこころの医療センター)の運営上の課題を解決し、将来にわたって、県民に対し良質な医療を安定的かつ効率的に提供できる経営形態としては、制度上、地方独立行政法人が最もふさわしいとして準備を進め、平成23年4月1日に「地方独立行政法人山口県立病院機構」を設立しました。
地方独立行政法人とは
地方独立行政法人とは、地方独立行政法人法に基づき、地域において必要な事務・事業で、民間にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるものを、効率的かつ効果的に行わせる目的で県が設立する法人です。
中期目標と中期計画
県は、法人に対して、4年の期間で法人が達成すべき業務運営に関する目標を、「中期目標」として指示します。
法人はその目標を達成するための「中期計画」を作成(県が認可)し、計画に沿って運営を行っていきます。
評価のしくみ
平成29年度までは、県の附属機関として設置する評価委員会が法人の業務実績を評価し、評価結果を知事に報告する仕組みとなっていました。
地方独立行政法人法の改正により、平成30年度以降は、法人の設立団体の長である知事が業務実績の評価を行うこととなり、評価委員会は、知事が行う評価に対して意見を述べる仕組みとなっています。
中期目標、中期計画、業務業績の評価結果については、地方独立行政法人法により公表することが義務付けられており、法人の業務運営の透明性が確保されています。
地方独立行政法人化の経緯等
県立病院改革プラン
少子・高齢化の進展、医療の高度化・専門化、医療制度の抜本的改革など、病院を取り巻く環境が大きく変化する中、県立病院が、今後とも安定的かつ継続的に良質な医療を提供していけるよう、「県立病院改革プラン」を平成21年3月に策定し、公表しました。
県立病院改革プラン(リンク)
県立病院法人化基本方針
県立病院事業の地方独立行政法人化に向けた基本的事項について、「県立病院法人化基本方針」として平成22年1月に取りまとめ、公表しました。
県立病院法人化基本方針(PDF:13KB)
県立病院機構定款
県立病院事業の地方独立行政法人化に伴い、病院を運営する地方独立行政法人山口県立病院機構を、県が新たに設立するため、法人の設立目的、業務範囲などの基本的な事項を定めた定款が平成22年6月議会において議決されました。
地方独立行政法人山口県立病院機構定款(PDF:35KB)
県立病院法人化委員会
県立病院法人化委員会は、県立病院の地方独立行政法人化に向け、法人の組織・制度や
業務等に係る基本的事項について検討する組織として、平成21年8月に設置しました。
県立病院法人化委員会(リンク)
県議会での審議状況
- 平成21年2月議会(委員会報告)
県立病院改革プラン(リンク) - 平成22年3月議会(委員会報告)
県立病院法人化基本方針(PDF:13KB) - 平成22年6月議会
- 平成22年11月議会
- 平成23年2月議会
News Letter~山口県立病院の独法化について~
職員向けの情報紙ですが、これまでの検討状況などをわかりやすく取りまとめた内容になっていますので、地方独立行政法人化について御理解いただくための参考資料として、どうぞ御覧ください。
職員向け情報紙 News Letter(リンク)