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薬物情勢

ページ番号:0010557 更新日:2022年4月20日更新

令和3年中の薬物情勢

全国の薬物情勢

  • 薬物事犯検挙人員は、近年横ばいが続く中、令和3年は13,862人と前年からわずかに増加しました。
  • このうち、覚醒剤事犯検挙人員は、近年減少傾向にあり、令和3年においても7,824人と引き続き減少しましたが、大麻事犯検挙人員は、若年層を中心に平成26年以降増加が続き、令和3年も過去最高となった前年を大幅に上回る5,482人となりました。
  • 覚醒剤密輸入事犯検挙件数は、56件と前年より減少する一方で、大麻栽培事犯の検挙人員は近年増加傾向にあり、令和3年は230人となりました。
  • 危険ドラッグ事犯の検挙人員は145人と、前年に引き続き減少しました。

全国の覚醒剤事犯検挙状況

区分     平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
検挙人員

10,113人

9,868人

8,584人 8,471人 7,824人
うち暴力団構成員等 4,751人 4,645人 3,738人 3,577人 3,051人
押収量 (kg) 1,118,1kg 1,138,6kg 2,293.1kg 437.2kg 688.8kg
令和3年中の特徴点
  • 検挙人員は7,824人で、前年に比べ647(7.6%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は3,051人(39.0%)で、前年に比べ526(14.7%)減少
  • 押収量は688.8kgで、前年に比べ251.6kg(57.5%)増加

全国の大麻事犯検挙状況

区分 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
検挙人員

3,008人

3,578人 4,321人 5,034人 5,482人
うち暴力団構成員等 742人 762人 780人 751人 789人
乾燥大麻押収量(kg) 176.3kg 280.4kg 350.2kg 265.1kg 329.7kg
大麻樹脂押収量(kg) 20.7kg 2.9kg 12.8kg 3.4kg 2.1kg
令和3年中の特徴点
  • 検挙人員は5,482人で、前年に比べ448(8.9%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は789人(14.4%)で、前年に比べ38(5.1%)増加
  • 乾燥大麻の押収量は329.7kgで、前年に比べ64.6kg(24.4%)増加

「大麻は違法薬物です。」「大麻 警察庁」ホームページへのリンクです。 <外部リンク>

全国の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区分 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
検挙人員 409人 415人 457人 562人 541人
うち暴力団構成員等 69人 50人 58人 59人 52人
合成麻薬押収量(錠) 3,181錠 12,303錠 73,935錠 90,322錠 54,204錠
令和3年中の特徴点
  • 検挙人員は541人で、前年に比べ21人(3.7%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は52人(9.6%)で、前年に比べ7人(11.9%)減少
  • 合成麻薬押収量は54,204錠で、前年に比べ36,118錠(40%)減少

全国の薬物密輸入事犯検挙状況(検挙人員)

区分 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
覚醒剤 153人 157人 333人 114人 83人
大麻 67人 63人 80人 53人 81人
麻薬・向精神薬 69人 92人 85人 68人 103人
令和3年中の特徴点
  • 覚醒剤密輸入事犯の検挙人員は83人で、前年に比べ31(27.2%)減少
  • 大麻密輸入事犯の検挙人員は81人で、前年に比べ28(52.8%)増加
  • 麻薬・向精神薬密輸入事犯の検挙人員は103人で、前年に比べ35(51.5%)増加

山口県の薬物情勢

  • 覚醒剤事犯の検挙人員は、近年横ばい状態が続く中、令和3年中は51人と減少しましたが、暴力団構成員等の検挙人員が35.3%を占めています。
  • 大麻事犯の検挙人員は平成以降で最多の24人となりました。

山口県の覚醒剤検挙状況

区分 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
検挙人員 80人 77人 77人 58人 51人
うち暴力団構成員等 25人 24人 24人 24人 18人
押収量 (g) 45.0g 978.0g 16.4g 18.8g 15.4g
令和3年中の特徴点
  • 検挙人員は51人で、前年に比べ7(12.1%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は18人で、前年に比べ6人(25%)減少
  • 押収量は15.4gで、前年に比べ3.4g(18.1%)減少

山口県の大麻事犯検挙状況

区分 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
検挙人員 10人 8人 4人 15人 24人
乾燥大麻押収量(g) 306.1g 33.1g

116.0g

224.0g 415.8g
大麻草押収量(本) 0 0 20 12本 34本
令和3年中の特徴点
  • 検挙人員は24人で、前年に比べ9人(60%)増加
  • 乾燥大麻の押収量は415.8gで、前年に比べ191.8g(86%)増加
  • 大麻草の押収量は34で、前年に比べ22本増加

山口県の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区分 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年
検挙人員 1人 3人 4人 2人 1人
麻薬押収量(g) 1.4g 0.1g 0 0 0
麻薬押収量(錠) 0 1 105 0 0
向精神薬(錠) 0 0 0 2,829錠

0

令和3年中の特徴点
  • 検挙人員は1で、前年に比べ1人(50%)減少
  • 麻薬・向精神薬の押収はなかった。

主な薬物

区分 一般名 俗名 薬理作用 形状
覚醒剤 メタンフェタミン
アンフェタミン
及びその塩類
シャブ
S(エス)
ヤーバー(錠剤型)
 依存性が強く、乱用を続けると中枢神経に異常をきたし、幻想や妄想に襲われる。
 また、頬がこけ、歯が抜けるなど身体への影響も大きく、大量摂取すると、急性中毒により死に至る場合もある。

覚醒剤
パケ

錠剤型覚醒剤​
錠剤

大麻 乾燥大麻
大麻樹脂
液体大麻
マリファナ
ハシッシュ
ハシッシュオイル
 感覚が過敏になり、変調を来したり、感情が不安定になるため、興奮状態に陥り、幻覚や妄想等に襲われる。
 また、何もやる気のない状態となる 「無動機症候群」に陥ることもある。

乾燥大麻
乾燥大麻の画像

大麻樹脂​
大麻樹脂の画像

合成麻薬 MDMA エクスタシー
バツ
タマ
 視覚、聴覚を変化させ、その乱用は、不安や不眠等をもたらす。
 また、強い精神的依存性があり、乱用によって錯乱状態に陥ることがあり、特に脳機能への悪影響が指摘されている。
合成麻薬の画像

危険ドラッグの現状

《危険ドラッグ》

  • 覚醒剤、大麻、麻薬等の規制された薬物の化学構造に似せて作られた薬物
  • 旧薬事法、新法(医薬品医療機器等法)で、2,405物質を指定薬物として規制、
    麻薬取締法として麻薬221物質を規制 (令和4年3月19日現在)
  • 旧薬事法改正により、平成26年4月1日から指定薬物の「所持」「使用」を禁止、罰則を規定

《危険ドラッグのもつ危険性》

  • 接種方法~吸引、吸煙、嚥下、注射
  • 症状~意識障害、意識酩酊、痙攣、呼吸困難等を引き起こし、死亡に至るケースも多数

《危険ドラッグ関連事件検挙【令和3年中・全国】》

  医薬品医療
機器等法違反
麻向法違反 交通関連違反 その他 総計
事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員
全国 103事件 111人 30事件 34人 0 0 0 0 133事件 145人

 ※危険ドラッグの検挙事件数・人員は、実務統計(警察庁において調査等により集計する数値)です。

(編集 組織犯罪対策課)