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夜間の交通事故を防ぐために

ページ番号:0010412 更新日:2022年4月1日更新

光って知らせる反射材!

「ドライバーは歩いている自分の姿に気付いている!」と思いこんでいませんか?

 夕暮れから夜間、早朝は物の形や色が特に見えにくいため、必ずしもドライバーが自分の姿に気付いているとは限りません。
 この時間帯に歩いて外出する時は、明るく目立つ色の服装と反射材を活用するなど、自分の存在をアピールすることが大切です。
 また、道路を横断するときは横断歩道を利用し、渡り終えるまで安全確認することを心がけましょう。

夜間、車のドライバーから歩行者が見える距離

 時速60kmで乾いた路面を走行しているドライバーが歩行者を発見してから車を停止させるまでの距離は約33m必要なため、明るい色の服装であったとしても交通事故に遭う危険性があります。
 これに対し、反射材を着用すればドライバーから見える距離が長くなるため危険が回避でき、安全性が上がります。

反射材の画像1

反射材をつけましょう!

 反射材は、光をはねかえして「キラッ」と光る夜間の交通事故防止に効果的なグッズです。
ゴミ捨てや買い物などちょっとした外出であっても、辺りが暗いときは必ず反射材を身につけ、車のドライバーに自分の姿を早く発見してもらい、交通事故に遭わないようにしましょう。

反射材の画像2

~ハイビーム・ロービーム~ドライバーは車のライトを上手に活用しましょう!

ハイビームの画像1

 ハイビームとロービームの違いは「ライトが照らす範囲(照射範囲)」です。
 図のようにロービームは約40mまで照らすのに対し、ハイビームはなんと約100mまで照らすことができます。
 また、ロービームは対向車のドライバーがまぶしくないように進行方向右側の照らす範囲が制限されているため、右側にいる歩行者の姿は発見しづらくなります。
 ハイビームとロービームのこまめな切り替えを行うことで夜間の歩行者や自転車を早期に発見し、交通事故を未然に防ぎましょう!
※ 他の車両を眩惑させたり、交通の妨げとなるようなライトの使用は事故の原因となります。前車や対向車がいるときは減光しましょう。

ライト切り替えの事故防止効果

 ハイビームとロービームをこまめに切り替えることは、以下のような事故防止効果があります。

  1. ハイビームに切り替えることにより、照射距離が伸びて危険の早期発見に繋がる
  2. ライトをこまめに切り替えることにより、ドライバーの緊張感が保持され、漫然運転や居眠り運転の防止に繋がる
  3. ハイビームを有効に活用することで、歩行者や自転車に対しても車の存在を早く知らせることができる

 「見えない」危険を「見える」安全に!ハイビームを有効に活用しましょう!

ハイビームの画像2

「反射材・ハイビーム活用促進県民運動」推進中!

 夜間における「反射材の着用」と「ハイビームの活用」という意識づけを図る取組を県民総参加の運動として推進しています。

 毎月9日は反射材・ハイビーム活用促進の日!
 スローガン 9(く)っきり目立とう! 9(く)らい道

政府広報オンライン暮らしに役立つ情報
「夕暮れ時に歩行者が死亡する交通事故が多発!この時間帯の交通事故を防ぐには?」
詳しくは暮らしに役立つ情報​<外部リンク>

ハイビームの画像3

(編集 交通企画課)