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新型コロナワクチンの3回目接種について

 新型コロナワクチンは、高い発症予防効果等がある一方、時間の経過に伴いその効果が徐々に低下していくことが示唆されています。
 このため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から初回(1回目・2回目)接種を完了した12歳以上の方は、2回目接種の完了から、一定の間隔をおいて、順次、追加接種を受けることができますのでご検討ください。
山口県医師会長から追加接種(3回目接種)についてのメッセージ
ACT SAIKYOの選手から新型コロナワクチン3回目接種についてのメッセージ

接種の対象及び使用するワクチン
接種の対象は、2回目のワクチン接種を終了した日から、一定期間(※)が経過した12歳以上の方。
・使用できるワクチンは、12歳~17歳の方はファイザー社ワクチンのみ。
・18歳以上の方は、ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン又は武田社ワクチン(ノババックス)が使用できます。
・1・2回目に用いたワクチンの種類にかかわらず、3回目接種にはどちらのワクチンも用いることができます(交互接種)。
(※)一定期間は接種するワクチンによって異なります。
    ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン:5か月以上
    武田社ワクチン(ノババックス):6か月以上
接種が受けられる時期
令和3年12月から令和5年3月31日までの予定
1・2回目と異なるワクチンを用いる場合(交互接種)
3回目接種の際に、1・2回目と異なるワクチンを用いた研究が海外で報告されています。
安全性
3回目の接種後7日以内の副反応は、1・2回目と異なるワクチンを接種しても安全性の面で許容されることが報告されています。
効果
 1・2回目接種でファイザー社ワクチンを受けた人が、3回目でファイザー社ワクチンを受けた場合と、モデルナ社ワクチン(※)を受けた場合のいずれにおいても、抗体価が十分上昇することが報告されています。
 (※)モデルナ社ワクチンは、3回目は50μg接種することになっているが、本研究では100μg接種した結果が報告されている。

接種が受けられる場所
原則として、住民票所在地の市町(住所地)の医療機関や接種会場で接種を受けていただきます。
詳細は、お住まいの市町のホームページ等でご確認ください。
| 下関市<外部リンク> | 宇部市<外部リンク> | 山口市<外部リンク> | 
| 萩市<外部リンク> | 防府市<外部リンク> | 下松市<外部リンク> | 
| 岩国市<外部リンク> | 光市<外部リンク> | 長門市<外部リンク> | 
| 柳井市<外部リンク> | 美祢市<外部リンク> | 周南市<外部リンク> | 
| 山陽小野田市<外部リンク> | 周防大島町<外部リンク> | 和木町<外部リンク> | 
| 上関町<外部リンク> | 田布施町<外部リンク> | 平生町<外部リンク> | 
| 阿武町<外部リンク> | 
新型コロナワクチンの追加接種についてのQ&A
ワクチンの情報に関しては、科学的根拠に基づいた情報発信をしている公的機関や団体などから情報を得るようにしましょう。
| No | 質問 | 回答 | 
|---|---|---|
| 1 | なぜ、追加(3回目)接種が必要なのですか。 | 日本で接種が進められているワクチンは、デルタ株等だけでなく、オミクロン株に対しても発症予防効果や重症化予防効果等が確認されていますが、その効果は経時的に低下していきます。このため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に対して、3回目接種の機会を提供することが望ましいとされています。 | 
| 2 | 追加(3回目)接種には、どのような効果がありますか。 | 3回目接種を行わなかった場合と比較して、発症予防効果や重症化予防効果等を高める効果があります | 
| 3 | オミクロン株にも追加(3回目)接種の効果はありますか。 | オミクロン株に対する初回(1回目・2回目)接種による感染予防効果や発症予防効果は、デルタ株と比較して低下するものの、3回目接種により一時的に回復することが示唆されています。入院予防効果も、デルタ株と比較すると一定程度の低下はありますが、発症予防効果と比較すると保たれており、3回目接種で回復することが報告されています。 | 
| 4 | 追加(3回目)接種はどのような人が対象になりますか。 | 感染拡大防止や重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に3回目接種の機会を提供することが望ましいとされています。現時点では、初回接種が完了した12歳以上のすべての方がワクチンを接種できます。基礎疾患を有する方など、重症化リスクの高い方には特に接種をお勧めしています。 | 
| 5 | 追加(3回目)接種は、2回目の接種からどのくらい間隔をあけたら接種できますか。 | 令和4年5月25日より、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンは、2回目の接種完了から5か月以上経過すれば、3回目接種が可能となっています。一方、武田社のワクチン(ノババックス)は、2回目の接種完了から6か月以上経過後に接種することとなっています。 | 
| 6 | 追加(3回目)接種では、どのワクチンが使用されますか。初回(1回目・2回目)接種とは異なるワクチンを使用(交互接種)しても大丈夫でしょうか。 | 3回目接種に使用するワクチンは、初回接種に用いたワクチンの種類に関わらず、ファイザー社のワクチン、武田/モデルナ社のワクチン又は武田社のワクチン(ノババックス)を用いることとされています。現時点では、ファイザー社のワクチンは12歳以上、武田/モデルナ社のワクチン及び武田社のワクチン(ノババックス)は18歳以上の方に使用できます。 | 
| 7 | 追加(3回目)接種ではどのような副反応がありますか。2回目より重いのでしょうか。 | 海外の臨床試験の結果では、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンいずれの場合も、2回目の接種後と比較して有害事象の発現傾向は概ね同様であると確認されていますが、リンパ節の腫れなどについては、初回(1回目・2回目)接種時と比較して、発現割合が高い傾向にあります。心筋炎の報告頻度は2回目接種後よりも3回目接種後の方が低い傾向がみられています。 | 
| 8 | 海外ではどのくらい追加(3回目)接種が行われているのでしょうか。 | 既に複数の国で3回目接種が行われています。 | 
| 9 | 追加(3回目)接種はどのようにしたら受けられますか。 | お住まいの市区町村から3回目接種用の接種券等が送付されます。初回(1回目・2回目)接種時と同様、実施している医療機関や会場をお探しの上、予約をお願いします。 | 
| 10 | 追加(3回目)接種はどのような順番で行われますか。優先すべき対象者はいますか。 | 2回目の接種完了から5か月以上の間隔をあけて、順次、3回目の接種を受けることができます。なお、重症化リスクが高い方や、重症化リスクが高い方との接触が多い方、職業上の理由などによりウイルス曝露リスクが高い方は、特に接種をお勧めしています。 | 
| 11 | 追加(3回目)接種は無料で受けられますか。 | 初回(1回目・2回目)接種と同様、無料で接種いただけます。 | 
| 12 | 初回(1回目・2回目)接種を海外で受けました。日本で追加(3回目)接種は受けられますか。 | 日本で接種が進められている、ファイザー社(5~11歳用を含む)、武田/モデルナ社、アストラゼネカ社又は武田社(ノババックス)のワクチンを海外で接種した場合、日本で3回目接種を受けることは可能です。 | 
| 13 | 2回目の接種後に引っ越しをしました。接種券は現在住んでいる自治体から送付されますか。 | 2回目の接種完了後、住民票所在地が変更となった場合、追加(3回目)接種用の接種券を取得するためには、申請が必要になります。(一部の市区町村では、申請なしで送付される場合もあります。)お住まいの市区町村にお問い合わせいただくか、コロナワクチンナビで3回目接種用接種券の発行申請を行ってください。 | 
| 14 | 現在11歳です。12歳の誕生日がきたら、追加(3回目)接種は受けられますか。 | 現時点では、3回目接種は12歳以上が対象です。12歳の誕生日の前日から受けられるようになります。 | 
| 15 | 初回(1回目・2回目)接種がまだ受けられていません。追加(3回目)接種が開始されても、初回接種を受けることはできますか。 | 接種が受けられる期間は、令和4年9月30日までです。この期間内であれば、初回接種も受けられます。 | 
【出典・参考】厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
 詳しい情報は、こちら([厚生労働省]新型コロナワクチンQ&A)<外部リンク>を御参照ください。
また、ワクチンの副反応等に関する御相談は、下記の「ワクチン接種専門相談センター」でも対応しています(24時間対応)。

関連資料
厚生労働省 新型コロナワクチン3回目接種がまだお済みでない皆様へ (PDF:736KB)


新型コロナワクチンについて皆さまに知ってほしいこと~追加(3回目)接種篇~ (PDF:5.78MB)
 
 



