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認定薬局

ページ番号:0020501 更新日:2022年4月22日更新

薬局の認定制度について

 改正医薬品医療機器等法の一部が令和3年8月1日から施行され、患者さんが自身に適した薬局を選択できるよう、新たに特定の機能を有する薬局を「地域連携薬局」や「専門医療機関連携薬局」として都道府県知事が認定する制度がはじまりました。

薬局の認定制度がスタートしました

県内の認定薬局一覧

 県内の認定薬局の一覧はこちらです。
 認定薬局一覧(R6.3.15) (PDF:352KB)

認定薬局の概要

 認定薬局には、「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」があります。詳細については、動画「認定薬局について知ろう!」(山口県薬剤師会HP)<外部リンク>をご覧ください。

1 地域連携薬局

 在宅医療への対応や入退院などで療養環境が変わっても、他の医療提供施設との服薬情報の一元的・継続的な情報連携に対応できる薬局です。

地域連携薬局

 具体的な薬局の対応例としては・・・

  • 他の医療機関・薬局との情報連携
    多職種の会議への参加や、医療機関等と薬の情報の連絡をこまめに行い、連携して対応します。
  • 地域の患者への安定的な薬剤の供給
    開店時間外の相談対応や、地域の薬局の薬が不足した際に薬を提供して地域内の薬が安定的に皆さんに届くような対応
    をしています。また、地域包括ケアシステムに詳しい薬剤師が在籍しています。
    ※地域包括ケアシステム:重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、
     住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される体制
  • 在宅医療への対応
    在宅医療への対応経験が豊富な薬剤師が対応します。
  • 利用者に配慮した構造設備(パーティションなど)
    高齢者やプライバシーにも配慮され、薬等の相談が座ってゆっくりできます。

2 専門医療機関連携薬局(まずは「がん」に関するもののみ)

 がんの専門的な薬学管理が必要な利用者に対して、他の医療提供施設との密な連携を行いつつ、より高度な薬学管理や、高い専門性が求められる特殊な調剤に対応できる薬局です。

専門医療機関連携薬局

 具体的な薬局の対応例としては・・・

  • 専門的な薬学的知見に基づく調剤・指導
    開店時間外の相談対応や、地域の薬局でがんの専門的な薬が不足した際に薬を提供して必要な薬が皆さんに届くような対応
    をしています。また、がんの専門的な指導が行える薬剤師が在籍しています。
  • 他の医療機関・薬局との情報連携
    がん専門病院の会議への参加、治療方針の共有等を連携して対応します。また、患者が利用する地域連携薬局等とも連携
    して対応します。
  • 相談しやすい構造設備
    高齢者やプライバシーにも配慮され、薬等の相談が座ってゆっくりできます。

 

認定薬局を受けた薬局について

 地域連携薬局の認定を受けた薬局は地域連携薬局である旨を、専門医療機関連携薬局の認定を受けた薬局は専門医療機関連携薬局である旨を称することができます。
 ※認定を受けていない薬局は、これらの名称(紛らわしい名称を含む。)を称することはできません。

 認定を受けた薬局は、認定証を薬局の見やすい場所に掲示するとともに、「薬局の内側」と「薬局の外側」のそれぞれ見やすい場所に、次の事項を掲示しています。

  1. 地域連携薬局である旨 又は 専門医療機関連携薬局である旨(薬局が受けた認定の種類)
  2. 専門医療機関連携薬局は、認定を受けた傷病の区分(傷病の区分:がん)
  3. 地域連携薬局の機能の説明 又は 専門医療機関連携薬局の機能の説明(薬局が受けた認定薬局の機能)

認定薬局の掲示

 認定薬局を進めるために

 県では、県薬剤師会や地域の薬剤師と連携しながら、「地域連携薬局」や「専門医療機関連携薬局」が増えるよう、患者さんの入退院時の薬の情報を切れ目なく引き継ぐ仕組みづくりやがんに関する専門的な対応などに取り組んでいます。

1 入退院時の連携

 県内の各地域包括支援センターごとに、かかりつけ薬剤師・薬局を持たない患者さんに、退院後に在宅医療や地域連携を担うかかりつけ薬剤師・薬局のマッチングなどを行う「在宅薬事コーディネーター」が活動しています。
 また、「在宅薬事コーディネーター」は、地域の薬局に対し、在宅訪問活動をレベルアップする研修や実地指導を行い、退院後に地域に戻る患者さんに対応できるよう薬剤師・薬局の在宅医療の対応の向上を図っています。

地域連携

2 がんに関する専門的な対応

 山口県は、がん治療の医薬品使用量(外来)が全国で4位(人口比での使用数量)となっています。
 このため、薬局ががん診療を行う医療機関と密に連携して患者さんの治療を支えていく体制づくりや、がんの専門研修により地域内の薬剤師・薬局の対応の向上を図っています。

がん連携

薬局開設者の方へ

 地域連携薬局認定又は専門医療機関連携薬局認定については、以下の内容をご確認ください。

認定薬局の申請書

認定薬局に関する関係通知

その他

 専門医療機関連携薬局に配置する「専門性の認定を受けた薬剤師」について、専門性の認定を行う団体等が公表されました。詳しくは、次の厚生労働省のホームページを御確認ください。
​ 傷病区分に係る専門性の認定を行う団体等の公表について(別ウィンドウ)<外部リンク>

改正医薬品医療機器等法の施行に係る説明会

 標記説明会について、下記のとおりオンラインにて開催しました。
 改正医薬品医療機器等法の施行に係る説明会

 

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