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やまぐち医療関連成長戦略推進協議会・H31年度幹事会の開催概要
やまぐち医療関連成長戦略推進協議会 幹事会を開催しました。
やまぐち医療関連成長戦略推進協議会幹事会を開催しましたので、概要を報告させていただきます。
1 日時
令和元年5月20日(月曜日) 13時30分~14時30分
2 場所
山口グランドホテル(山口市)
3 主な内容
30年度の取組実績、今年度の取組方針のほか、医療関連企業の誘致状況や、これまでの医療関連分野における取組紹介を報告し、その後、意見交換を行いました。今年度の取組方針は異議なく承認され、今後とも、本協議会を中心とした、医療関連分野の産業活性化に向けた取組を推進していくこと等を確認しました。
4 主な次第
- 議事
「やまぐち維新プラン」、「やまぐち産業イノベーション戦略」における医療関連産業の推進の取組について、平成29年度の取組実績について、今年度の取組方針について - 報告
- 医療関連企業の誘致について
- 医療関連分野における取組紹介(山口大学医学部附属病院、山口東京理科大学)
- 意見交換
5 主な意見等
大学
- 新山口駅のライフイノベーションラボについても、行政とも協力していきたいし、個別化医療の推進のためにもAIセンターを活用していきたい
- 医療関連企業への就職希望もあるし、農学部との連携など、医療とバイオで連携も図っていきたいと考えているので、企業はインターンシップの受け入れなどの協力をお願いしたい。
- 医療機器開発や企業誘致など、大学として可能な限り協力していきたい。
医療機関
今ほど、産官学の目標が一致している時期はない。行政の企業誘致、人材の県内定着に向けた取組の推進に向けても大学にはシーズが多くあるので、積極的にアピールしていきたい。
支援機関
中小企業における技術開発や販路開拓について、ニーズとシーズのマッチングを更に強めながら支援していきたい。
医療関連企業
- 今後の開発にあたっては、アンメットニーズをいかに取り込めるか、コンビネーションプロダクト等に係るレギュレーションにいかに対応できるかが重要である。
- 人材育成の面で、データサイエンティストをリクルートしようとしても日本では難しい。是非大学においてデータサイエンティストを育成してもらいたい。また、大学においては、コミュニケーション能力やリーダーシップといった企業の求める人材、欧米人と対等に議論できる人材を育成してほしい。
- メディカルニーズへの対応は、企業単独では困難な時代になっており、企業や産官学の連携が必要である。地元の企業との連携をより深めていきたい。