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光って知らせる反射材

ページ番号:0010075 更新日:2022年4月1日更新

反射材は自動車や自転車、道路標識・道路標示によく使われ、誰もが1度は目にしたことがあるものです。
ウォーキングやジョギングなど、ちょっとした外出時に使うことができるものもあります。反射材の効果を理解して、積極的に活用しましょう!

反射材とは・・・

反射材は、光が当たるとその光源に向かって、光をそのまま反射させる素材です。夜間に歩行者が反射材を着用すると、ドライバーには車のヘッドライトを反射した光がよく光って見え、進行方向にいる歩行者の存在に気がつくことができ、歩行者の交通事故防止につながります。

反射材は種類がいっぱい!

反射材がある時とない時の違いは・・・

夜間、ドライバーにとってはたった一瞬の判断がとても重要となります。
しかし、いくら車のライトを点灯していても、歩行者の姿をすぐに発見することは困難です。
反射材は、サイズは小さくても光を反射して「キラッ!」と光ってくっきり目立つ、存在感の大きい交通事故防止グッズです。
こうした光のアピールが歩行者の早期発見、交通事故防止につながります。

反射材がないとき
反射材があるとき

夜間にドライバーから歩行者が見える距離は・・・

図のように、服装の色の違いや反射材を着用した場合ではドライバーから見える距離はまったく異なります。
時速60kmで乾いた路面を走行している車の停止距離は約44mです。
明るい服装であったとしても、発見できたときには手遅れとなり、交通事故に遭う危険性は高くなります。
しかし、反射材を着用することでより遠い場所から発見することができ、安全性が高くなります。

反射材の見え方

毎月9日は反射材・ハイビーム活用促進の日!

山口県では、薄暮から夜間にかけて、反射材を着用していない横断歩行者が交通死亡事故に遭う傾向が高くなっているため、平成29年4月から毎月9日を反射材・ハイビーム活用促進の日に制定し、反射材の貼付・着用を促進していきます。

スローガン

「ドライバーは、歩行者である自分の姿に気がついている!」と思い込んでいませんか?
ドライバーも夕暮れ・夜間・早朝、悪天候時には視界が悪くなり、ハラハラドキドキしながらハンドルを握っています。
交通事故から身を守るためには、歩行者も「キラッ」と光る反射材を着用して、ドライバーに自分の姿をしっかりアピールすることが大切です!

反射材をより効果的に着用するために

反射材にはいろいろな種類のものがあり、県内のホームセンターなどでも販売されています。
自分の生活スタイルに合ったお気に入りの反射材を持つことで、反射材の着用を習慣化させましょう。
また、使い方次第でより大きな効果を発揮します!

使い方のコツ

  • 小さく使うより、大きく使う(上半身に取り付けるたすきタイプ)
  • 大きく動く場所に取り付ける(手首、足首にリストバンドタイプ)
  • 前後だけでなく、左右から来る車にも見えるように!(くつのサイドにシールタイプ)

(編集 交通企画課)