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萩看護学校ホームページ/教育方針等

ページ番号:0018938 更新日:2023年4月1日更新

教育方針・沿革・校章・校歌

教育方針

1 教育理念

  • 山口県立萩看護学校は、県内唯一の県立看護師養成所として、「広い視野」「思考する力」「実践する力」を持ち、山口県、北浦地域の保健医療福祉のあらゆる場において必要とされる看護実践者を育成する。
  • 看護基礎教育では、質の高い看護実践者の育成のために、専門分野の学習を深めるとともに職業に必要な倫理観や責任感、豊かな人間性や人権を尊重する意識、看護専門職として生涯にわたり学び続ける自己教育力の育成が求められている。
  • 人口及び疾病構造の変化や、療養の場の多様化をふまえ、社会地域のニーズに即した看護実践者の役割を果たすため、看護専門職として、基礎的な知識・技術・態度を習得し、多職種と連携して保健医療福祉チームに貢献できる人材の育成を理念とする。

2 教育目的 

  • 看護職として必要な知識・技術・態度を教授するとともに、社会における保健医療福祉に貢献できる看護の実践者を育成する。

3 教育目標

  1.  対象の人生観や価値観を尊重し、身体的・精神的・社会的に統合された生活者として理解し、健康でその人らしい生活を支えるための基礎的能力を養う。
  2.  対象の状況を根拠に基づいて、解釈・分析し、必要な看護を実践する基礎的能力を養う。
  3.  対象の生命の尊厳と人権を尊重し、看護師に必要な倫理観に基づいた責任ある行動がとれる基礎的能力を養う。
  4.  看護師の役割と責任を理解し、誠実性・協調性・積極性を身につける。
  5.  地域でのその人らしい生活を支えるための保健医療福祉チームの一員として、多職種と連携・協働できる基礎的能力を養う。
  6.  看護専門職者として、探究心を持ち、主体的に学び続ける基礎的能力を養う。

 

沿革

 平成7年(1995年)1月1日 山口県立萩看護学校 設置
 平成7年(1995年)4月1日 山口県立萩看護学校 開校
 平成7年(1995年)4月1日 専修学校 認可

校章

校章の画像
 本校設立に当たり一般公募し146点の中から最優秀作品として決定しました。広島県甘日市市在住の堀江豊氏によりデザインされたものです。
 HagiとNurseの頭文字「h」「n」をモチーフに、やさしさと豊かな人間性を、「躍動する鳥」と「飛翔する鳥」に託し、組み合わせて表現しています。
 黄色は「萩の夏みかん」、青は「日本海」をイメージしています。

校歌

作詞 斎藤 等
作曲 中島 俊泰

白砂映ゆる 菊ヶ浜
渡る潮風 青き松
海原遙か 燦燦と
真理の光 煌めきて
結ぶ我が 愛の夢
清く貴く 限りなき
生命の讃歌 高らかに
嗚呼青春の 夢清し

秀麗青き 指月山
維新縁の 城下町
花橘の 馥郁と
美しき香り 満ち溢れ
響く我らが 愛の歌
熱く気高く 限りなき
生命の讃歌 誇らかに
嗚呼青春の 夢高し

菊ヶ浜

城下町

学科紹介

第一看護学科 定員1学年40人・全日制

第一看護学科は、主に高等学校を卒業した人が看護師になるために学ぶ課程です。本校では、「自己教育力」に支えられた「広い視野」「思考する力」「実践する力」を身に付けた学生が卒業することを目標としています。教育内容は、3年間で102単位3,030時間の講義と実習を行います。基礎分野は人間を広く深く理解するための科目を学びます。専門基礎分野は人間の体の構造や働き、病気の成り立ちや治療について学びます。専門分野では、基礎看護学をはじめとした成人・老年・小児・母性・精神看護学を学び、看護の統合と実践では、各看護学と地域・在宅看護論の学びを統合して、より実践に近い看護を学びます。実習は、3年間で1,035時間行います。主な実習施設である長門総合病院では、看護師の熱心な指導を受けながら実習を行います。また、北浦地域の特別養護老人ホームや訪問看護ステーションなどでも実習を行います。精神看護学実習では、山口県立こころの医療センターで実習を行います。
学生一人一人が責任をもって行動し、クラスで協力しながら全員が『看護師国家試験合格』の目標を達成できるように教育支援をしています。これは、将来、チーム医療の一員として責任ある行動ができる自律した看護師の基盤を創ります。

教育進度

教育進度

 

1年次

2年次

3年次

基礎分野
(14単位)

講義

論理学、教育学、情報科学、生命と倫理、心理学、社会生活論、健康と運動

看護研究の基礎、社会学、医療英語、文学、人間関係論

文化人類学

専門基礎分野
(22単位)

講義

解剖学、看護形態機能学、生理学、生化学、病理学、病態症候学、微生物学、薬理学総論、栄養学、保健医療論

臨床医学1・2・3・4、薬理学各論、公衆衛生学、社会福祉、関係法規

 

専門分野
(66単位)

講義

看護学概論1・2、基礎看護技術1・2・3・4・5・6、臨床看護総論1・2、コミュニティ論1・2、成人看護学概論、老年看護学概論、小児看護学概論1、母性看護学概論、精神看護学概論1

地域・在宅看護概論、地域・在宅看護援助論1、成人看護援助論1・2・3・4・5、老年看護援助論1・2、小児看護学概論2、小児臨床看護論1、母性看護援助論1・2、精神看護学概論2、精神看護援助論1、看護の統合と実践1・2

地域・在宅看護援助論2・3、老年看護援助論3、小児臨床看護論2、母性看護援助論3、精神看護援助論2、看護の統合と実践3・4

実習

基礎看護学実習1・2、コミュニティ実習

成人・老年看護学実習1・2・3、老年看護学実習

在宅看護論実習、成人・老年看護学実習4、小児看護学実習、母性看護学実習、精神看護学実習、統合実習

第二看護学科 定員1学年25人・昼間定時制

第二看護学科は、准看護師免許を取得した人が看護師になるために学ぶ課程です。働きながら学習ができるように、2年課程のカリキュラムを昼間定時制の3年間で学びます。そのため、多くの学生が、近隣の病院で働きながら学んでいます。
看護師になるために必要な専門知識と技術を習得し、看護の対象状況根拠に基づいて解釈・分析し、必要な看護が実践できる基礎的能力を養うことを目指しています。
教育内容は、3年間で72単位2,170時間の講義・実習を行います。基礎分野では、人間を広く深く理解するための科目を学びます。専門基礎分野では、人間の体の構造や働き、病気の成り立ちや治療について学びます。専門分野では、看護学を学び、看護の統合と実践では、より実践に近い看護を学びます。
実習は、3年間で720時間行います。主な実習施設である萩市内の病院で、看護師の熱心な指導を受けながら実習を行います。また、北浦地域のデイケアセンターや訪問看護ステーションなどでも実習を行います。精神看護学実習では、山口県立こころの医療センターで実習を行います。地域でのその人らしい生活を支えるための保健医療福祉チームの一員として、多職種と連携・協働の実践を学びます。学生が担っている役割を果たしながら、学習と仕事の両立のために責任をもって行動し、クラスで協力しながら全員が『看護師国家試験合格』の目標を達成できるように教育支援をしています。

教育進度

教育進度

 

1年次

2年次

3年次

基礎分野
(10単位)

講義

情報科学、生命と倫理、心理学、医療英語、社会生活論、健康と運動

看護研究の基礎、社会学、文学、人間関係論

 

専門基礎分野
(15単位)

講義

解剖学、生理学、生化学、病理学、病理生理学、微生物学、保健医療論

臨床医学1・2・3・4、薬理学、公衆衛生学

社会福祉、関係法規

専門分野
(47単位)

講義

看護学概論、基礎看護技術1・2・3・4、臨床看護総論、コミュニティ論1・2、成人看護学概論、老年看護学概論、小児看護学概論、母性看護学概論、精神看護学概論

地域・在宅看護概論、地域・在宅看護援助論1、成人看護援助論1・2、老年看護援助論1、小児看護援助論1、母性看護援助論1・2、精神看護援助論1・2

地域・在宅看護援助論2、成人看護援助論3、老年看護援助論2、看護の統合と実践1・2・3・4

実習

基礎看護学実習、コミュニティ実習

成人・老年看護学実習1・2、小児看護学実習

在宅看護論実習、母性看護学実習、精神看護学実習、統合実習