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令和6年度山口県石油コンビナート等総合防災訓練

ページ番号:0280517 更新日:2024年11月22日更新

総合防災訓練
 本県では、山口県石油コンビナート等防災計画に基づき、毎年総合防災訓練を実施しています。
 本年度は、令和6年11月7日(木曜日)に、UBE株式会社宇部ケミカル工場東西地区での災害を想定し、住民避難訓練、陸上訓練及び海上訓練を実施しました。また、陸上訓練に合わせて現地連絡室訓練を行いました。
 計10機関から人員約200人、車両16台、船舶4隻が参加した訓練となりました。

目的

 山口県石油コンビナート等防災計画に基づき、石油コンビナート等特別防災区域に係る災害の発生を想定し、特定事業所等の実態に即した防災訓練を実施することにより、災害時における防災関係機関との連携による防災活動を習熟するとともに、相互間の密接な協力体制の強化を図る。

訓練基本想定

 南海トラフ地震に伴い、宇部市では震度6弱(加速度:200ガル以上)を観測した。この地震により、液化アンモニア(液安)の船積み用タンク払出ノズルから液安が大量に漏洩した。また、漏洩した液安による排水路への流入阻止のため排水エジェクターを停止作業中、余震が発生し、運転員が1 名、階段から転落し負傷した。
 一方、離岸した液安船付近の作業員1名が余震により海中転落した。さらに、損傷した液安船からは燃料油が海上流出した。

今回の訓練の特徴

 ロボット犬、ドローン、AIカメラなど新技術を活用した災害時の情報収集

住民避難訓練

 事業所からの情報を受け、市災害対策本部は宇部警察署、宇部市消防団、新川地区自主防災会と協力し、地域住民を安全な避難場所へ避難誘導

陸上訓練

海上訓練

現地連絡室訓練

 関係機関が発災事業所内の現地連絡室に参集し、事業所から発災状況の情報収集・共有し、対応を協議・調整​

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